matta

街の散歩…ひとりあるき

仲麿ハ 安南国で かんなんし…『畫本柳樽』五編

2020年05月26日 | 川柳

仲麿ハ
安南国で
かんなんし

(阿倍)仲麻呂ハ
安南国(漂流)で
艱難し

仲まろハ
安南ミだぶと
しづむとこ

仲麻呂は
安南みだぶ(アンナミダブ)と
沈むとこ(でした)


月のうた
ばかり帰朝と
奏聞し

(仲麻呂 帰朝かなわず)
月の歌
ばかり帰朝と
奏聞し
“天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも”


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする