路上体験

  急に思い立って路上したように見られたようだが、実はずっと示され、「路上決行！」の札をずっと立ててのことだ。
  写真のように海鳥相手の路上なら「アホウ、アホウ」と鳴かれてちょうどいい、と思ってた。これなら狭い部屋から抜け出しての練習としか見られないだろうと。ところが始めてすぐに、夫婦連れが横を通って行き、たちまちゆったりの曲が、早足行進曲に変貌することに・・・あがってしまったのだ。
  通り過ぎて再びユックリに。路上とは度胸をつけることにありと心得たり。それにしても我輩はヘタであるとつくづく感じる。とても人前で歌う器ではない。しかし、あるいは下手なりに、歌詞を聴いてくれて、心に入ってくれることを信じる。　ケパ