命のカウントダウン(健康余命3605日)

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中国以外で初の死者(44歳男性)

2020-02-02 23:32:57 | 新型コロナウィルス

TBS NEWS より

フィリピンの保健省は2日、旅行でフィリピンを訪れていた44歳の中国人男性が、新型コロナウイルスによる肺炎で死亡したと発表しました。

 フィリピンの保健省によりますと、死亡したのは、中国の武漢から旅行でフィリピンを訪れていた44歳の中国人男性で、肺炎の症状があり、先月25日から病院で治療を受けていたということです。男性は、フィリピンで初めて新型コロナウイルスの感染が確認された、38歳の中国人女性と一緒に旅行していました。

中国国外で、新型コロナウイルスによる死者が確認されたのは初めてです。

私の感想です

  海外旅行に行くくらい元気な44歳男性が入院して一週間程度で死に至るとは!!40代の死亡者は稀だと認識しております。合併症などの詳しい情報が欲しいと思っていたら、ネット上で見つけました。


 フィリピンメディアなどによると、死亡した男性は、フィリピンで初めて感染が確認された中国人女性(38)の同行者で、25日から入院していた。この数日間は容体が安定し、改善の兆候があったが、最後の24時間で悪化した。男性はインフルエンザ(B型)や肺炎球菌にも感染していたという。

 容体が安定し、改善の兆候があったのに、最後の24時間で悪化ですか。FLU(B)、肺炎球菌にも感染ですか。コントロール不良の糖尿病など、免疫力低下のベースがあったのですかねぇ。続報が待たれます。

この症例に関しては、残念なことですが・・・・日本国内では今のところ重症化していないようです。

何度も言いますが、アメリカでは今シーズンインフルエンザで少なくとも8000人が亡くなっています。

新型コロナウィルス肺炎、世界全体でまだ300人程度です。

正しく冷静に怖がってください。

 


新型コロナ バスで3人の感染者

2020-02-02 18:13:55 | 新型コロナウィルス
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NHK NEWS より

新型コロナウイルスへの感染が確認された日本人のバス運転手と、同じツアーに同行していた千葉県の女性ガイドが、31日、ウイルスに感染していることが確認されました。厚生労働省は女性がバスの運転手から感染し、国内でウイルスの3次感染が起きた可能性があるとみて調べています。

厚生労働省によりますと、新たに感染が確認された3人のうち、千葉県に住む外国籍の20代の女性ガイドは、1月17日から22日まで中国・遼寧省大連から来た中国人旅行客が参加するツアーに同行していました。

このツアーでは1月28日に新型コロナウイルスへの感染が確認された奈良県の60代の男性運転手が、バスを運転していました。

女性は先月20日ごろからせきや鼻水の症状が出て、男性運転手との接触歴があったことからウイルス検査を受け、31日、感染が確認されました。

女性はせきなどを発症する少なくとも2週間前は、海外の渡航歴が無く、武漢から来た人との接触もなかったとみられ、男性運転手からウイルスが感染した可能性があるということです。

男性運転手は別のツアーで武漢から来た旅行客からウイルスに感染したとみられていて、厚生労働省は国内で3次感染が起きた可能性があるとみて、調べています。

一方で、厚生労働省の会見に同席したWHO=世界保健機関の元西太平洋地域事務局長の尾身茂さんは、「仮に3次感染が起きていたとしても、感染源ははっきりしていて追跡できている」として、感染が次々に広がっている状況ではないという見解を示しました。

また、政府が用意したチャーター機の第2便で30日、武漢から帰国した30代と50代の日本人男性2人もウイルスへの感染が確認されました。

2人は帰国した際には発熱などの症状は見られませんでしたが、念のため、東京 新宿区の病院でウイルス検査を受けていました。

チャーター機の帰国者で感染が確認されたのは5人目で、症状の無い人の感染が確認されたのは4人目です。

国内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、17人となりました。

厚生労働省は国内では現在、流行が認められている状況ではなく、かぜやインフルエンザ対策と同様に、手洗いやせきエチケットなどの感染症対策に努めて欲しいと呼びかけています。

