goo blog サービス終了のお知らせ 

ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

2015年、北極が消える

2013年12月14日 | 聖書

 表題の記事がNewsweekをかざっていた(写真)。
 毎朝の新聞を読むのが好きで、というかとにかく読むことにしていたので、貴重な朝の時間をほぼ4Photo_30分以上とられてしまっていた。しかしそんなことをしていたら、もっと大切な早天のデボーション(デボーションとは祈りや聖書を通して神と交わること)との両立ができない。そこでデボーションの習慣と同時に、新聞は読まなくなった。代わりにアエラとか、最近ではもっと中身があってかつ公正と思えるNewsweekのような週刊誌で情報の補給をしている。今日はそんなNewsweekからである。

 この記事によれば、「早ければ」であるが2015年に、より確実には2020年から2030頃までには起こると。つまり最悪数年後には、北極海をおおっていた、まるで大陸のように存在していた「大氷原が消える」というのである。これは確かな科学的なデータに裏付けられてのトップ記事である。この影響は想像を絶するほど甚大なものであって、環境と世界経済に大変動(大打撃)をもたらすとレポートしている。

 確かに宇宙からみた北極海の海氷面積は、写真で見る限り信じられないほど激減している。地球気温を安定的に冷やしている氷がなくなれば、熱っぽい額に載せた氷嚢の氷が溶けるのと同じで、もはや0℃を維持するものがなくなった段階では、以降、急速に水温が上昇していくことだろう。空恐ろしい話だ。

 身近な例では、一昨日信州上田市のりんご農家に行ったが、その近くのりんご園では気温上昇のために、これまでのようなよい品質が維持できなくなってきており、従来のりんごからもっと温暖な気候にあう果樹を模索しているという話を聞いた。

 この地球温暖化は明確に人類の責任である。CO2排出ガス規制などを行おうとしても、発展途上国は「それでは成長のブレーキを受ける」と反対し、実行できない。結果、砂漠化や、沿岸部の海面上昇による大被害はPhoto_4まだしも、私は農業に決定的なダメージが起こると思っている。つまり世界1農業自給率の乏しい日本、今は想像すらできないだろうが、その時、どんなに金を積んでも、自国民を飢えさせてまでは食料を分けてくれなくなる事態となり、何割かの日本人が飢え死にするような、大飢餓・飢饉になると思っている。
 さらにこのような地球環境による天候不順だけでなく、その時は大地震や天変地異までも重なってくるかも知れない。なぜなら、これまで誤ったことのない聖書が、終末の時代をそう預言しているからである。

 クリスチャンであろうとなかろうと、飢えることは同じだ。変わりがあるはずはない。問題は、このような困難の意味がわかっているかどうか、飢えて死ぬことを怖れない生き方ができるかどうか、である。

 最後まで人間として生をまっとうできるかどうかは、からだの死の後にくるものの方をより大切にできるかどうかの違いだ。その時、真実な神に生きている者と、そうでない偽の神々を信じている者との差ははっきりすることだろう。ただし餓鬼道に自分が落ちてしまってからでは、もうそのことに気づくことができないかも知れないのだ。信仰という備えが必要だ。   ケパ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする