これは帰りの新幹線車内の様子で、チラッと見るところ、みなパソコンで仕事している。今では新幹線にも全てのシートにパソコン用のコンセントを備え、東京~大阪間は有料ならWi-Fiまで可能である。
30年前のこと、当時まだパソコンが珍しい時で、私がパソコンで文書を作成し、印刷して上役に提出すると、「心が入っとらん」と一喝された。自分の悪筆より、読み易いこと、訂正が修正し再印刷すればきれいにできることなどを考えてのことだったが、それが上役の流儀とは異なったようだった。結局提出は手書きして提出したが、このような目にはその後、ほとんど会わなかった。特にパソコン教育が学校に導入されだして、パソコンへの態度は劇的に変わった。しかし、できると見られるが故に、普段の仕事の上にパソコン教室の設備や運営、維持管理、情報教育指導計画などたくさんの仕事が増えて、夜遅くまで職場に残ることが増えた。
iPhoneやスマホだって、パソコンの一種なのである。一喝された元の上役がまだご壮健であれば、この時代のことを、なんと思われるのだろうか?と、ふと思いだした。ケパ