■ 概要
※ 当記事は乱数調整など特別な手法による育成の紹介ではありません。
今更ながらハマっております、SFC版『ファイアーエムブレム紋章の謎』。
当ゲームは1994年スーパーファミコン(SFC)のソフトとして発売。 1990年発売のファミコン版『ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣』を高画質化・シナリオ再構成した「1部」と、その続編の「2部 紋章の謎」を同時収録したものとなっています。
当時のファンタジー系シミュレーションとしては高難度であり、勧誘可能なキャラクター(ユニット)全員を仲間にして且つ戦死者を出さないことは一種のステータスでもありました。 複数の箇所にセーブできなかったり(2023.8.21注)、出撃中の中断セーブが1回しかロードできないというのも難しさに拍車をかけていましたネ…。 (注:スタートのメニュー画面にて『記録を写す』ことで実質複数個所セーブが可能でした)
2023年現在では、バーチャルコンソール版をNintendo Switchにダウンロードすることでプレイができます。 本体側機能として中断セーブ機能があり、そのデータがロードし放題という点が難度軽減に貢献していますので、やるならコチラがオススメです(笑)
■ 1部『暗黒竜と光の剣』 序盤のキャラクター育成計画
当ゲームは初期のキャラクター育成で『戦死者ゼロ』の難度が決まると言っても過言ではありません。 特筆すべきなのは、各ユニットのレベルアップによる各種パラメーター上昇が確率になっている点です。(各ユニット・各パラメーターで偏りもあり) このランダム性が攻略の不安定要因となっているともいえます。
それでは攻略本や攻略サイトから得た知識、ひよこ自身の経験でチラウラを書いていきましょう。(自分メモともいう💦)
■ 第1章~第3章
序盤の1~3章は、ほんの肩慣らしのマップ。 ユニット操作に慣れるという意味合いが強いです。 この間に達成したいのは、シーダ、ドーガ、オグマの育成です。 他のナイト系ユニットは序盤においてはほぼ万能型なので、この間の章であれば無理のないように平均的にLVアップさせてかまいません。
具体的には
・ シーダ → HPと守備上昇
・ ドーガ → 守備上昇 (必須)
・ オグマ → 素早さ(と力)の上昇 (必須)
シーダの育成は、マルスの支援や後々の説得要員として死亡率を下げるため。 対してドーガとオグマの該当ステータスの上昇は攻略上必須です。 ドーガはこれから盾役に徹するために守備の上昇は絶対であり、オグマは切り込み隊長として攻撃力を高めなければなりません。 ドーガ守備は12以上、オグマ素早さ13以上が目安。 第4章からストーリーは本格的に戦争状態に突入し、難度も爆上がりします。 第3章クリアまでに該当ステータスが上がらなければリセット必須な覚悟が要ります(笑)
■ 第4章
シナリオ上で初めての敵正規軍との大規模戦闘。 出てくる敵構成はこれまでと違って、移動力が高い騎兵系や装甲が堅いアーマーナイトが主力です。 この機動力と防御力のコンボは地味にキツイです…。
ちなみに、第4章開始直後に自動的に自軍に加わるオレルアンの騎士たちは成長率的に育成対象にしにくいため、特に縛りプレイや育成したいユニットでなければ、初期配置場所のすぐ東側(右側)の山と川の挟まれた位置に固めておくといいです。(←寄ってきた敵は仕方ないですが撃破…) こうすれば敵の中に居る仲間候補マチスを反撃でヤってしまう危険も併せて減らせます。
中盤、敵アーマーナイトは魔導士(マリク)のブリザーとキルソード装備の傭兵(オグマ)で畳みかけて倒します。 1体を1ターンで倒しきれなかった場合はオグマの育成に失敗しているということなのでやり直し(場合によっては初めからw)です…。
第4章のキモは、14ターンから北の砦2つからそれぞれ敵の増援が1体ずつ、1か所15体、計30体出現すること。 初見だと慌てて『せいあつ』してクリアしたくなりますが、なるべくしっかり倒して"経験値"とすることで、のちのちの展開が楽になっていきます。
