心理セラピストのひとりごと

『象徴的イメージ統合療法』という心理療法を行っています。日々の中で感じたことを書いていこうと思います。

私たちの国、日本の未来には「希望」がある!!

2024年03月06日 | 思うこと


このブログの投稿は大変久しぶりになります。昨年からゆっくりと自分のペースを味わうということを大切にしています。


 
今回の記事を書こうと思ったのは、今多くの人が「未来への希望をなくしている」と感じているからです。特に若い世代にそれが顕著だと感じています。『日本、シネ!』というようなコメントもネット上で目にすることもあります。希望をなくす気持ちになるのもよく分かりますが、自分の国を誇れないことはとても悲しいことだと思うのです。



ただここには、人がそういう思いになるような情報が数多く流布されていることも一因だと感じます。昔ある戦争体験者の人の本を読みましたが、その人の話が近年ネットのニュース記事で紹介されているものを見ました。本に書かれていたことと大筋は同じでしたが、明らかに大事なテーマに関わることのニュアンスが変えられていて、『日本は悪い国だ』という論調が強調されていて驚きました。裏には、様々な意図、思惑があることを感じました。私たちはそういうものに引っ張られ、洗脳されないように、頭と心をクリアーにして本質を見極められるようになることは大切なことだと再確認しました。



さて、ちょっと暗い話からになりますが、日本での死因ランキングを調べると、最新2023年のデータでは、男性は10~44歳、女性は10~34歳までの死因の一位が「自殺」でした。これはコロナの影響もあると思いますが、大変にショックでした。



それから、最新2022年度のデータですが、18歳未満の子どもが親などの保護者から虐待を受けたとして全国232か所の児童相談所が相談を受けて対応した件数は、21万9170件でした。統計を取り始めた1990年度から32年連続で増えていて、前年度より1万1,510件増加して過去最多の件数です。内容別では、子供の前で家族に暴力を振るうなどの「心理的虐待」が最も多く、12万9484件と、前の年度から4700件余り増え、全体のおよそ59.1%を占めています。次いで、殴るなどの暴行を加える「身体的虐待」が5万1679件で全体の23.6%、育児を放棄する「ネグレクト」が3万5556件で全体の16.2%、「性的虐待」が2451件で全体の1.1%でした。驚きの数字です。相談をした件数ですから、実数はもっともっと多いと思います。



また、最近のアニメや漫画の表現がひどくて、気分が悪くなるようなかなりグロテスクな描写がものすごく多いことにも驚いています。ホラー映画も作品数が大変に増えていて、当然のことのように市民権を得ている感があります。その表現もアニメや漫画と同じで、かなりのグロテスクなもので、観るだけで精神に破壊的ダメージを与えるようなものもあるように感じています。これは、観る人(需要)が多いから、制作(供給)されるのですが、どうしてここまで観る人、需要が増えているのだろうか?と思わずにはいられません。



「自殺者数」、「児童虐待数」も含めて、一体何が根底にあるのでしょうか?



ここには明確な理由があると感じています。私は昭和30年代の後半に生まれましたが、子供の頃には高度経済成長が始まっていて、今から比べると不便なことがたくさんありました。でも、未来への希望はみんなが持っていた時代でした。今はみんなに未来への希望が失われているのだと感じます。今の国の運営を見ていてもそうなるのは当然のことだと思います。未来への希望も失っているし、若い世代は物質的には満たされる状況にあっても、親は忙しくしっかりと心に向き合ってもらえないので、心の安定がなく「悲しみ」や「怒り」などの感情も受け入れてもらえずに抑圧され、そこから派生した「不安と怖れ」が強くなっているという傾向にあると感じています。これが『トラウマ』です。そして、心に向き合ってもらえず「不安と怖れ」を抱えたままその上に、若い世代は学校ではターゲットを替えていくいじめが行われていることも、この「不安と怖れ」を強めることになった一因だと思います。



グロテスクにつきましては、「不安と怖れ」が強くなると、自分の内側はそれでいっぱい満たされているので、同じような波動のものに惹かれやすくなります。だから、グロテスクな表現に惹かれるということは、その人の中に同じようなものがあるということになります。そうやって、同じものに触れることで、ストレスを発散させようとする人もいますし、同時に意識の深いところで「それはあってもいいものだ」と安心する人もいますし、「自分はこれほど悪い状況ではない」と思って安心しようとする人もいます。



自殺につきましては、自己価値感が低いまま、自分の存在理由を感じられなくなり、(衝動的にも)その行為を実行してしまわれたのだと思います。お辛かったことと思いますが、大変残念なことです。



児童虐待につきましては、ほとんど100%の確率で、親自身が自分の親からその同じやり方をされていたことが原因です。自分が親からそうされても我慢するしかなかった人が、余裕がなくなった時に、子供が我慢しなかったり、言うことを聞かなかったりすると、「私も我慢してきたのだから、あなたも我慢しなさい!」という思いで、自分がされた同じやり方で虐待行為におよんでしまいます。これは、親の子供の頃から我慢してきた「怒り」が出てしまっているのです。抑圧してきた「怒り」の感情があふれ出したという形です。



・・・・・・冒頭から暗い話ばかりで、ごめんなさい。



人間は「感情」を持った生き物です。「不安と怖れ」が強くなってしまうと、脳の生存本能のスイッチが入りっぱなしになり、脳は「周りには危険なものがいっぱいだ」と過剰に感じるようになって、生きることが「自分を安定させること」、「自分の身を守ること」だけに終始するようになってしまいます。今の多くの政治家や官僚の人たちは、そういう象徴的な存在だと思います。一見無いように見えたとしても実は、心の内に「不安と怖れ」があるから、「地位、名誉、お金というもので、必死になって心を安心、安定させようとしている」のですが、残念ながら、それではほんとうの安心を得ることは出来ません。



国の運営に関して重要な役割を担っているこの人たちが変われば、日本という国はすぐによりよい国になるのに・・・。



なぜそう言うかというと、このブログで何度か書いていますが、日本には近海(特に日本海側、また和歌山県沖)に採取しやすい表層型の「メタンハイドレート」という燃料資源がたくさんあることがわかってきています。今、トヨタ自動車は水素エンジン自動車を開発していますが、メタンハイドレートからは「水素」も採れます。



それから、小笠原諸島・南鳥島沖には、「レアメタル」(レアアースをはじめとする稀少金属)がたくさん埋蔵されていることも分かっています。経済産業省は「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、安定供給の確保が政策的に重要」なものとしています。レアメタルは、「産業のビタミン」と言われるぐらい、自動車や家電、パソコン、スマートフォンなどの精密機器や発電施設の製造などに不可欠なものです。その重要なものを日本は中国から58%輸入(2020年)していますし、すべて外国からの輸入に頼っています。世界的に見ても、この稀少なレアメタルの生産量、埋蔵量ともに中国が大きなシェアを占めています。このレアメタルが南鳥島沖には230年分以上の埋蔵量があることが分かっていて、今はその採取方法も確立されつつあるようです。



「日本は資源のない国」と言われ続けてきましたが、実は「資源大国」だったのです。自前資源で国を発展させることが出来るのです!!
(メタンハイドレートに関しては、ネットで検索してみると「使えない」など否定的な意見が出てきますが、現に日本海側の表層型のメタンハイドレートを発見した本人である東京海洋大学准教授、独立総合研究所社長の青山千春さんと一緒に私財を投入して調査・研究してきたその伴侶である参議院議員の青山繁晴さんの活動により、経済産業省はメタンハイドレートの本格的な実用化に向けて、2027年に民間が主導する商業化に向けたプロジェクトを開始すると発表しています)


