「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

フットケア修了日

2007-07-02 10:04:17 | 熊本フットケアアカデミー
昨日は、フットケアの修了日でした。
先週、補講に来た人も朝一番にやってきました。
いつもは、「全然練習できてませ~ん」とばつ悪そうにしていたのですが、昨日は「いっぱい練習しました」と自信満々です。
実際に施術をしてもらいましたが、手順も止まることなくスムーズで、一つ一つの手技もほぼ出来ています。
時間も規定どおりにきちんとできました。
先週までとは別人のようです。

手技が終わり、合格ですよ、というと、「家で練習してきたら、講座も余裕で受けられるし、なんでも努力をしたら出来るようになるんですね」と。
5ヶ月目にして、やっとわかってもらえたみたいです。
「もう来なくていいかと思うとさみしいですね、また遊びにきます」と満面の笑顔で帰っていかれました。

その他の方も、「興味本位で受講したけど、自分がだんだん出来るようになる喜びを感じることができて、とても貴重な体験でした」とか、「もうすぐ60歳という今まで、これほど頑張った事はないかもしれない。みなさんといっしょに修了できて、本当によかったです」という感想を述べられていました。

どの修了生もそうなんですが、単にフットケアの技術を習得するだけでなく、自分はこんなに努力したんだ、という満足感や人から感謝されることで自分が癒されたということを話されます。
軽い気持ちでやってきて、初日の講座でこれは覚えられないかもしれない、と自信をなくし、その後、実習を重ねるうちに、思いもよらずみなさんから感謝され、苦労して覚えた分、出来た喜びも大きいみたいです。
それまで引っ込み思案で同じ職場の人ともあまり話したことがなかったけど、フットケアをしてあげたら、とても仲良くなれて、気楽に話せるようになりました、という方もいました。
みなさん、口々にフットケアがこれほどまで奥が深いものだとは思いませんでした、と言われます。
たった4回の受講で、その人の人生観まで変わってしまうほどです。
そんなみなさんの変化を目の当たりにできる幸せをいつも感じています。
コメント
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