昨夜は病院で点滴を受けながら過ごし、今日は朝からバリウムを飲まされながらの検査です。その後、胃から腸への流れを、９時間の
経過観察となりました。その結果を私たちは午後五時を過ぎて、やっと聞くことができました。・・・・・その間、手に取るもの手につかず、ただ祈り感謝しているだけでした。
「おそらく、胃の出口に何か・・・異物があって、流れをふさいでいると思われますが、少しずつは十二指腸へ流れていることは確認されました。」「今晩ひとまずご自宅で、少しでも食べて、そしてそれがどうなるか・・・・もしダメであれば開腹しかありませんが、様子を見て行いたい」と。
コールは吐き気止めの注射を打たれて後、点滴のチューブを外され、ひとまず退院してわが家に帰ることができました。
家では早速このように１０ｇ程度の少量のご飯だけ食べました。けれども、これ以上はぜんぜん食べようとはしません。そして静かに過ごしています。おそらくは体調の悪さを実感しながらも、耐えて過ごしているのでしょう。動物が病気にかかると痛々しいのは、人間のように「ギャーギャー、ヒーヒー」とのたうち回らないことです。その忍耐力には、人間の方が「居住まいを正される」感じです。言葉が通じない分だけ、ただ気遣ってやることしかできません・・・・・。
コール、お前の名前には「使命」という意味がある。まだその使命は果たしてはいないはずだ。どうか頑張っておくれ。神さまにそのことはお願いしておくから。 ケパ