以下のような動画もありますのでよろしければご覧下さい。
★青山繁晴国会質疑㉗「経済産業委員会」メタンハイドレート進捗状況について『2027年度商業化目指す』~令和3年4月6日 39:29


本では、青山千春さんがメタンハイドレート発見の経緯や進展状況をたのしく書いている以下の書籍があります。
★『「女よ! 大志を抱け」 ワニブックス』


千春さんが話している動画では以下のものがあります。19分20秒頃から見て下さい。千春さんは個性的ですが、明るくかわいらしい方です。
★【Front Japan 桜】青山千春~自前資源「メタンハイドレート」は今どうなっているのか?その他の海洋資源は?[桜R6/2/9] 本編51:40



さらに、もっと身近なところからも大きな希望を持てる話もあります。それは、私たちが日常で行っている物を買ってお金を払う時やすべての決済行為時に、0.3%の税金をかけるという「決済税」を導入すると、この決済税だけで、年間140兆円の税収が見込まれるということです。2023年の税収は69兆4400億円ですから、その倍の税収が決済税だけで上げられることになります。0.3%ですから、千円で3円、一万円で30円、十万円で300円です。



また、国の借金として扱われている国債などの公債金等も入れた2023年の歳入額(国家予算)は114兆3812億円ですので、決済税だけで国家予算を25兆6188億円も超えることになります。そうすると、今現在国民や企業が払っているすべての税金(所得税、法人税、消費税、相続税、住民税、固定資産税等々…)をもう払う必要が無くなります。健康保険料も無料にできます。



この決済税を導入する前提には、中央銀行デジタル通貨(SBDC)の導入と量子コンピューターの完成が必要となりますが、中央銀行デジタル通貨は世界中でその導入のための調査、研究が着々と進められていますし、量子コンピューターは完成に向けて開発されています。国内では、理化学研究所が初号機を作り2023年3月から完全実用化に向けた開発をしています。
(決済税のことは、前述の青山繁晴さんが以前から話しています。以下の動画でも話されていますので、よろしければご覧下さい。ちなみに、青山さんは今年秋に開かれる予定の自由民主党の総裁選に出馬されます)

★日本初「野心なき総理」誕生へ!自民党・青山繁晴の”総裁選挙勝利への戦略”とは?|第271回 選挙ドットコムちゃんねる #3 13:48


★安倍晋三さんと相談!青山繁晴が総理大臣になったら経済革命政権!決済税導入!#参院選2022 9:15



ただし、決済税導入には一番の障害があります。それは国税庁と財務省の存在です。なぜなら、税金がなくなるのですから、この両省庁ともにその存在意義がまったく変わってしまいますから、大きな圧力をかけてくることは必然です。今でも税金、お金の流れ、しいては日本を牛耳っているのは財務省です。(さらに奥で牛耳っているのはアメリカですが)



ここにも根源的には心の問題が潜んでいるだけです。省庁の官僚の人たちの心には「不安と怖れ」が処理されないままあり、それによって脳の生存本能が過剰に働いて、日本や日本国民のことは考えずに、自分の身を守るために「とにかく自分の地位が上がっていけばいい」、「とにかく自分のお金が増えればいい」という思いが発動して自己保身に走っています。でもこれは生存本能の過剰活動が原因ですから、彼らを責めたり、否定するつもりはありません。人間はみんな、「不安と怖れ」を処理しないまま、見ないように心の奥に隠していると、そうなってしまう生き物であるだけです。激しい場合には、例え人間であっても、生存本能が超過剰活動をすると、まるで「獣」のような状態になってしまいます。



では、「脳の生存本能からの自己保身がなくなるように、手っ取り早くとにかく脳を安定させればいいのではないか」という意見もあると思います。今、ネドじゅんさんという方がこの辺りの効果的な方法を広げられています。私はこのやり方は理にかなったいいやり方だと思っています。彼女が進めている「エレベーター呼吸」は有効です。簡単に言うと、腹式呼吸です。腹式呼吸では横隔膜を動かすことになり、横隔膜を動かすと、不安や怖れを感じにくくなるという身体構造上の性質が人間にはあります。また、ネドじゅんさんは左脳の思考を止めることに重きを置いています。今流行っている脳科学的な手法なども過剰に働いている思考を黙らせるとか書き換えるということを行っています。ネドじゅんさんは、「左脳は感情につながっているので、左脳の思考が止まれば右脳が優位になって悟りの状態になる」という風におっしゃっています。



私の理論では少し違っていて、「不安と怖れ」などの「ネガティブな感情」があるから「左脳」が優位になってしまうので、根源的な癒しを行うためには、ネガティブな感情の方を処理することが重要なことであると感じています。医学的にも、「出血や炎症を起こしている痛みの原因があるのに、痛みだけを取っても根本治療にはならない」ことと同じです。痛みは必要だから出ていて、その奥には根本となっている何かの病原・病巣があることを教えてくれているのです。



しかしながら感情というものにおいては、自分のネガティブな感情に焦点を当てるのは「嫌」とか「怖い」と感じている人はとても多いですので、脳科学的なやり方やネドじゅんさんのやり方はそういった方々にも合っていると思います。



それでも私自身は、根源を扱うことが私の使命だと感じていますし、その方が人間の根源的な解放が起きることが27年間の心理セラピー現場での体験から分かっていますので、「象徴的イメージ統合療法」という心理セラピーを今も行っています。



「不安と怖れ」というネガティブな感情を隠すのではなく、ありのままその存在を自分自身で受けとめていくと(ここはある技術が必要になるのですが)、驚くことにそれは、今まで一度も味わったことがないような「深い安心感」へと自然に変容していきます。「深い安心感」が出てくれば、脳の生存本能は通常の働き方に戻り、それによって人は、自分の身を守るためだけの行動を自然にとらなくなる、安心しているのでとらなくてもよくなります。そうすれば、アドラー心理学でいう「共同体感覚」は元々人間の中にあるものなので、それが自然な形で発露してきます。『人間は本来みんな、素晴らしい光の存在』なのです。
※共同体感覚とは、他者信頼、自己信頼、所属感(居場所がある)という思いを感じて、人間が全体の一部であること、全体とともに生きていることを実感し全体を意識しながら行動しようとする思い、感覚のこと。



結局、私たちの多くが子供の頃に、親(特に母親)から自分の心が満足するようなやり方、接し方での愛情をもらえませんでした(母親には必ず愛情があるのですが)。もらえなかったからしようがないと、脳では決着をつけたと思っています。でも実は自分では気づかないまま、そのもらえなかったものを大人になった今も飢餓感を感じながら、どこかから、何かから少しでももらおうとしているのです。これが私たちの生きづらさの根本原因であり、これが誰の中にもある「承認欲求」の根元にあるものであり、これが私たちがいつまでも「調和と共生」に向かえない根源的理由です。



私は私たちの心に「深い安心感」が発露して定着すれば、調和と共生の中で日本は自然によりよくなっていくことを確信しています。



日本は資源大国です。また、この国をほんとうによりよくしようとしている国会議員や官僚はいます。色んな意見があると思いますが、私は生存本能が過剰活動している国会議員や官僚だけではなく、私たちみんなが元々持っている「深い安心感」を心の内に発露させ、「みんなで共にしあわせになる」ことに意識が向きさえすれば、この国はみるみるうちによりよい国になると感じています。現に、日本にはもうすでに、大きな「希望」となるものが存在しています!!



