■血統傾向(更新)■
今年もまた「私の夢」は叶わなかった。
1着は2番人気のクロノジェネシス。
レース前の恵みの一雨のお陰もあったにせよ、2着に6馬身差をつけての大楽勝とは驚いた。父のバゴは「雨のレッドゴッド」の異名を取るレッドゴッド系。
まるで、昨年のリスグラシューの宝塚記念の再現のような2年連続の牝馬の勝利。
「8枠伝説」で売れ過ぎだと思っていたが、今年もまた8枠の馬が勝ってしまった。
2着は人気急落の昨年の2着馬キセキ。
天才をもってしても奇跡は起こせなかったが、ファンの低評価をあざ笑うかのような2着に拍手。これで鞍上の北村友も継続騎乗が決定し、一安心。
3着は12番人気のモズベッロ。
父は宝塚記念と相性の悪いディープの後継種牡馬のブリランテ。瞬発型が多いディープ産駒の中にあってスピード持続型の異端児。力の要る馬場は向いている。
1番人気のサートゥルナーリアは4着で、「ファン投票1位馬の代行」の責任は果たせず。
馬の出来はピカイチだと思ったが、馬場に泣かされた形。
■コース傾向(更新)■
本番前の7Rで3着になったルーラーシップが、本番でも2着になった。
なお、その7Rの1着の母父はヌレイエフ系のパントレセレブルだが、ヌレイエフはクロノジェネシスの父バゴの母父だ。
今年の春のG1シリーズもこれで終わり。
今年は年明けからコロ助のせいでてんやわんやだったが、気付けば今年も半年が過ぎた。
来週からが、本格的な夏競馬の始まりだ。
北は函館開催が継続し、東は福島が開催。西は例年なら中京開催となるのだが、今年は阪神のまま。
先週末の雨のせいでもあり、連続開催の函館と阪神の馬場は荒れてきている。特に阪神はタフな馬場のままでの開催が予想され、馬券も荒れるはず。
というわけで、今年上半期のお付き合いありがとうございました。
引き続き夏競馬もよろしくお願いいたします。
=おしまい=