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安田記念の法則

2020-06-02 21:33:26 | 府中の法則
■血統傾向(過去5年)■

過去5年で3頭のリピーターが馬券になっているように、安田記念では昔からリピーターがよく馬券になることで有名。

<安田記念のリピーター>
05年1着、06年2着アサクサデンエン
08年、09年1着ウオッカ
10年、11年3着スマイルジャック
11年2着、12年1着ストロングリターン
12年2着、14年2着グランプリボス
13年2着、14年3着ショウナンマイティ
15年1着、16年2着モーリス
16年1着、12着2着ロゴタイプ
18年、19年2着アエロリット

05年以降の過去15年間でリピーターは9頭いて、毎年のように馬券になっている。今年のリピーター候補は、連覇を目論むインディチャンプと昨年の雪辱を期すアーモンドアイの2頭。

そのリピーター込みでの血統傾向で目立つのは、なんと言っても15年~17年の3年間で3勝2着2回のサドラーズウェルズ系だ。そして、上述のリピーター・アサクサデンエンの父は同系のシングスピールで、シングスピールはロゴタイプの父ローエングリンの父である。
そんな昔から安田記念とは相性の好いサドラー系を持つ馬が、一頭登録している。

★ヴァンドギャルド・・・ディープインパクト×モティヴェーター
母父はサドラーズウェルズの直仔。重賞最高着順が3着で収得賞金は2400万円の本馬が、並み居るG1馬をなぎ倒すようなことがあれば、まさにジャイアントキリングだ。

その他では、2年連続2着のアエロリットの父クロフネ。17年、18年と連勝した母父ストームバード系。
このストームバード系とクロフネは、どちらもアメリカンダート御用達のスピード血統。府中のマイルをこなすには、中距離適正が必要と言われるが、スピードも必要不可欠だということ。
あとは、昨年1着、3着になったキングマンボ系。そして、【1-1-1】のディープインパクト。

■牝馬■
ここ2年連続で馬券になっている牝馬だが、03年以降の過去17年の成績は【2-3-2-26/32】で、勝率6%、連対率15%、複勝率21%。

<馬券になった牝馬とG1実績>
05年2着スイープトウショウ(10番人気)
07年3着ジョリーダンス(9番人気)
08年1着ウオッカ(2番人気)
09年1着ウオッカ(1番人気)
18年2着アエロリット(5番人気)
19年2着アエロリット(3番人気)
19年3着アーモンドアイ(1番人気)

馬券になった5頭のうち、ジョリーダンスを除く4頭は全てG1馬。今年はアーモンドアイを筆頭に3頭の牝馬のG1馬が出走予定。

■コース傾向■
▶2回東京芝1600m

府中のマイルG1なので、NHKマイルC以降の4週分・11レース分のコース傾向。
全体的にはSS系が中心で、1着はSS系とミスプロ系、2着はSS系×ノーザンダンサー系の血統構成が目立つ。

先週の傾向に限定すれば、1勝3着1回のルーラーシップと2レース連続で2着のSS系×クロフネ。
レースの血統傾向にも出ていたクロフネが、ここでも登場したならヴァイスリージェント系は押さえとくに越したことはない。

☆ノームコア・・・ハービンジャー×クロフネ
☆ミスターメロディ・・・スキャットダディ×デピュティミニスター

メロディの父は血統傾向に出ているストームバード系。こちらはヴァンドギャルドと違い、れっきとしたG1馬(19年高松宮記念)だが、昨年11月の浦和のJBCスプリント(1番人気・6着)が嫌気され、人気にならないのは明白。
血統傾向とコース傾向からは、いきなり2頭の穴馬が浮上した今年の安田記念だ。