私も自分自身の内側に向き合いながら、心から祈ります。
人と社会、日本と世界、地球全体がよりよくなり、すべての命が調和し共生した、地上天国が実現されますように。


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2024年を迎えて

2024年01月01日 | お知らせ
新年あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます



いよいよ古いものが壊れていき、新しいものが立ち現れる時が始まりました。

その流れに乗るには、まず自分自身の内側の古いものを壊し、生まれ持った本来の本質的な自分を取り戻すことが先決です。

人と社会、日本と世界、地球と宇宙全体が平安でありますように
                                      令和六年 元旦 早朝


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最近の実例~心からの思いは実現する

2023年05月21日 | こころのこと


「思いは実現する」ということは、今まで色んな人が説明されています。古くはナポレオン・ヒルという人が著書『思考は現実化する』を出版しています。1937年のことです。



昨年亡くなられた、京セラや現KDDIを創業し、その後JALを再建するなど日本経済に大きく貢献された稲盛和夫さんは、『生きる力』という著書の中で『心の中に抱く「思い」は人の運命を作る。多くの人々が大切だと信じる「考える」ことよりも、「思う」ことの方がはるかに大事である。』『「思い」は必ず実現する。ただし、「思い」は「信念」や「胆識」とも呼べるほど強烈なものにしなければならない。「思い」に秘められた偉大な力を信じて邁進すれば、すべてのことは必ず実現する。』(以上要約)と述べられています。



私自身は、「思い」には「頭の思い(言い分)」と「心の思い(言い分)」の二つがあると感じています。この二つの思い(言い分)が完全に一致したときに「思いは実現する」と実感しています。



セッションの時によく説明していることがあります。頭で『幸せになりたい。なるぞ!』と思っていても、心の奥では『私は幸せになれない』と感じていると、「信念」とも呼べる強い思いは「感情」を伴う心の方から発生するので、現実化して実現するのは、心の方で感じている『幸せになれない』という「思い」なのです。



私自身も頭と心の言い分が一致したときに、思いが実現するという体験を今までたくさん経験してきています。その中には「奇跡」と思えるようなこともありました。



ここでは、最近の二人のクライアントさんの「心からの思いは実現する」という体験例をご紹介します。



一人目(女性)の方の体験例です。この方は、人から受け入れられやすい感じの方で、あちこちから『うちで働かないか』と声をかけてもらえるようです。しかし、今まで働いていたところでは、最初は良いのですが次第に「下に見られて大事にされなくなる」ことがいつも必ず起こるということでした。



セッションでご自分の内側を感じていってもらうと、気づいてこれられたのは『私には価値がない』という「思い」でした。さらに、子供の頃からお母さんにいつも抑えられてきて『自分は人よりも下の人間』という思い込みを持たざるを得なかったようでした。



そして、お母さんからの抑えられ方があまりに激しかったので、強い『悲しさ』『苦しさ』と『大事にされなくなるのが怖い』という「感情」をずっと持ち続けてこられました。



この方の雰囲気で自分のままでいれば、自然にどんどんと周りから受け入れられ、大事にされていくのですが、この「思い」があることで、『下に見られて大事にされなくなる』ということがいつも何度も現実化していることに気づかれました。そうやって、頭も心もこの思いで一致していたのでした。



また、母親からのそういう扱われ方がずっと続いたので、いつしか『上に立たれるのは嫌だけど、下にいる方が楽』という「思い」が出てきて、無意識に自分から下の立場になるようにもしていたことに気づかれました。



結局、稲盛さんのおっしゃる「思い」を「信念」と呼べる強烈なものにするというのとは違い、『悲しい』『怖い』というネガティブな「感情」は強いものなので、これが自然に「信念」となって現実化する強さが明らかに増すのだと感じています。



最初に自分の中に、どのような「思い」と「感情」がインプットされたかが大きいのです



これぐらい、「思い」とその奥にある「感情」が良くも悪くも現実化させるということが、この実例で改めてよくわかります。



次に、もう一人の方(男性)の体験例です。この方は外国の人とつながって大きく事業をされています。中心になっているその外国の方が来日してセミナーを開催することになりましたが、それにかかる経費を全て日本側が負担しないといけなくなったそうです。



日程が間近に迫ってもセミナーの申し込み人数が増えなくて悩んでいるときにセッションを受けて下さいました。その中でわかってきたものは『お金がなくなって貧乏になって、すごく苦しくなる怖れ』という思い込みを持たれていることでした。



深い根源的な癒し方にはここでは触れませんが、興味深いことに、そこに気づいて癒すことができた翌日から急にセミナーの申し込みがどんどんと増えて、多額の売り上げが上がりセミナーは大成功に終わったそうです。



そしてこの方にはもう一つ思い込みがありました。子供の頃にやりたいスポーツをさせてもらったのですが、その競技はかなりお金がかかるものだったので、『自分が好きなことをしてお金をなくして親を苦しめた』という『強い罪悪感』をそこから持たれていました。



これがあるので、自分が本来負担しなくても良いお金を負担することになったり、自分のせいではないことの後処理をしないといけなくなるという、他人の責任を負うような立場に立たされてきた、その根源の理由もわかりました。



『お金がなくなる怖れ』がお金が足りないと感じる現実を作り出し、『自分が好きなことをして、親のお金をなくした罪悪感』が自分を罰するように他人の責任も背負うという現実を作り出していたのでした。



「感情」によって強化された思い込み・観念はその強さに比例して、良くも悪くもそれにぴったり合った現実を引き寄せ(自分からも選び)実現させるのです。



頭、思考は動かしやすく処理しやすいのですが、「感情」ほど後々まで影響を与え続けるものはありません。



見えることも見えないことも、すべてのことはほんとうは私たち自身が動かしているのであり、実は私たちの中に全てが存在していたのです。



多くの人が自分が望む心からのより良い思いを持ち、より良い現実、より良い世界を創り出していけられることを願っています。
そのためには、まず私自身が大きく深いより良い思いを持ち、頭と心を一致させていこうと思っています(^_^)


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「光」に直結する入り口は、「闇」と見えるものの中にあった

2023年05月04日 | 思うこと


今、私たちが深く広く拡大しさらに成長していくことが必要な時が来ていると感じています。


では、さらに拡大成長していくためには何が必要なのでしょうか?


それは「知識の習得」でしょうか?「承認を得る」ことでしょうか?あるいは「人間性の向上」でしょうか?


必要とすると感じるものは人によって様々だと思います。そこには、その人が何を大切にして生きているかという「人生観」の違いにもよると思います。


私自身は、それは外側から満たすのではなく、自分の内側で完結することだと感じます。それは、「ありのままの自分を受け入れ、愛すること」だと感じています。それが自分を深め、拡大し、さらに成長していくために必要なものと思うのです。


私は自分をもっと深く広く拡大させて、成長していきたいと強く強く思っていることをつい最近も感じました。それは「今の自分ではダメだから違うものに成る」というのではなく、そうやって成長することがただただ楽しくとてもわくわく感じるのです。


結局、私が行っている象徴的イメージ統合療法~インナーチャイルド療法はそのための手法であり、今でも私がセラピストとしてその手法を使っているということは、それだけ自分が「深く広くさらに成長する」ことを求めているし、それが大切だと感じているからなのだと思います。


かつてキリスト(受膏者)と呼ばれたナザレのイエスが言われました。「自分を愛するように、隣人を愛しなさい」と。私はキリスト教をはじめどの宗教にも関わりがありませんが、子供の頃に「ベン・ハー」という映画を見てからイエス・キリストが好きになりました。聖書も読んだことはありませんが、なぜかこの言葉だけは心に深く刻まれています。


でも子供の頃から大人になるまでも、この言葉から感じていたのは、「隣人を愛することが大切なことなのだ」ということでした。しかし、今こうやって改めて感じてみると、まず最初にあるのは「自分を愛するように」と、「自分を愛していること」が大前提になっていることに今更ながら新鮮な驚きを感じます。


では、この「自分を愛する」とはどういう状態なのでしょうか?


