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函館スプリントSの法則

2020-06-17 22:15:07 | 函館の法則
昨年は、前代未聞の禁止薬物騒動により出走予定だった馬13頭中6頭が発走除外となり、7頭立てとなった函館SS。随分と前のことかと思っていたが、去年の出来事とはねえ。

■血統傾向■

種牡馬の勢力図は、ミスプロ系が【3-0-2】、SS系が【1-3-1】、ノーザンダンサー系が【1-2-2】と、三つ巴の争い。

ミスプロ系は、キングマンボ系が1勝3着1回(母父で2着1回あり)だが、1勝を上げたのはサクラオリオンという何とも地味な種牡馬。重賞勝利は09年の中京記念と函館記念のみ。おそらく、その父エルコンドルパサーの急逝を受け、後継種牡馬として指名されたのだろう。まずは重賞勝ち産駒が出て何より。
フォーティーナイナー系は、父で1勝、母父で2着1回。

SS系でダブって馬券になっているのは、【1-0-1】のダイワメジャーのみ。それ以外の馬券になったSS系種牡馬の中で、マンハッタンカフェ以外はキンシャサノキセキ、オレハマッテルゼの2頭だが、いずれもスプリントG1馬である。

ノーザンダンサー系では、【1-1-1】のクロフネ一択。

その他では、05年に2着、3着になった母父プリンスリーギフト系のサクラユタカオーとサクラバクシンオー親子。

■夏は牝馬の季節■
「夏は牝馬の季節」とよく言われるが、この函館SSは実によく牝馬が馬券になる。
<性別成績:01年~19年>

牝馬の勝率は、牡馬の4倍、連対率と複勝率は1.5倍超と圧倒的に牝馬の方が馬券になっている。
01年以降の過去19年で、牝馬が1頭も出走しなかったのは02年の1回のみ。残りの18年で牝馬が馬券にならなかったのは、08年、15年、19年の3回のみで、それ以外の15年では牝馬が必ず1頭は馬券になっている。

■人気■


<人気別成績>


<人気別グラフ>

上位人気の1~3番人気が最多の3勝並び。
2年連続で3着になり、一応の責任は果たしている1番人気だが、その勝ち星となると11年のカレンチャンまで遡らなければならない。つまり、12年以降の過去8年では【0-1-2-5】となる。

■出目■*09年の札幌開催を除く01年以降の過去18年


■枠番■


<枠番別グラフ>

内、外枠が頭一つ抜けており、中枠の成績が今一つ。

■馬番■


<馬番別グラフ>

1番~3番、9番、10番の成績がよい。

■コース傾向■

父SS系が【4-4-5】で、カレンブラックヒルが2勝、ハーツクライが2着、3着各1回。

母父ではノーザンダンサー系が目立つ。【1-2-2】のヴァイスリージェント系は、【1-1-1】がクロフネで、後の残りはフレンチデピュティ。
ストームバード系は【1-1-0】、ダンチヒ系は【0-0-2】(父で2着1回あり)。

そして、父・母父合計で【1-2-2】のロベルト系。シンボリクリスエスとエピファネイア親子が【1-1-0】、グラスワンダーとスクリーンヒーロー親子が【0-2-0】。

あとは、サクラバクシンオーとショウナンカンプ親子のプリンスリーギフト系と【1-0-2】のフォーティーナイナー系。

函館SSの血統傾向とコース傾向でダブって出てくるのは、クロフネ、プリンスリーギフト系、フォーティーナイナー系の3系統。

【登録馬中の該当馬】
<プリンスリーギフト系>
・ミキノドラマー・・・父ショウナンカンプ

<クロフネ>
・リュウノユキナ・・・母父クロフネ

<フォーティーナイナー系>
・スイープセレリタス・・・母父エンドスウィープ