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東京優駿の法則【結果】

2020-06-01 22:43:11 | ダービー馬を探せ!2020
■血統傾向更新■

断トツの1番人気の福永騎乗のコントレイルは、スタートを決め好枠を活かし「ダービーポジション」をまんまとせしめた。しかも、周囲には松山のコルテジア、和田のディープボンドの「マエコウ軍団」のボディーガードを侍らせながらの殿様道中。坂の途中までは伸びあぐねていたかに見えたが、単に追っていなかっただけ。坂上からは猛追するサリナスを千切り捨てた。終わってみれば、何のことはない。皐月賞のワン・ツーそのままの決着。とはいえ、皐月賞2着→3着→1着で決まった16年のマカヒキのダービーは知っているが、皐月賞1着、2着がそのままというのは記憶にない。

福永は18年ワグネリアン以来の2年ぶり2度目のダービー制覇。レース前はお家芸の「前が壁!」を炸裂するんじゃないかと心配していたが、杞憂に終わった。それもこれも「マエコウ軍団」のチームプレーのおかげ。
3着は皐月賞8着の10番人気・ヴェルトライゼンデ。鞍上はマーク屋・池添。今回も徹底的に福永をマークし、あわやのシーンを演出した。やはり、G1での人気薄の池添は怖い。

■コース傾向更新■

今開催はとんとご無沙汰のディープだったが、ダービーウイークになり突如覚醒し、コントレイルの15年ぶり無敗の二冠馬の誕生をアシスト。
ディープ同様に、土曜日の6R、日曜日の8Rと2レース連続で連対したサドラーズウェルズ系。ここに期待し、馬券はコントレイルからダーリントンホールで勝負したのだが、罠だった。
3着のヴェルトライゼンデの父ドリームジャーニーは、今開催を通して馬券になっていたステイゴールド一族だ。

■オークス・リンク■

今年もオークスで馬券になった血統がダービーでも馬券になり、「オークス・リンク」が成立した。
オークスの3着はゴールドシップ産駒のウインマイティー、ダービーは上述のヴェルトライゼンデ。今年はステイゴールド一族でのリンクが成立し、これで90年以降、区切りの30回目のリンク成立となった。

ところで、父ディープインパクト以来、15年ぶりの無敗の二冠馬になったコントレイル。レース直後に、オーナーから「秋は菊花賞」宣言が出た。血統的には?が付くが、無敗の三冠馬誕生となれば、馬券は別にして応援したくなる。
そんな、コントレイルには不思議と「三冠」に縁がある。
ダービーでは、父ディープインパクト(05年)のダービーと同じ3枠5番に入った。ちなみに、無敗ではないが三冠馬のオルフェーヴル(11年)も3枠5番だった。2頭の三冠馬と同じゲートに入るとは、余程、三冠と縁があるのだろう。
が、話はそれだけではない。
皐月賞では、三冠馬ナリタブライアン(94年)と同じ1枠1番に入り、しかも、2着、3着の馬も全く同じゲートに入っていたのだ。

<94年皐月賞>
1着1枠01番ナリタブライアン
2着4枠07番サクラスーパーオー
3着8枠16番フジノマッケンオー

<20年皐月賞>
1着1枠01番コントレイル
2着4枠07番サリオス
3着8枠16番ガロアクリーク

自身が三冠馬と同じゲートに入るのはまだしも、2着馬、3着馬まで全く同じゲートとなると、何か因縁めいたものを感じる。
ちなみに、ディープの皐月賞の時の3着馬アドマイヤジャパンも8枠16番だった。

となると、気になるのは三冠が懸かった菊花賞の枠番。
秋まで待てないので、早速、調べてみた。

<三冠馬の菊花賞での枠番>
41年?????セントライト
64年?????シンザン
83年4枠09番ミスターシービー
84年3枠05番シンボリルドルフ
94年3枠04番ナリタブライアン
05年4枠07番ディープインパクト
11年7枠14番オルフェーヴル

セントライトとシンザンの菊花賞の時の枠番がどうやっても探し出せない。ブライアン、ディープ、オルフェは既に使われたので、菊ではシービー、ルドルフと同じになるのか?フルゲート18頭となった今ではシービーの4枠9番はあり得ない。となると、ルドルフの3枠5番に入れば、実に収まりが良い。無敗の三冠馬の誕生も楽しみだが、コントレイルの菊のゲートも楽しみになってきた。
なにはともあれ、まずは、無事に菊の舞台に立てることを祈るばかり。

というわけで、「2020年ダービー馬を探せ!」は今回でおしまい。今年もまた馬券は外れて。これで、マカヒキのダービーを獲ったっきりで、4年連続ダービー的中ならず。
が、今週からは早速、来年のダービーへ向けての新馬戦が始まる。終わったことはとっとと忘れて、今週末からは「2021年ダービー馬を探せ!」の旅に出よう。

=おしまい=