私自身はそれが「ありのままの自分を受け入れる」ことだと感じています。人間には生存本能があるが故に、「善」と感じるものも「悪」と感じるものも、「光」も「闇」も、そういう相反する両極のものを持っています。それは「ポジティブ」と「ネガティブ」、「+」と「-」という表現の方が受け取りやすいと感じる人もいるでしょう。


磁場というものでいえば「N」と「S」に当たります。地球にはN極とS極の2つの極があり、それが「N」だけとか「S」だけになってしまうと、磁場が乱れ宇宙の強力な放射線が地上に降り注いで命の危険に及びます。電場というものでいえば、「+」と「-」に当たります。電池が「+」だけとか「-」だけになってしまうと、電気の流れは発生せず使い物になりません。


このように、地球は2極で構成されていますので、この相反する2つのものを1つだけにしてしまうとバランスは崩れ去ります。性別の「男」と「女」もそうですが、1つの性だけになると自然な状態で生命が誕生することはもうなくなります。


私たちの人間の誰の内側にも相反する2つのものが必ず存在しています。この2つを「ありのまま受け入れる」ことで初めて、「ありのままの自分を愛する」ことにつながっていきます。


自分をありのまま受け入れて愛した人は、他の人をありのまま受け入れ愛することが自然にできます。


イエスはそうすることで、「人間が(地球での)輪廻転生を終わらせることができる」ということを教えてくれたのだと深く感じています。


そして、自分をありのまま受け入れ愛する時には、人間の「感情」がその触媒となります。インナーチャイルド療法で幼少期の自分を癒す時には、ポジティブな「うれしい」という感情も、ネガティブな「悲しい」という感情も、この相反する2つの「感情」をありのまま受け入れます。


面白いことに、ネガティブと思われている「悲しい」をありのまま感じていくと、その感情に共感する思いが猛烈に出てきて自然に受け入れてしまいます。そうすることで、自分を深く愛する思いも自然に湧き上がってきます。


もっというと、「ネガティブ」をありのまま受け入れた時にこそ、自分を深く愛する思いが出て、そして得も言われぬ深い安心感、幸福感に包まれます。


「闇(ネガティブ)」が本質的な「光(ポジティブ)」に変容していきます。


そのために人間は自然にネガティブな感情も感じるようになっているということに、セラピーの仕事をしたからこそ気づきました。「善」「光」「+」「N」「ポジティブ」だけでは不完全で、「悪」「闇」「-」「S」「ネガティブ」が必要なのでした。


「光」と「闇」の相反する2つの統合こそが人類を自由にし、さらに成長させるものだったのです。


しかし、多くの人がネガティブな感情は「悪」とか「闇」と思い忌み嫌い、肌触りの良い「ポジティブ」だけに偏るのですが、肌触りの悪い「ネガティブ」がなければ「統合(インテグレート)」は起こりません。


日々生起する出来事やその事柄からの心、感情の動きも、視野を広げそれにはまり込まず、囚われずありのまま「客観視」することで、その奥にある2つのものが自然に見(観)えてきます。


自分の内側のことだけでなく、何事においても「力を抜いてリラックスしながら、ありのまま全体を客観的に見る」と良いですよ(^_^)


そのためのコツは、「俯瞰」して見るのではなく、地に足をつけたまま(そういう感じのまま)後ろに引いて「客観視」することです。


不思議なことに、ポジティブだけに居ようとした時よりも、逆にあなたの心には安心と平安が取り戻されていきます。


今、大切な時・・・。


私も含め人類がよりよく変容していきますように。


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ガジュマルの木

2023年03月29日 | ひとりごと


姪の結婚式で、初めて沖縄に行きました。

本州とは違う沖縄の植物、植生に触れて、なんだかとっても癒されました(*^_^*)

ガジュマルの木、大好きになりました♥



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地球をよりよくする究極の方法

2022年09月30日 | こころのこと



今回の記事のタイトルは、たかが心理セラピストが「なんて大きなテーマを語ろうとしているんだ」と思われるかも知れません。



でも、心理セラピストだからこそ、このテーマを語ることができると今思っています。



この仕事を始めて25年と半年ほどになろうとしています。この期間にほんとうにたくさんのクライアントさんが心地よく自分を生きられるようになっていかれました。



その楽になられた方々の心の癒しのパターンには、一定の法則がありました。これは私自身も含めて全員が同じパターンでした。大変厳しい環境で強いトラウマを負ってしまったクライアントさんも同じでした。



できるだけわかりやすく書いていきたいと思いますが、まずは人が自分を生きられなくなるパターン、そこから説明していきましょう。それは簡単にいうと以下のような流れになります。



①人間は子供の頃の家庭環境の中で親や家族からの言動、扱われ方で傷つき、その傷ついた時の「感覚」をまるで刻印するように「脳」に残す。また、その時に感じた「感情」は感じると辛くなるばかりなので感じないように「心」に押さえ込んで抑圧してしまう。

その過去の「感覚」は脳に残っているだけなので、意識して出来るだけ焦点を当てないようにしたり、「感覚」を脳科学的手法によって書き換えることで影響を軽くすることは出来る。しかし、過去の「感情」は、誰しも経験があるように「感情」というものは心を大きく波立てざわつかせ、場合によっては人生を大きく翻弄するほど、そのエネルギーは非常に強いものなので、いくら頭で焦点が当たらないようにしても心の奥に抑圧しても、そのエネルギーの影響を隠し切ることは出来ない。

ただ、その影響を受けていても、それは子供の頃(生まれた時、あるいは物心ついて)からの「感覚」や「感情」でそれにもう慣れ親しんでしまっていて、その人の中では普通のことになっているので自分では気づかない(気づけない)ようになっている。




②特に、そういった過去からの「感情」を抑圧することで、それにより「不安と怖れ」(や「悲しみ」)という「感情」が心の奥底に巣食い、それが脳の生存本能を過剰に活発化させてしまいスイッチが入りっぱなしになって、無意識の内に生きるということが「いかに自分の身を守るか」ということに終始するようになってしまう。



③そのために、自己価値観を下げたまま、『とにかく心が不安定にならないようにするために生きる』、『(お金は現代ではないと生きていけない大切なものであるが)どこかでお金さえあればしあわせになれると思いお金を中心に物事を考える』などのように過剰に「不安や怖れ」を避けるためだけの思考形態にはまってしまう。

そうすると、安心を土台とした、生まれ持った自分独自の個性を発揮したありのままの自分を生きるということもできなくなってしまう。




この③の流れは、多かれ少なかれ、気づいても気づかなくても現代人はみんなここにはまっていると思います。こういった「不安と怖れ」に誘発された防衛本能を基にした考え方が強くなることで、本来のありのままの自然な状態ではなくなります。また、広い視野で物事を見ることや自分の深い思いを感じることができなくなって洗脳も受けやすくなってしまいます。



