命のカウントダウン(健康余命3605日)

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無症状病原体保有者、不顕性感染、潜伏期間 これで良いのかな?

2020-02-19 23:31:56 | 新型コロナウィルス

私は、感染症の専門家ではない。ただの町医者です。

でも、だれも説明してくれないので、自分なりに調べて解釈してみました。

もし、間違っていたら・・・すみませんが教えてくださいね。お願いします。

 

まず、無症状病原体保有者って・・・不顕性感染とどう違うのかなという疑問
私は、無症状病原体保有者=不顕性感染 だと思っています。 

何故、厚生労働省が不顕性感染という一般的な用語を使わず、無症状病原体保有者という言葉を使ったのか?それは、多分、当初厚生労働省が新型コロナウィルスに不顕性感染があると考えていなかったことがあると思います。

1月31日の新聞記事にこんなのがありました。「中国・武漢市から帰国し、症状がない人で新型コロナウイルスの感染が30日、確認された。厚生労働省は「想定していなかった」として、感染の可能性がある人の調査対象を広げる方針を決めた。」感染していても、発熱やせきなどの症状がない状態は「不顕性感染」と呼ばれる。大阪健康安全基盤研究所の奥野良信理事長談 

厚生労働省は、手あかのついた不顕性感染と言う言葉を嫌って、比較的に一般的ではなかった「無症状病原体保有者」と言う言葉を使ったのではないか?と、私は推定しています。

wikipediaによると・・・

不顕性感染(ふけんせいかんせん、英語inapparent infection)とは、感染が成立していながら臨床的に確認しうる症状を示さない感染様式のことを示す[1]

不顕性感染と顕性感染は連続的であり、病原体により不顕性感染の方が一般的であり、発症に至ることの方が稀であるものも少なくない。不顕性感染を示す個体は臨床症状を示さないため、感染源として気付かないうちに病原体を他個体に拡げてしまうおそれがある。このような個体をキャリアと呼ぶ。伝染病のアウトブレイクの際に感染源の一端となるため疫学的な問題となる[1][2]風疹では、感染者の約30%が不顕性感染とされている[3]

一般に、宿主と微生物との関係が長期間におよぶほど病原性は弱くなる傾向がある。これは宿主側の免疫などの防御機能や微生物側の生存戦略が関係している。不顕性感染の臨床上の応用では弱毒生ワクチンがあり、これは人為的に不顕性感染を成立させることにより、免疫を成立させる方法である。


不顕性感染と言う言葉を使うと、顕性感染という対語を連想しますよね。そうすると、不顕性感染から顕性感染に至る期間が潜伏期間ではないのかいな???と、普通は連想しますよねぇ。厚生労働省は、それをしてほしくなかったのだと思うのです。

厚生労働省は、新型コロナウィルス感染症は、比較的に潜伏期間が長いということを知っていながら、不顕性感染者がいることを想定していなかった。あまりに間抜け、痴愚魯鈍、阿呆であったと自省して・・・・不顕性感染と言う言葉を使うことを拒絶したのでしょう。

私の解釈は、以上です。

まとめると、無症状病原体保有者=不顕性感染者 そして 不顕性感染から顕性感染に至る期間=無症状病原体保有者から有症状病原体保有者(発症患者)に至る期間=潜伏期間 なのだと思っています。大まかだとは思いますが、間違っていたら教えてくださいね!!

 

潜伏期間(せんぷくきかん、英: incubation period, latent period)、あるいは潜伏期とは、病原体感染してから、体に症状が出るまでの期間、あるいは感染性を持つようになるまでの期間のこと。病原体の種類によって異なる。

英語のincubation periodlatent periodはいずれも潜伏期と訳されるが、この二つは明確に区別され、病原体に感染してから症状を示すまでの期間をincubation period、病原体に感染してから感染者が感染性を持つ、すなわち他の感受性を持つヒトに病原体を感染させるようになるまでの期間をlatent periodと呼ぶ。この2つは病原体の種類によって異なるが、latent peirodがincubation periodより短い場合(麻疹など)、発症時にはすでに他のヒトを感染させている可能性がある[1]


