愛をさがす毎日

ADHD・アスペルガー・離人症・うつ病な私の自己満足ブログ

土浦連続殺傷事件

2009-06-04 08:28:52 | ニュース関連
「死刑になりたかった」土浦8人殺傷 金川被告、父親も出廷(産経新聞) - goo ニュース

「死刑は都合のいい制度」=金川被告が被告人質問-土浦連続殺傷事件・水戸地裁(時事通信) - goo ニュース


「土浦連続殺傷事件」ですが、以前、金川被告って被害者の傷跡画像に失神したことがありましたよね。

【茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅などで昨年3月に9人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた土浦市中村東、無職金川真大被告(25)の初公判は1日午後も行われ、金川被告が意識を失い、一時休廷になった。被害者の1人の傷跡が画面に映し出されると、金川被告は突然、隣の刑務官にもたれかかった。刑務官が揺り動かしても下を向いて目を閉じたまま動かず、審理は約30分間、中断された。弁護人によると、金川被告は「気分が悪くなった」と話したという】

被害者の傷口の写真を見ただけで失神するくせに「人を殺すのは蚊を殺すのと同じ」だなんてよく言う。

この金川被告の育った家庭は「仮面家族」だったと聞く。

・・・正直うちも他人事ではない。

犯人が発達障害だったということより、育った家庭環境を問題視したほうがいいと思う。

<m(__)m>人様のサイトをまたも勝手に引用。↓

『家族が一緒に食卓を囲むことはなく会話はほとんどない』
『家族のことは分からない。互いの携帯番号も知らない』
―冷え冷えとした家族風景だ。

組織がバラバラになるときは、ボスがコミット(積極的関与)しないときである。 (例:職場のパワハラ上司8タイプ)
一家の大黒柱である父親が家庭不在、かつ母親も機能し得ないとき、家族は四分五裂する。

母親が機能し得ないのは、クタクタになっているか投げているとき。
不在のくせに厳しく支配しようとする夫とのバトルに疲れ果てたか、父子関係で疲れ果てたか…ともかく、その家のカラー(華)ともいうべき母親の顔が見えない。

いずれにせよ、両親が共に親ではなかったことが伺える。
「夫婦連合」も「世代間境界」もできないわけで、問題が起こって当然の環境だった。

「押しつける親」と「心配かける親」が子供を追いつめる

子供が自律する大前提は、母親が活き活きと生きていること。
なぜなら母親は子供にとって安全基地の本体だからだ。
その安全基地が危うければ、子供は自分の人生どころではない。常に母親の心配を心のどこかでし続けることになる。

金川真大容疑者が、おとなしくて友人がほとんどいなかったということが、それを証明している。

「大人しい」というのは、その背景に厳しく怒る父親がいることが多い。要は、家の中で子供が伸び伸びとできないと言うことだ。子供が大人しい場合、父親が父親ではなく「大きな子供」であることが殆どだ。

「友人がいない」というのは、真大容疑者の「心のコップ」が一杯であったことを示している。人間関係の基本は「気持ちの受け止め合い」である。相手の「心のコップ」の気持ちを自分が受け止め、自分の「心のコップ」の気持ちを相手に受け止めてもらう。こうして、互いのコップは空になり、心も身も軽くなる。
が、自分の「心のコップ」が一杯だと相手の気持ちを受け止める心の余裕がない。そのため、人付き合いが苦手になっていく。

ではなぜ、真大容疑者の「心のコップ」が一杯だったのか。理由は2つ。
1,心のコップに常に注ぎ込まれていた。(親の押しつけ、親への心配)
2,心のコップの気持ちを吐き出す相手がいなかった。(親が受け止めない)

厳しい父親のパワハラ的支配のあり方は、わかりやすい。
一方、心配をかけることにより、子供を手放さないという支配のあり方はわかりづらい。
しかし、押しつけるだけの親、心配をかける親が子供を縛り、かつ子供の気持ちを受け止めることをせずに追いつめていたのである。

(参考:「心のコップ」のメカニズム
コメント
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