そして、この防衛本能の思考が過剰になっていくと、バランスを失った状態で「今だけが楽しければいい」、「自分の身だけ守れて安心できればいい」、「とにかくお金だけがあればいい」などという思いが出てきます。さらにそれが激しくなってしまうと、人心を陥れたり、犯罪を犯したり、争ったり、しいては戦争を起こしたりするようになります。これが社会や国及び世界が乱れる根本的な原因です。



今の世界は、それが高じて『自然環境や自然の摂理などを考慮することがなく、利己的な利便性やお金だけを重視したやりたい放題で地球環境を破壊する』という地球にまで影響を与える現状に陥っています。



しかしながら、私はなぜか最近よく思うのです。本来人間というものはそのような存在なのだろうか?と…。



いえ………、私たちは元々はもっと精神性の高い存在であったはずだと感じるのです。



セラピーで②までのパターンを深く癒した人は、ほんとうに同じ人なのかと思うぐらいそれまでとは違う心地のよい自分らしい生き方をされるようになります。それは本来の精神性を取り戻した生き方に近づいていくと表現できると感じています。



私たち人間本来の精神性とは、必ずしも、清く正しく美しくあらなければならないというのではなく、自分の個性のまま、ありのままの自分を認め受け入れ愛し、心の奥に深い安心を感じながらその個性をしっかりと発揮できるような精神状態であると思っています。



性格がハッキリして強いという個性を持っている人が、子供の頃からの扱われ方で「怒り」の「感情」を抑圧していると、その本来のハッキリした強い精神エネルギーを建設的に使わない(使えない)まま、「怒り」を自分や周りにぶつけて発散することに使ってしまうようになります。せっかくの持って生まれた「長所」が望まない形で使われるようになってしまいます。



しかし、深い安心感を感じて自分自身を生きている人の心からは、一般にいうネガティブなものは出てきません。変な例えですが、どれほど意地が悪い人でも、その人が機嫌がいい時には優しいものです。それは元々ある良心、自然な心が発動した状態ともいえると思います。



この精神性が隠されて、やりたい放題の行為が増えることで、社会や世界、地球が汚染され壊されていったのであれば、人間がこういった行為を減らしていくことが地球をよりよくすることに直結していると感じるのです。



AIに自然の摂理(自然の活動)と人間の活動、そして今の地球の状況をデータにしてインプットして、「地球をよりよくするにはどうしたらいいか?」と質問すると、「人間がいなくなればいい」と答えます。



地球にとっては人間がすべての破壊の原因ですから、人間が本来の精神性を取り戻せば地球のバランスも取り戻されていきます。そうしなければ、私たち人類は地球にとっての邪魔者でしかなく、人類には滅亡の道しか残されないことになってしまいます。



だから今、『人間の本来の精神性をいかに取り戻すか』が重要な鍵になっていると感じています。私は人間が本来の精神性をなくしてしまった根本の原因は、長年のセラピー現場での実体験から先程の①②にあると実感しています。



それを取り戻すためには、『抑圧した過去からのネガティブな「感情(エネルギー)」を解放し、癒す』ということが重要になります。これが人間の心に深い癒しが起こる誰をも共通するパターンです。



しかしそれは、単に「感情」を発散(解放)するということではありません。(有効な方法ではあるのですが深い癒しにおいては)誰かに話を聞いてもらって発散(解放)するということでもありません。それは、自分で自分の心の中にある「感情」に具体的に気づいて、その存在を否定することなくありのまま認め、受け入れるということです。



自分とまったく同じ性格で同じ感覚を持ち、まったく同じ環境を過ごしてきた人間は、自分以外に他に誰もいません。また、いつどんな時も何があっても、離れずにずっとそばにいる存在は自分以外に他に誰もいません。



ですから、『自分に向き合い、自分の「感情」(内面)を知り、理解し、それをありのまま受け入れて認める』ことは、人間にとって基本として必要なことなのではないかと思うのです。



そして実は、このやり方こそ、子供の頃にほんとうは(かつておなかの中で一体だった)母親からしてもらいたかったやり方だったのです!



人間は誰もが、母親からこういった自分の心が満たされるやり方を適切な時期にしてもらえないことからトラウマ(心の傷)を負っています。ただこれは、親を悪者にしようとするために言っている訳ではなく、(セラピーの仕事をするまで、こんな風に思ったことはありませんでしたが)私たち人間とは生物的反応として、そういう性質、そういうパターンを持った存在であるということが、私自身の体験とたくさんの方のセラピー現場での経験からわかりました。
(ここから抑圧せざるを得なかった「感情」を受け入れ解放した人は、逆に、本来の心からの「親への愛」を感じられるようになります。そうすると、子供の頃のままの承認的、愛着的つながり、つながろうとする思いからではなく、自立した心の状態で親とつなかれるようになります)


※よろしければ、この辺りのことをもう少し詳しく書いている私のホームページの最近改訂した「しあわせの法則」をお読み下さいませ。https://holistic-ti.com/housoku.htm



心の深いところにある「感情」は、自分を離れたところから客観的にイメージしていくことで、そこにずっと隠され抑圧してきたものが観えてきて気づいていきます。客観視しない限りこの部分(領域)は観えてきません。これが一番効果的な方法なのですが、なにぶん人は気づかない内にはまり込んで(はめ込んで)いるものがたくさんありますので、一人で行うのが難しいところが欠点です。



かといって、セラピーを受けるというのは敷居が高いと感じられる人も多いと思います。ですから、ここでは自分一人でできることを思いつくままに少し書いてみますね。



「感情」の処理を一人で行う時にはタイミングというものが大切になります。そのタイミングは、感情が浮いてきている時や何かモヤモヤしてスッキリしない時や不整脈が起きたりする時などです。私の実体験とセラピー現場での経験では、不整脈は強い「感情」が浮いてきているのに気づかなかったり、うまく気づけない時に起こることがわかっています。
(ということは、強い「感情」は心臓辺りに溜まるということがわかりますし、心臓辺りに心があるということがわかります)



ほんとうはこういう時は解放することができる大チャンスなのですが、この時に多くの人は他の人と会ったり、にぎやかな場所に身を置こうとして、無意識の内にも自分に向き合うことを避けてしまいます。でも、自分の心の奥のことは自分自身にしかわかりませんので、逆に一人になり自分の空間を保つことが好ましいです。



植物に触れたり、裸足になって土の上に立ったり、自然が多いところに身を置いたり、空を見たりしながら、あまり一生懸命にならず深刻にならず自分を一歩引いて見るような感じで、静かに自分に意識を向ける機会を増やすのがいいでしょう。



そうしながら、「感情」が浮いてきている時には、その「感情」がどのようなものか具体的に言葉にしてみます。モヤモヤスッキリしない時や不整脈の時には、その部分を積極的に感じて、そこにどのような思いや「感情」があるのかを感じてみます。これは何も難しいことではなく、抑圧することで逆にその影響が強くなっているだけなので、感じたり、具体的な言葉として表に出す(光を当てる)方がそれは解放されて、その影響下から外れるという理にかなった仕組みです。



例えば、「苦しい」「さみしい」「悲しい」「腹が立つ」などの「感情」、それがわからない場合には「ザワザワ」「ズキズキ」「モヤモヤ」「ピリピリ」などの擬音的感覚として言葉にできるとしたら、その「感情」、擬音的感覚の単純な表現だけで終わらせず、そこにあるのはどういう「苦しさ」「さみしさ」「悲しさ」「怒り」か、あるいはどういう「ザワザワ」「ズキズキ」「モヤモヤ」「ピリピリ」かを具体的にさらに言葉にします。