インフルエンザが少し盛り返す?(奈良県)

2020-02-19 22:27:14 | インフルエンザ

奈良県中部で、収束に向かっていると思われていたインフルエンザが少し勢いを盛り返したようです。主体はB型に移行しています。

本日3人のインフルエンザと思われる患者さんの来院がありました。2人はB型、1人は鋭敏な検査でも陰性でしたが・・・・発症のしかたや現症状、周囲の状況からFLUと診断しました。

 周辺の保育所では大規模な集団発生も見られました。

 先生も園児もどちらの間でも流行っていて、A:B:1:2くらいの割だとのことです。数名入院とも聞きました。

「田原本町の宮古保育園で、今月2日から14日までのあいだに園児と職員あわせて92人がインフルエンザと診断されていたことが分かりました。そのうちの63人が現在も発症しており、園では手洗いの徹底や合同で昼食をとらないなどの対応をとっています。県では、外出後の手洗い・うがいやこまめな室内の換気など感染の予防を呼びかけています。」

 

全国的には収束傾向ですが、奈良に限っては、少し勢いを盛り返したようです。一時的な、局所的な現象で終われば良いのですが

 

みなさん、マスク、手洗い、しっかりとして、いつもの年よりは感染予防に力を入れていたはずなのにね!!

今しばらく、インフルエンザの流行期は続きます。幼少児にB型が流行しているようです。気を付けてください。

 


完全に狂ってますね。

2020-02-19 20:03:19 | 不適切な治療

役人という人たちは、自分たちのメンツを保つためには、国民の危険性を一顧だにしないということが本当によくわかりました。

14日の検疫が「無事に終わった。」ので、留め置いた乗客のうち、一度でもウィルス検査が陰性と出た人は自宅に帰っても良いとの決定を下しました。何という暴挙

私は、無症状の方、症状の軽い方は自宅安静加療で様子を見ても良いと思っているのですが、それはいずれ患者さんが多くなって入院なんてしていたら医療機関がパンクするときが来るということと、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)患者の8割以上は(特に若い人は)軽症だということです。

このデータも医療崩壊している湖北省を含んだデータですから、日本では50歳以下の人はほとんどが「死にませーん!!」

私は、65歳の糖尿病、心臓病、高血圧、脂質代謝異常もちでアル中ですから、致死率相当高いと(データ上は)思われますが、そんなに危機感持っていません。

しかーし、厚生労働省の暴挙と、COVID-19がそんなにビビらなくてもいいんじゃないのという話は全く次元の違う話です。

厚生労働省のお役人たちは、ダイアモンド・プリンセス船内での14日間の「検疫期間」が成功裏に終わった。二次感染は生じていないと言い張っているわけです。

あり得ないですよね。

乗員の皆さんが解放されてほっとしておられることが悪いと言っているわけではないです。厚生労働省のやり方が非常にまずいと言っています。これでは何のための14日間だったのか、全く無意味です。

2月4日に検査陰性で、本日下船された方が、再検査をいくら強く訴えても無視された。政府がしてくれないのなら、自力で検査をしてくれるところを見つけ出してでも検査を受ける と、言われていました。その気持ち、痛いほどよくわかります。

あの状況下で10日以上暮らしてきて、その間に感染しないという保証はどこにもありません。厚生労働省は陰性証明書を発行したとのことですが、そんな葵のご紋付印籠みたいなものが、ウィルスに通用すると思っているのでしょうか?

そこにあるのは、二次感染はなかったはず、という厚生労働省の事実に基づかない希望的観測だけです。これから、帰宅後の五月雨的な発症という事実によって、その馬鹿げた希望は打ち砕かれることでしょう。

本当に乗員・乗客 ひいては国民全員の安全、人権を無視した暴挙です。

「安全です」と宣言して帰した方達から感染者一人でも感染者が出たら・・・・

安全ではなかったことの明確な証明になります。

固唾をのんで見守りましょう

厚生労働省、加藤厚生労働大臣の言い訳を色々と空想しながら!!