敵本拠城の北東にある砦から出るのはソシアルナイトですので、山の間の細い道にドーガを配置して抑えながら料理します。 問題は北西から出るペガサスナイト。 これら飛行ユニットは山を越えられますので万全を期すると抑え役は味方3体は必須。 幸い敵Pナイトの攻撃力・命中率は高くないので、壁役のローテーションを組んだり、同マップの敵司祭から手に入れたライブの杖を使い、シスターの育成がてら回復していきます。 辛くなりそうだったら砦をユニットで一時抑えるのも可。 (増援出現は敵ボスのムラクを倒すと止まってしまいます注意)
■ 第6章
シナリオ名『レフカンディの罠』。 ここのキモも敵増援を全て平らげること。
戦場マップ、敵ボスから北4マスのラインより南に味方ユニットが入るとマップ南の4つの砦の全てから敵増援が出てきます。 ここの増援もターン数ではなく、各砦からの出撃数が決まっています。 敵増援を出す砦を1つ決め、他を味方ユニットで塞ぎ、1体ずつ安全確実に倒していきましょう。
■ 第7章 (SFC版)
序盤の山場『港町ワーレン』。 ここでも引き続き敵増援で経験値を得ていくのと、マルス初期位置付近の闘技場にて経験値と資金を得ていきます。
このマップ、普通なら味方シスターのレナが持っているワープの杖を使うことで2ターンクリアを狙うマップ。 このワープの杖の使用に気付くほうが"賢い"風潮がありましたが…、実情は全く違い、むしろ全ての敵と敵増援を倒して経験値にしていくのが最も賢い選択ですw
ここまで神経質に経験値を得てきたのは、ここで敵増援を処理する力を得て、更なる成長の飛躍にしていくためと言っても過言ではありません。 特にSFC版ではなるべく多くの敵増援を平らげておきましょう。
増援を迎え撃つのは北西の砦の南東にある山の隙間(座標:上から13マス、左から7マス)。(2023.8.21注) パッと見では侵入可能な山があって効果に疑問ですが、このマップの敵と敵増援の兵種は低い山に侵入することができないため、実は抑え所となっています。 この狭い箇所に守備を成長させたドーガを配置し敵を抑えます。 この際ドーガの守備が14以上あれば敵は攻撃してこなくなり(反撃はしてくる)、手を出さなければ安全に"千日手"を採ることが可能。 この時キツいのは武器の消耗…、シーダには武器屋と往復する調達役になってもらいましょう。 (注:ワーレンの西側の門で待ち構える戦法もあります。 こちらは武器調達・闘技場チャレンジが平行で行える代わりに、町中なので地形効果に乏しく、町の壁(?)の外側がすぐに森(回避15%)になっており、不用意にユニットを配置すると一方的に攻撃される事態となり、柔軟な戦術が取れません。しかし攻略できない事も無いので、お試し・お好みで)
消耗する武器の補充を資金も問題。 闘技場で資金を得ていくのもいいのですが…、勝てそうもない対戦相手が続いて所持金がカツカツになる危険があるのと(注)、闘技場で負けても戦死扱いになる点が本末転倒…。 増援の処理がキツくなったら敵本拠へマルス(とマリク)をワープさせる戦法に切り替えて制圧クリアしちゃいましょう。 (注:バトルを開始する前なら"ひやかし"で掛け金を確認して、低額の安全に勝てそうな相手(?)を選ぶことができます。 経験上、掛け金700台、800台がオススメ)
■ 第7章 (Switch版)
上記のように全ての敵増援を緊張感をもって撃破してもいいのですが、Switch版には禁断の(?w)ゲーム機本体側の中断&何度もロード可能な機能が備わっていますw 敵増援の処理工程も含め、闘技場にチャレンジする前にセーブしておき、勝てるまでやり直す手法がとれます。
『そんなに神経質にならなくても…』と思われそうですが、ファイアーエムブレム紋章の謎の完全クリアはマジでツライですw Switch版をお持ちなら、後の闘技場存在マップも含めて、ここでセーブ&ロードを用いて常用ユニット全てをLv20にするくらいが『戦死者ゼロ』への近道です。 …Lv20は言い過ぎにしても(笑)、第7章時点なら下位職Lv13,14に上げておくのが、無駄なやり直しで時間を浪費せずに済む方法です。
■ 締め
一応、第1回チラウラはここまでとなります。 当記事の趣旨は"ユニット育成"なのでここまで十分かな?? ここを乗り切れば後は消化試合も同然ですw 今後気が向いたり・その他注意点に気が付いたら続きを書こうと思います。 …画像が無くて具体性も無く失礼いたしましたw それではみなさん頑張ってください(・∀・)/凵⌒☆