それは「感情」としては、例えば「人から大切にされないのが(苦しい)」「あの人から無視されるのが(さみしい)」「誰も認めてくれなくて(悲しい)」「自分の話は全然聞いてくれなくて(腹が立つ)」などという感じです。あるいは擬音的感覚としては、「何かよくないことが起こりそうな(ザワザワ)する感じ」「何に反応したかわからないが何かで傷ついたような(ズキズキ)する感じ」「自分の中がぐちゃぐちゃしている感じの(モヤモヤ)」「何かゆったりできない、気が立っているような(ピリピリ)する感じ」などという感じです。



おもしろいことに、「感情」や感覚はこうやって「~の感情」「~の感覚」と具体化され、気づいて焦点が明確になるだけでなんだか感じ方が最初よりも軽くなります。結局、私たちはこういった明確化、整理ができ難いのは幼少期に親(特に母親)に何でも話して、聞いて受け取ってもらうという経験がなかったから、やり方がわからなくなっているだけです。



子供の頃にしてもらえていたら、誰もが今頃は自分の「感情」や感覚を自然に自分で感じて理解して処理することがとても上手になっています。そして、ありのままの本来の自分を生きられるようになっています。



でも、だからといって親を責めないでくださいね。親も自分の親からそれをしてもらっていないのでできなかっただけですから。また、そうやって具体化して出てくる思いや言葉も、結局根本は幼少期からの親や家族との関係の中で感じた「感情」や思いなのですが、それもやはり親自身がそれに気づいてもらえなかったり、受けとめてもらえなくて抑圧したので、子供の思いや「感情」に気づかないし、ありのまま受けとめてあげるということができなかっただけです。



それでも、そうやって言葉として具体化している時に、親から受けとめてもらえなかったという事実に改めて気づき、その頃の様々な思いや「感情」が出てくるようでしたら、それはその思いや「感情」がもう表に出て消えようとしているタイミングだということです。



ですから、その思いや「感情」も具体的な言葉として明確化することができたら、『自分の中には~の感情(~の感覚)があったんだな。こんな風に思っても仕方がない環境だったんだなあ』とあまり入り込まずに一歩引きながら、それを客観的にただ受けとめてあげてください。



そうしている時に、もし、「それでも自分が悪かったんだ」などという自分を否定する思いが出てきたとしたら、今度はその思いをわかってあげて寄り添うだけでいいです。『~の感情(~の感覚)があるけれども、それでも私は「自分が悪かったから」と思っているんだなあ』という感じです。



感じていってみて、その奥にある思いが出て来たなら、次に出てきたその思いをまた、できるだけただ認め受けとめるだけでいいのです。



先ほどもいいましたが、そうやって理解し、明確化するだけでも心は軽くなっていきます。感じて浮いてきたものは消えるために浮いてきているだけです。それを押さえ込み、抑圧したので出所がどこにもなくなって、心の奥にず~っと残ってしまっただけです。



「感情」も他のこととまったく同じで、「手放さないと(捨てないと)無くならない」のです。さらに表現してみますと、「暗い部屋は明るくすれば、そこに何があったかがわかる。そうすれば、整理されないままそこに溜め込まれたたくさんの物の中でどれが手放したい物か、持っていたい物かがわかり、手放したいものは簡単に手放して、部屋を整理することができる」ということです。



「感情」ということでは、ほとんどの人がこうやって部屋を暗くすることで、たくさん溜め込んでいるものを見ないようにして、「自分の中には溜めているものなどないし、もし溜めていたとしても、そんなものは過去の終わった話なのでなんの影響もない」と思い込んでいます。しかし、現実社会の中でも、例えばゴミ屋敷であったり、廃棄物投棄などの問題をみてもわかるように、溜め込んだものは必ずどこかに影響しています。



また、人がよりよく前向きに生きられる時は、終わった過去もまだ来ぬ未来も気にせずに、今を生きている時だと思いますが、自分の内側に溜め込まれたものが多いと、どうしてもその滞ったものに影響されて、ニュートラルに今を生きることもできなくなります。



なのに、人は体のこと(体の滞りや痛みなど)には、ちゃんと目を向けますが、なぜか心のこと(心の滞りや痛みなど)には、目を向けず整理、処理、対処しようとせずに放置してしまいます。また、精神医学(心療内科・精神科)では、頭(脳内ホルモンや神経伝達物質)を薬で調整するだけで対処しようとしています。



意外に思われたかも知れませんが、このような『「感情」の解放と癒し』が人間本来の精神性を取り戻すことにつながっています。こうやって、日本人がありのままの自分を生き本来の状態にどんどん近づいていけばいくほど、日本はよりよい国へと変わっていきます。そしてそれは、地球全体にとってもよりよい影響をもたらすことと感じています。



読んでいて何となく興味を持たれた方は、よろしければちょっと行ってみてくださいませ。



あなたが本来のご自分を生きられますように。

世界が平安でありますように。


ホリスティック・セラピー研究所 https://holistic-ti.com



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再投稿! この人の言葉(5)青山繁晴さんの言葉

2022年06月25日 | この人の言葉


2016年に青山繁晴という安全保障の専門家が既得権益の巣窟である自民党(与党)を中から変えようと、自民党から一切の支持団体も後援会もつけずに出て参議院議員になりました。1年生議員でありながら74名の国会議員を擁する「日本の尊厳と国益を護る会」(通称:護る会)を起ち上げ代表としても活動し、様々な成果を出しました。その成果を後戻りさせないために、今回2度目の参議院選挙に比例代表で出ました。私は青山さんが国会議員になる大分前から活動を応援していましたので、再度当選してもらいさらに活動して頂きたく2016年の記事ですが再投稿しました。


私は特に、青山さん(と奥様の千春博士)が民間時代から特許も取らずに国のために自費で調査・研究してきた日本の自前資源である日本海側のメタンハイドレート(凍ったメタンガス)を世に出してもらいたくて、青山さんを応援しています。


メタンハイドレートで電気代が劇的に安くなるだけでなく、メタンガスは溶けて空気中に放出されると温暖化効果は二酸化炭素の25倍以上にもなると算出されています。また、これから世界でさらに貴重になってくる「水素」もメタンハイドレートから採れます。


それぐらい、有効な資源が昔から日本海側に存在していましたが、表に出ないように、既得権益を持っている企業や大学、外国、国会議員、官僚などによって妨害され続けてきました。
(『メタンハイドレートはすぐには使えない』という意見もあるのですが、そんなことはまったくなく実験で実証済みです。メタンプルームというスカイツリーほどの高さがあるメタンハイドレートの塔がたくさん海底から立ち上がっていて、そこから自然に溶けて浮き上がってくるメタンガスを膜で集めさえすれば、もうすぐに火力発電で使えるのです。『メタンハイドレートはすぐには使えない』という意見も既得権益、外国から意図的に広げられている妨害工作です。私も、青山さんのことを何度かこうやって記事に書いているので、中国に雇われた工作員から誹謗中傷のメールが来ていますし、私のブログやHPへの不審なアクセスが激増しました)