</aside> <main id="main" role="main"> <article class="module module--detail"> <section class="module--detail-content"><header class="content--detail-header">
  1. 診断方法としては、核酸増幅法(PCR法など)がありますが、実際に検査を検討する場合は、「疑似症定点」の医療機関から疑似症として保健所に届出後、地方衛生研究所または国立感染症研究所で検査することになります。
  2. まずはお近くの保健所にお問い合わせください。

患者又は医療機関の希望による検査は行っていません。

 

バス関連発症者3人の厚生労働省発表のデータです。

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</section>

本日(1月28日)16時頃に、国立感染症研究所より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の症例の報告がありました。
この患者は、奈良県在住の方であり、1月25日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴はありませんでしたが、武漢市からのツアー客との接触があったため、疑似症サーベイランスとして報告がされたものです。
新型コロナウイルスに関連した感染症の患者の発生が国内で確認されたのは6例目です。
本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行っております。
なお、本件に関する記者会見を19時から行います。
 
概要
(1)年代: 60代
(2)性別: 男性
(3)居住地: 奈良県
(4)症状、経過:
1月14日 悪寒、咳、関節痛あり。
1月17日に奈良県内の医療機関を受診し、各種検査異常なく経過観察。保健所に連絡。
1月22日関節痛あり、咳症状増悪。
1月25日に再度受診し、医療機関から保健所に相談し、胸部レントゲン検査により両側下肺野に所見を認めたため、調整の上、奈良県内の医療機関に入院。
1月26日に検体を送付。
(5)行動歴:
1月8-11日に武漢からのツアー客を、運転手としてバスに乗せた。
1月12-16日に別の武漢からのツアー客を、運転手としてバスに乗せた。

 

 

本日(1月29日)19時頃に、国立感染症研究所より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の症例の報告がありました。
この患者は、大阪府在住の方であり、1月23日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市からの旅行者との接触歴の申告があったとして、報告がされたものです。
新型コロナウイルスに関連した感染症の患者の発生が国内で確認されたのは8例目です。
本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。
なお、本件に関する記者会見を22時30分から行います。

概要
(1)年代: 40代
(2)性別: 女性
(3)居住地: 大阪府
(4)症状、経過:
1月20日 発熱し東京都内の医療機関を受診し、経過観察。
1月21日 発熱が持続するため、東京都内の別の医療機関を受診し、胸部レントゲン写真で異常がなく経過観察。
1月22日 大阪府で医療機関を受診し、経過観察。
1月23日 症状改善なく保健所に相談し大阪府の医療機関を受診。発熱、呼吸器症状および、胸部CT画像で肺炎の所見があり入院となった。
1月29日 症状は咳のみとなり改善した。現在経過観察のため入院中。
(5)行動歴:
1月12日から17日まで中国武漢市からのツアー客の乗るバス(国内6例目と同じバス)にガイドとして乗った。1月17日夕方から1月22日まで、中国河南省からの別のツアー客の乗るバスにガイドとして乗った。1月20日の医療機関受診時から仕事中であってもマスクを着用していた。

※現時点(1月29日20時現在)までに疑似症サーベイランスに基づき、計28件の検査を実施。そのうち8例が陽性で、残り20例が陰性。(チャーター便での帰国者を除く)

 

 

本日(1月31日)14時頃に、国立感染症研究所より、今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の症例の報告がありました。
この患者は、千葉県在住の方であり、1月29日にご本人が医療機関を受診した際に、新型コロナウイルス感染症の患者と濃厚接触したとの申告があったとして、報告がされたものです。
新型コロナウイルスに関連した感染症の患者の発生が国内で確認されたのは13例目です。
本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。

概要
(1)年代: 20代
(2)性別: 女性
(3)居住地: 千葉県
(4)症状、経過:
1月20日頃から咳、鼻水症状あり。
1月29日鼻水が続くため、医療機関受診。
1月30日奈良県からの接触者調査に基づき保健所が調査を実施。
1月30日検体採取のために医療機関受診。

