キャロリン。の日記

いつも、熱く、楽しく、全速力で、生きること。

もうすぐ卒園~親も卒園

2013年02月07日 | 家族
少し前に、現保護者会長さんから、
「来年度を見据えて意見交換会を催したいのですが、キャロリンさんのご都合の悪い日がありますか。昨年度末に頂いた意見書を踏まえて話を聞きたいと思います。」と申し出があった。


もう卒園なのでどうでもいいかなという思いもありました。
でも、良く考えて、最初の子どもが生まれたときの某産婦人科の先生の言葉「子どもは社会からの預かり物ですよ。」という言葉を思い出し、やはり、私は大局的な視点で動くべきだと考えこの申し出を受けることにしました。自分の子のみではなく、すべての子どもにとって将来が輝けるために。

自分なりに、頑張ったので、やれるだけのことはやったという満足感もあります。

昨年2月に前保護者会長さんからの返事は、すべて駄目出しでした。
その回答を受けて1人で出来ることはしました。


1・送迎時の園庭の駐車場化に伴い子どもの外遊びの時間が短縮されることについて

  駐車場の確保や交渉も、門前払いではなくきちんと話しをして貰えました。結果は出ませんでしたが、園の隣  の 東電の寮が壊されるということなので、そこに期待をしたいと思います。

2・キャンプやスキーを泊まりでやらせたい希望について

  スキーやキャンプについても、理事長に直談判に行ったり、昨年度の年長の担任の先生の意見を聞き、共に持  ち上がるであろう年長(当時の年中の担任)の先生に働きかけ、園長に交渉し、計画を立てて貰いました。
  不賛同者が最終的に出たものの、第1回の泊まりのスキーを実践出来たことは、ひとつの歴史を作れたと自負  しています。そして、来年度の人たちにお泊りキャンプを期待して、そちらへの交渉もやりました。

3・障害児保育の付き添い義務の解消について

  外堀の認識を変えるという点で頑張ったので、だんだん変化して行くことでしょう。

4・保育児の母が職員である場合の引率の容認と有給取得について

  理事長や園長と猛烈なやり取りをしながらも、○○山登山にいくという初めての歴史が作れました。
  育児のプロである園こそ、母の働く環境に配慮し、母としての役目も全う出来、保育士の子どもにとっても健  やかなる育成の場とならなければ、真の保育ではないことを何度も話し合いました。
  
  また、他の先生方とも、生涯にわたって勤められるようにするための話とかも出来たりしたので、良かったと  思います。


  他園のやり方が勿論全てに於いていいとは思っていません。本家の園の良い保育は本当にたくさんあります。  保育内容はすばらしい園です。
  
  しかし、課題もあります。
  当園においては先生の年代的なバランスに欠けていること。子育て中の保育士はたった一人。他は皆若い子育  て未経験者が多く、その職員の退職が毎年多いのです。
  生涯に渡り自園の保育に誇りと自信を持ち、育休を取りながら勤務できるようにすること。

  特別園行事についての経費についての徴収金額や方法も課題です。
  月1000円の徴収も苦しい家庭や、反対する家庭もありました。
  それについても、クラス費の金額やら、やり方等先生方が私に聞いてきてくれるようになりました。
  また自ら他の園の情報も集めようとしてきています。
  他園と全く同じようにしなくても、話を聞いて自園の運営の参考にしていって貰えたら嬉しく思います。



そして、私自身にとって、息子を公立から移管された園の立ち上げ時に関われ、パイオニアとしての使命を持たされ、成長の場を与えて貰ったことに感謝しています。

歴史のある本園ではなく配属されたことは、最初は本当に抵抗もあり、転園も考えました。お泊まりキャンプやスキー、様々な自然活動を、公立からの保護者に反対され、園側も、00歳児からの基本的な体力や、運動能力、空間把握や認知能力、危険に対する察知能力の積み上げがないことを理由に、なかなか積極的ではなかったのです。
私としては、息子を思い切り外遊びや、自然の中で鍛えて欲しいという思いがありました。また、そういう本園の保育と同じだと説明されて了承したのですから、歯がゆくて騙されたという気持ちでいっぱいでした。

でも、その中で試行錯誤しながら保護者と関わり、園と共同でいろいろなことを少しずつ改善できたことは、やはり神様が私に与えてくれた運命なのだと思えるようになりました。

そして、今、謝恩会に向けて、格闘していますが、保護者の方々が、とても積極的に、出来ることを快く手伝ってくれたり、困っていることがあると知恵を出し合って、話し合いが出来たり、助けてくれたりして来ています。

親としても、素敵な園生活が送れて、本当に成長があったと手応えを感じることが出来ました。
感慨深いですね。

もうすぐ最後の劇発表会です。
ヤマタノオロチをやりますが、
最初、スサノオノミコトをやりたかったごんた。
お百姓が鍬を振る姿がうまいと言われ、山男になりたかったごんたは意気揚々としていた。
いろんな役を演じこむ中で、この間は、
おじいさんおばあさんの娘が一番やりたい役だとか・・・・。
本番で、女の子ではなく、ごんたがやれたらいいなあと、親としても思いました。




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