様々な妨害工作の中でも、青山さんが国会議員になって与党の内側から活動することで、メタンハイドレートの実用化が現実味を帯びてきました。2027年には商用化されることが正式に決まりました。それをまっとうな企業に参入してもらい実現するために、青山さんは2期目の選挙に出ました。よろしければ、拙い文章ですが以下をお読み下さり、動画もリンクしていますので見て下さって、ご自分の頭で考え、心で感じてみて頂ければと思います。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2016年8月10日

江戸時代幕末から明治にかけて、山岡鉄舟(てっしゅう)という方がおられました。



元江戸幕府の幕臣で、明治維新後には西郷隆盛さんのたっての依頼により、10年間の約束で侍従として明治天皇に仕えられました。江戸無血開城のほんとうの功労者、立役者は、勝海舟ではなく、この山岡鉄舟さんでした。



西郷隆盛、勝海舟の会談を実現させて江戸城の無血開城に導くために、その当時幕府側からいうと敵方である東征大総督府参謀の西郷隆盛の元へ、『朝敵徳川慶喜家来、山岡鉄舟、総督府へまかり通る!』と大声で名乗りを上げながら敵陣の中を堂々と通り抜け、無血開城のための徳川慶喜の恭順(命令につつしんで従う)の意を伝え、その目的を果たされました。



後に、西郷さんは鉄舟さんのことをこう賞賛したそうです。



『金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない』と・・・。



実は、今回のテーマの「この人の言葉」は、西郷さんのこの言葉ではなく、西郷さんがいわれた言葉のような活動をしようとしている(してきている)方がおられますので、ここではその方を紹介したかったのです。



その方は、私のこのブログでもメタンハイドレートでの活動を紹介しています青山繁晴さんです。
過去のブログ記事
★未来への希望の光~メタンハイドレート~
★世界はすぐに、あらゆる分野においてよりよく変化できるのだが・・・



青山さんは政治記者時代から今まで、各政党から出馬の打診が7回あったそうですが、今回の参議院選挙では、やむにやまれぬ思いで自民党から出馬されました。それは、与党の方が国に直接提言できるため、また与党でありながら癒着の権化、利権構造そのものである自民党を内側から食い破るために出馬されて、党からの支援団体の要請も何もかも断り、ご自分一人で運動され481,890票もの得票数で当選されました。内4票は私たち家族も入れました。特に、私の娘は青山さんが出馬したことを伝えると、選挙最終日に近くでの演説を聞きに行って、飾らぬ真摯な人間性と言葉がすごく心に響いて握手までして来たようでした。



私は、政治組織はあまり好きではないのですが、この方の「世の中をよくしたい!!この国をよくしたい!!」という思いは心の奥にビンビンと伝わってきますので、自民党の議員にはなられてはいますが、今までと変わらず、この方の活動を応援したいと思っている次第です。



国会には誰よりも早く出て、参加できる限りの部会に参加して発言されています。そうすると、民間の時代には官僚は会ってはくれても、提言したことが形になることは絶対になかったようですが、国会議員になると官僚がしっかりと聞いてくれて(聞いてくれない省庁もあるようですが)、すぐに提言を形にしてもらえるようです(してくれない省庁もあります)。青山さん自身も、このことで国会議員になってよかったとおっしゃっています。



青山さんのこの国をよくするためには、金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬという活動の一端をネットでは試聴できます。もしも、彼の最新の活動やその言動を聞きたいと思われる方は、以下のYoutubeの動画を視聴してみて下さいませ。



社会や世界の情勢についてもご自分が直接集めた実体験の情報からの話ししかされませんので、とっても参考になります。ただし、「一緒に考えましょう」と、青山さんが自分の頭で考えることを奨励されているように、彼が話している内容と違う意見の所が私自身にもありますので、鵜呑みにしないで自分の頭で考えることを意識しています。



実体験主義の青山さんのお話しからは、ほんとうに命をかけて活動されている思いが伝わってきます。(関西のおっちゃんですから、所々面白い楽しいところも伝わってきます(^_^))


★【公式】真相深入り!虎ノ門ニュース
「真相深入り!虎ノ門ニュース」では、毎週月曜日の担当でお話しされています。

タイムリーなニュースの裏にほんとうは何が隠されているかをしっかりと解説して下さる流れがメインですので、この分野にあまり興味のない方にはちょっと難しく感じられるかもしれませんが、青山さんの議員としての活動や国会などのお話しについては、1時間少し経った頃に行う「トラ撮り」という写真を交えたコーナーで、今まで誰からも聞いたことがなかった官僚についてや国政の裏側の興味深いお話しを熱く伝えて下さっています。

与党である自民党を内側から変えようと、党の政策や動きについても、間違っているものには間違っていると公然と言いながら命を懸けて本気で動かれていることがヒシヒシと伝わってきます。番組内では、一般メディアからは絶対に知ることが出来ないお話しがたくさん聞けます(^_^)



【 2020年7月28日 追記 】
議員活動が超多忙なため、残念ながら真相深入り!虎ノ門ニュースの参加はなくなりました。しかし、昨日からYoutubeにチャンネルを開設されて動画配信を始められました。ご興味がある方は是非試聴してみて下さいませ。『青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2022年の選挙期間中の現在、上記のチャンネルで街頭演説動画が毎日配信されています。



【 2022年7月13日 追記 】
青山さんは、373,861票で自民党比例区得票数第3位で当選しました。
私は、将来的に「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」(お金、円がデジタル化される)が実用化されると感じていましたが、青山さんは選挙期間中のまるで大学のゼミのような演説の中で、中央銀行デジタル通貨が実用化された時に決済税を導入すれば、一決済について0.3%の税で税収が今の倍になると(個人的にはまだ詳細が明かされていないため、理解し切れていないのですが)財務省関係者と試算しているようです。そうすると、所得税や相続税、固定資産税等々の他のすべての税金がいらなくなるといっていました。他にも、様々な日本経済を上げるための(もう水面下で動いている)超具体的な提案もされていました。

そして、演説の中では2024年の自民党総裁選への立候補も考えているともいわれていましたので、メタンハイドレートを始めとして今までの日本に(世界にも)なかった様々な革命的な改革をしていただきたいと願っています。


ホリスティック・セラピー研究所 http://holistic-ti.com



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セラピー名称を「象徴的イメージ統合療法」と変更し、執筆している「本の題名」も変更します

2022年06月01日 | お知らせ


今、本を執筆していますが、書き出していくという行為はやはり、どんどんと自分の頭と心の内側の整理も進めていきますね。


さらに、頭と心の整理が進むことで、人の心の深いところの原理がもう一段詳しくシンプルに見えてきています。見えてくることで、心の根源に関する表現も今までより変わってきています。それにより、根源をさらにわかりやすく(伝わりやすく)整理することも必要となり、本の執筆がどんどんと遅れてしまっています(-_-;)


年内の出版を目指していますが、なかなかに難しい状況です。


ですので、私がクライアントさんにいつもお伝えしているやり方である、自分を優先して、自分の心地のいいペースで(時間を気にせずに)書いていこうと思っています。出版を待って下さっている方には、大変申し訳ありませんm(_ _)m


さて、さらに深い部分が見えてきたことで、自分がこれからやろうとすることがまた明確になり、それに伴ってセラピー名称をさらに変えようと決めました。


「インナーチャイルド統合療法」→「トラウマ統合療法」→「ほんとうの自分に還るためのセラピー」から『象徴的イメージ統合療法』(Symbolic image integration therapy)へと変更します。