(5)行動歴:
1月16日 東京から大阪へ飛行機で移動。
1月17-22日にバスガイドとしてツアー(中国人対象)に参加。新型コロナウイルス感染症が確定したバス運転手は、同じツアーに18日-22日まで参加していた。
1月22日 大阪から東京までバスで移動。
発症日(1月20日)前2週間に海外渡航歴なし。
現在無症状で入院はしていない。ツアー終了後からマスク着用とのこと。


マリファナ サーファーにノーベル賞

2020-02-02 17:07:34 | 新型コロナウィルス

PCRと言えばキャリー・マリス博士。

無類の女性好きでサーフィン愛好者 ぶっ飛んだ言動で有名

https://www.flierinc.com/summary/263

自由を愛するマリス博士の奔放な生き方を記した好著!訳者が「動的平衡」の福岡ハカセ!!
そう聞いただけで、動悸が打ってくる!!(そんな人は既読だわなぁ)

是非とも、ご一読を!!笑いながら知識が広がります!!

「本書を読み終えれば、マリスが実に愛すべきチャーミングな人物であることを知るだろう。そう語るのは、本書の訳者であり名著『動的平衡』『生物と無生物のあいだ』の著者でもある福岡伸一氏だ。組織、権威、科学・・・世の中のあらゆることに対する、彼のうらやましいまでの自由さを、本書から感じ取っていただきたい。」

 

 

犯罪捜査でDNA鑑定ってありますよねぇ。ほんの少量の証拠品、たとえば精液、血痕、毛髪から犯人が誰かを言い当てることが出来るのは、PCRの魔法のお陰なのです。
マリスが発明したPCR(polymerase chain reaction) は超微量のDNAを検出し、それを短時間で何十億倍にも増幅することを可能にさせた。驚くべきは、この発明は当時誰もが知っていた既知の現象を組み合わせてなされたということである。当時の「彼女」とのドライブ中にこの方法を思いついたマリス博士はその思い付きを書き留めた後、こんな方法、既に誰かが思いついていうに違いないと過去の文献を調べましたが、何処にもありませんでした。彼の新たなアイデア、それが分子生物学の世界を根底から変革しました。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%B9

マリス博士を一言で表すならば・・・・ユニーク?ですかねぇ

サーフィンが好きで、ノーベル賞受賞が決まった際にも海辺でサーフィンに興じていたことから「サーファーにノーベル賞」と大きく報じられた。かつてLSDマリファナを使用していたことを公言するなど、奇行も多い人物である。ノーベル賞を確実視されていたがその言動によって審査員らから危険人物扱いされて受賞を見送られたのでは思い込んでノーベル賞には縁が無いと思い込んでいた。ノーベル財団から受賞の連絡を受けた際には「もらう!もらうよ!」と大喜びする。

並みの(ノーベル賞貰うか貰わないかギリギリの:並みじゃないけど)研究だったら、ノーベル財団もこの危険人物を回避したのでしょうが・・・・PCRの発明は、世界に大変革を与えましたから・・・・避けるわけには行かなったのでしょう。案の定、ノーベル賞授賞式で、カール・グスタフ国王に、強烈なジョーク??(多分本気でしょうね)を飛ばしております。(Wikipedia 見てください:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%B9

興味持たれたら、「マリス博士の奇想天外な人生」是非ご一読を!!


PCR検査の精度について

2020-02-02 15:39:23 | 新型コロナウィルス

新型コロナウィルスに関連して、武漢からのチャーター便帰国者の中から無症状病原体保有者が複数(2月1日現在5名)報告されています。

発熱、咳、痰の症状がある(発症している)にもかかわらずPCR検査陰性 その後陽性となった患者さんがおられます。下記の15例目の症例です。

患者15例目
(1)年代:40代
(2)性別:男性
(3)居住地:中華人民共和国
(4)症状、経過:
1月26日より咳が出現。1月29日の帰国時に37℃台の発熱と咳を認め、入院となった。1回目の検査は陰性。しかし、CTで肺炎を認めたため31日に、喀痰を用いて追加検査を行ったところ、陽性との結果を得た。