 

 


都合の悪い真実

2020-02-19 16:19:57 | 新型コロナウィルス

岩田健太郎医師が、TVのMBSミントで厚生労働省にとっては都合の悪い真実を暴露中です。

今後、陰性証明書を持って帰宅された元乗客から、三々五々、感染拡大がみられるものと予想されます。

検疫期間を無駄にした挙句、自分たちにミスがなかったと言い張って現実を見ようとしない厚生労働省

加藤大臣の責任でもあります。ひいては安倍首相の責任でもある

だめだ こりゃ 


厚生労働省のダイアモンド・プリンセス担当者のあり得ない対応

2020-02-19 10:37:37 | 不適切な治療

ダイアモンド・プリンセス下船後の対応が米国をはじめとしては下船後も改めて14日の隔離をするのに対して、日本ではそのまま帰宅してOKとしている。

私はもともと、軽症あるいは無症状病原体保有者の場合、自宅療養するべきと考えているのだが、

今回は厚生労働省の決定に同意できない。

 

というのは、厚生労働省は「「ダイアモンド・プリンセス」の2月5日から19日までの14日間は検疫期間であって、我々の検疫は正しかった。」と強引にでも言い続けたいようだ。

ダイアモンド・プリンセスの14日の隔離期間が世界の教科書に今後100年間は掲載され続けるような歴史的な大失敗であったことは誰の目にも明白であり、それゆえ、他のどの国も

自国に帰ってから「検疫をやり直す」と宣言しているわけだ!!

日本がダイアモンド・プリンセスを留め置いた14日間は、検疫期間では全くなくてCOVID-19の培養期間であったと他の国から認められてしまったわけです。

そこのところを厚生労働省はどう思っているのだろうか??



和歌山でダイアモンド・プリンセスの検疫作業に一日だけDMATの一員として参加した看護師がウィルス陽性と判定された。

彼は、船内の状況の悪さに驚き、それを訴えたところ、一日で担当を外されたのだそう。(それでも、感染してしまった)

同じく1日で出て行けと言われた 岩田健太郎先生が「めちゃくちゃな状況」を開設していただいています。

船内に長くとどまっている乗客・乗員に感染が広がっている・蔓延しているのは当然だと思われます。

ダイアモンド・プリンセス、まだまだまだまだ問題は続きますね。

一番の問題は、一群の担当者達のように思えてなりません。

 

敬愛する

岩田健太郎先生のDPでの感想です。

https://note.com/chocolat_psyder/n/n37115c09d500

 

 

3人は、感染が確認されていた入院患者(70代)と同じ病室にいた60代の男性、そして、感染が確認されていた医師(50代)の10代の息子、さらに、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」でD-MATとして活動した30代の男性看護師です。

 

【和歌山県・仁坂吉伸知事】

「それぞれの方の濃厚接触者がいる。全て検査中ですが今のところ、陽性が出たり、発熱があったりということはありません。症状がなくても、濃厚接触者は皆調べる」

 

和歌山県では、あと約350人の検査を行う予定です。

 

17日までに感染が確認されたうちの1人が、有田市内にあるパチンコ店に複数回立ち寄っていたことがわかりました。

 

このパチンコ店では和歌山県からの連絡を受け、18日から臨時休業しています。

 

【パチンコ店関係者】

「陽性反応が出た方がご来店、されていたということで、正直驚きしかない。18日まで店内を全部消毒しまして、従業員は全員ウイルス検査を18日と19日で行いまして。検査結果が出るまでは営業はしない」

 

 

一方で、横浜港に停泊しているクルーズ船、『ダイヤモンド・プリンセス』では、ようやく下船の見通しがたちました。乗客全員の検体採取が終了し、陰性が確認された人から19日以降、順次下船する段取りだということです。

 

【加藤勝信厚労相】

「19日から下船がスタートして、20日、21日ぐらいの幅の中で下船をしていただくことは想定しながらやっているが、いま具体的なオペレーションを作っているのでそれを踏まえて対応したい」