なぜ「象徴的」かといいますと、潜在意識は言語(メッセージ)をイメージで伝えてきます。目をつむってふと浮かんでくることにはすべて意味があって、そこは潜在意識のメッセージが象徴的に入っています。それは、さっき見た風景や映像、テレビや映画の場面であったり、空想したに過ぎないと思うことでも、すべてそうです。


誰もがわかりやすい例でいえば、夢がそれに当ります。夢分析は潜在意識の象徴を読み取っていくものです。例えば、電車やバスに乗り遅れるという夢を見た時には、自分がやっていることが遅れていて焦る思いがある時だったり、やらねばならないことができてない時であったりして、それが自分で思っている以上に「とても気になっているよ。なんとかしようよ」と潜在意識が教えてくれているのです。


そしてこういう象徴的なイメージは心の奥深い部分のところも、ただ目をつむって自分に向き合おうとしただけでも自然に出てきます。それは何も難しいことではなく特別な状態(トランス状態)になる必要もありません。


私のセラピーでは自分を客観的に見るというイメージをしてもらうこともあります。


(これは前にどこかに書いたかも知れませんが)目をつむって、ただ自分が自分を何となくイメージしてみると、客観的に見た自分のイメージは出てきます。しかし、中には後ろから見るイメージしか出てこないという人もおられます。あるいは、正面から見えるけれど、顔だけが見えなかったり、近づいてみると急に生身の人間ではなくなり、陶器や石のようなイメージに変わるという場合もあります。これがもうすでに象徴なのです。


これらの場合、潜在意識は「自分の中に見たくないものがあるよ」と言っています。正面から向かい合ったり、顔が見えたり、生身のままでいると、見たくないものに気づいてしまうので、後からしか見なかったり、顔だけ(表情)が見えなかったり、陶器や石のイメージに変わるのです。こういうことは、特別なことではなく、不思議なことに自然にイメージが出て来ます。


ただこの出方は何も悪い事ではありません。「今は見たくないものがあるので、ゆっくりと進めていって」というメッセージであるだけですから、私のセラピーのやり方でゆっくりと進めていくと、次第に向き合えるようになり、様々な心の奥にある象徴や思いをライアントさん自身で読み解き、わかるようになります。


結局、自分のことを一番知っているのは、自分自身しかいないのですね(^_^)


さらに、自分の象徴的なイメージが何を伝えようとしているのかがセッションを受けている中でハッキリとわかるようになるだけでなく、その思いやその奥に長年残っていた感情を共感することで抑圧されていたエネルギーを解放して、自分を統合していくことも自然にできてしまいます。(そして、大変に面白いことに、自分の内側の真実が見えるようになると、外側のものやそこで生起されているもののその奥にある真偽、真実が見えるようにもなります)


だから、「象徴的イメージ統合療法」という名称がまさにピッタリだと思いました。


そして、本の題名は「トラウマ心理学」から、『「根源に気づく心理学」~心的領域からの人間の研究~』(Psychology to notice the root ~Human research from the mental domain~)に変えます。


私はセラピーを長年させて頂くことで、人間は外的刺激にどのように反応するのか、そして心というものが何の影響をどう受けて、それによりその後の人生にどのように影響を与えるようになってしまうのか、その原理とその様々なパターンが明確にわかりました。これは明らかに「人間の研究」といえるものだと改めて気づきましたので、ちょっと仰々しいですが副題をそのようにしました。


今、さらに色んなことが見えてきて、気づいて、心のことだけでなく様々なものがつながっていっていて、とってもうれしいし、楽しいです!


今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


皆様のおしあわせをお祈りいたします。

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自分が自分自身とつながるからこそ

2022年05月23日 | 思うこと


人は変化を恐れる生き物である。

それは脳の生存本能の特性である。

変化を望むも望まないも、その人の自由意志。

しかし、望むならば、人はよりよく変わることができる。

人が変わる時、それは自分が『変わろう!!』と思った時(タイミング)である。

そのタイミングは心から本気で『変わろう!!』と思う出来事だったり、思考を変換する、強いインパクトを感じた時である。

誰かの言葉や誰かの生き様を見て変わったと言う人も多いが、それは媒体にしか過ぎない。

人を根源的に変えるのは、その人自身にしかできない。

インパクトがなく本気になる気持ちを伴わない、ただ心地よく、安心するだけの自分より外側からのもの(人、物、事)から得た変化、安心は残念ながら時間とともにそのうち消えていく。

だが多くの人は外側のものからだけで自分を埋めようとしてしまう。

自分を根源的に変え、癒すことができるのは自分自身しかいない。

外側のものとのつながりは、大切で必要であるし、魅惑的でもある。

しかし、今ほど自分自身とつながることが大切になっている時はないだろう。

世界中どこを探しても、いつどんな時も自分と共にいる人は自分自身しかいない。

世界中どこを探しても、自分が経験してきた良いと感じることも悪いと感じることも、まったく同じ感覚で感じられ共感できるのは自分自身しかいない。

自分が自分に向き合い、理解し、受け入れ、愛し、癒した時こそ、人類がカルマともいえる「不安と怖れ」から発生した、とにかく受け入れられたい、とにかく愛されたい“衝動”ともいえる「承認欲求」をも超えていけられる。

自分とつながった深い安心感と共に、周りの人とつながれれば、人類は、世界は、容易に次のステージへと進めることだろう。

それは、すべての命と調和し、共生した地上天国と感じられるようなより良い世界。

そこに向かって今、人類が変容しようとしている。

その影響で、自分の内も外も大きく動いて、不安としんどさを感じている人も増えている。

ただそれは、それぞれが残してきた内側のものが自分自身に受け入れてもらうために浮き上がって来ているだけ。

不安になること、怖れることは何もない。

それは、大いなる変化、変容の扉に手をかけることができたという喜ばしい証なのだから。

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姫乃宮亜美さんの新しい流れに乗るための10日間プログラムのご紹介

2022年04月30日 | お知らせ


今、自分がしあわせになることを選択しているのに、思い方や行動を変えない、変えられない人が大変に多いように感じています。

私のクライアントさんの中にも、明らかに安心感が強まり、心が楽になって、表情も別人のように変わられているのに、無意識にもトラウマを負った幼少期からの慣れ親しんできたネガティブな感覚から離れようとしなかったり、その感覚に戻ろうとする人もおられます。

これはそうできないその人がダメな訳ではなくて、それぐらい人は、変化すること自体が不安であったり、怖いのです。そしてこれは、生存本能から来た反応ですので、地上の生き物すべてに言えることです。

ここを新しい流れにスムーズに乗れられると、その後の人生の流れもよりよい物へとなって行きます。

そのためのプログラムを姫乃宮亜美さんがブログで伝えて下さっています。昨日から始まっているのですがご紹介するのが一日遅れてしまいました(-_-;)

姫乃宮さんは私が直接お目にかかって、「この人は本物の人だな」(みんな誰もが本物なのですが、それが今現在そのまま表に出ているかどうかということです)と感じた数少ない人の一人です。よろしければ以下の姫乃宮さんについて書いた私の記事をお読み下さいませ。
本来の自分とつながり、よりよい人生を生きるための道しるべ

姫乃宮さんによりますと、昨日からの10日間は大切な期間になっているようです。以下が姫乃宮さんのそのブログ記事です。
聖母意識メッセンジャー・姫乃宮亜美のLiving with Grace『聖母の光プログラム~1日目 「今ここ」』

よろしければ、お読み頂いて、実行してみて下さいませ。

あなたのおしあわせをお祈りいたします。

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