2月1日現在、咳は少々残るものの、解熱しており症状改善傾向との事です。
(5)行動
本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない。
中国において、肺炎患者との明確な接触は確認できていない。

PCR検査は、非常に優秀な検査で、比肩する検査が存在しないくらいなので、検査の感度とか特異度とかを論ずることは困難だと思っています。

PCR検査とは比較にならないかもしれませんが、同じようなウィルス感染症に対する検査という意味で皆さんが体験されたことがあるであろうインフルエンザの検査と比較しましょう。

あの、鼻に綿棒を突っ込まれる検査です。あの検査でも、早すぎるとインフルエンザにかかっていても陰性に出ることがあることは知られていますよね。遅すぎても陰性に出ることがありますし、感度の高い検査法で検査すると、症状が軽かったり中には症状がない人でも陽性に出ることがあります。

新型コロナウィルスPCR検査でも同じようなことが起きてますね
https://times.abema.tv/posts/7039768

咽頭ぬぐい液では陰性 その後肺炎がCT検査で確定して、喀痰検査を行った結果陽性であったという事の様です。あり得る事です。

PCR検査、遺伝子の一部をコピーして増幅するので、理論的には感度も特異度もとても高い検査だとは思うのですが、30回の増幅操作で10億倍に遺伝子を増やすことになるので・・・鋭敏なだけにノイズには弱い部分などあるのだと思います。万全ではありませんが、画期的な技術であることは論を待ちません。

次回はそのPCR検査について考えてみたいと思います。

PCRと言えば、奇人マリス博士ですよねぇ!!!


入院はすれど、退院は?

2020-02-02 14:56:29 | 新型コロナウィルス

入院報道はあっても、退院報道がないのに気づいて・・・

厚生労働省の新型コロナウィルス感染者についての記述を調べてみた。

第一例目の症例は、退院されたそうです。以下が1月16日に厚生労働省のHPにあげられた内容です。

1月15日20時45分頃に新型コロナウイルス陽性の結果が出ます。新型コロナウイルスに関連した初めての肺炎患者の発生が国内で確認されたのですが・・・・・それが分かった時には・・・患者さん既に退院されていたのですねぇ。

多分ですが、この点を指摘されたから??その後発表された患者さんに関しては入院されたことは記してあっても、退院されたとはどこにも書いてありません。

新型コロナウィルス感染症。治癒したら退院するのは当然なのですが・・・・世間は過敏になっていますから、退院されたと書きにくくなっているのでしょうね。

新型コロナウィルスの正体が分かっていないので無症状病原体保有者まで隔離していますが、何日位でウィルスが体からいなくなるのか、症状もないのに閉じ込められているのはつらいでしょうが、調べさせてもらうしかないのかもしれませんね。

 

以下、厚生労働省のHPより

 1月14日、神奈川県内の医療機関から管轄の保健所に対して、中華人民共和国湖北省武漢市の滞在歴がある肺炎の患者が報告されました。この方については、1月6日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があり、その後、原因が明らかでない肺炎等の患者に係る、国立感染症研究所での検査制度(疑似症サーベイランス)に基づき報告されたものです。
 当該患者の検体を国立感染症研究所(村山庁舎)で検査したところ、昨日(1月15日)20時45分頃に新型コロナウイルス陽性の結果が得られました。新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生が国内で確認されたのは初めてです。
 本件について、積極的疫学調査を行うとともに、世界保健機関(WHO)等の関係機関と協力し、リスク評価を進めてまいります。

概要
(1)年代: 30代
(2)性別: 男性
(3)居住都道府県: 神奈川県
(4)症状: 1月3日から発熱あり。
1月6日に中華人民共和国湖北省武漢市から帰国。同日、医療機関を受診。
1月10日から入院。
1月15日に症状が軽快し、退院
(5)滞在国: 中華人民共和国(湖北省武漢市)
(6)滞在国での行動歴: 本人からの報告によれば、武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には立ち寄っていない。
中国において、詳細不明の肺炎患者と濃厚接触の可能性がある。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202001.html