心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

温泉に行きたしと思えども・・・

2008-01-08 13:17:17 | ネパールでの生活
”温泉に行きたしと思えども、カトマンズ盆地にはなし。
「ロイヤル華ガーデン」の露天風呂で、その想いを代償的に叶える”

ひさびさに、行ってきました。歩いて15分くらいの近場なんですが。
適度な温度で、ヒノキの香りがし、竹の笹が上から舞ってきたり、リフレッシュです。

なんと昨年にもここで会ったことのあるシェルパ族の女性小学校教員と、湯船で偶然一緒になりました。
彼女の家があるナムチェバザールは既に150cmの積雪で、2ヶ月間の冬休みに学校はなっているんだそうで、親族13人でカトマンズの別宅に、避寒の滞在中だということでした。
ネパール人で、お風呂好きはめづらしいーまして340ルピーの入浴料金の支払いーと思います。
彼女の、家族の話、治療中で心配なことなどの問わず語りを聞き、
ぼくは彼女の求めに応じて、ネパールあちこちへの旅の様子を話したりました。
ネパールの人って、まだまだ、国内旅行もしている人は少なく、彼女も、ジョムソムやマナン、ジュムラなどの行ったことのない地域に、とても関心がある様子でした。
そして、もし行くときは日本人のぼくがネパール人のガイドになれるね、と大声で笑いました・・・

そこには、日本人女性2人も一緒でした。
問うと、ポカラに赴任しているJOCVを訪ねてきた、友人たちでした。
ぼくも知っているAさん・・・奇遇です。
初めてのネパールの旅のようですが、住民と近いところで活動するJOCVから、ネパールの国民食ダルバートを紹介されたらしく、それがとても気に入っているようで、ポジティブな印象を聞いているぼくも気分がよくなりました。
次はトレッキングにも行きたい、と言うので、ぼくがお勧めのカラパタールはトレッキング期間が約2週間と言うと、休みを3週間取るのはムリよね・・・という話、そういう日本社会のリアリティは確認するしかないですね・・・

浸かったり出たり、ノンビリしすぎて2時間にもなってしまった長湯は、ツボルグ・ビールと名物料理「鉄板焼き」を、絶品の手製ゴマダレで堪能して、〆にしました。

お客との話好きのオーナーのTさんは、3ヶ月間の日本への帰国から戻って、お元気のようでした。
この国の王制論議の見通しから、ロイヤルの名は外しますか?とぼくが問うと、外さないとキッパリ!
気骨の方ですね・・・




最新の画像もっと見る