愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

夫婦の物語

2009-06-07 11:52:24 | 映画
先日DVDで「ぐるりのこと」を見ました。

女優の木村多江さんとリリーフランキーさんが夫婦役でした。

「美大に行く奴の気が知れないよ!」って言う兄役の寺島進のセリフがあったけど…

美大出の夫婦ってカッコいいなぁ。でも現実は甘くないのか旦那さんは靴の修理屋さん。

その後ある先輩の勧めで法廷画家になります。

先月からの裁判員制度の導入とも重なり、裁判風景がよりリアルに感じられました。

世の中を震撼させた「連続幼女誘拐殺害事件」「オウム地下鉄サリン事件」「音羽幼女殺害事件」「池田小児童殺傷事件」を思わせる裁判シーンもあってドキッとしました。

旦那が法廷画家として軌道に乗り出した頃を境に、奥さんがウツになっていきます。

この妻、几帳面でしっかり者なんですが、そういう人の方がポッキリ折れやすいんでしょうね。

リリーフランキー演じる旦那はルーズな自由人。

夫婦ってややこしい。

1人目の赤ちゃんは死産だったのか、それが引き金になってウツになっていきます。

その後、2人目を身ごもっていたようですが、旦那に内緒で中絶しちゃうんです。

仕事も辞めて、それでまた奥さんおかしくなっちゃうんです。

人のこと言えないけど、人間って落ち込んだり泣いたり、しょうもない生き物ですよね…。

リリーフランキー演じる旦那だってユルユルしてて、掴みどころのない男なんです。

「なんでこんな人と結婚しちゃったんだろう?」…結婚したことのある人なら誰でも一度は思う。

結婚ってホント“水もの”です。

夫婦どちらかがうつ病になってみるのも、お互いの本音が解って、いい機会なんじゃないかと思う。

ところで、リリーフランキーっていい男なんでしょうか?

「ぐるりのこと」リリーフランキー単独インタビュー

コメント
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