かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

旅はもうはじまっている

2007-10-30 12:52:01 | 映画・本・美術館
~旅が思考を運んでいく~

1957年に岩波新書から発行された堀田善衛著「インドで考えたこと」を読んでいる。1979年の第26刷発行で320円の新書。図書館でかりました。すらすらと読めずに頭をつかいつつことばを飲み込んでいく本ですが(わたしにとって)、これはユニークなインドの本。昭和32年に外国へ、それもインド。著者の目線がいちいちユニーク。(ちなみに堀田さんは旅行ではなく、お仕事で渡印)

インドで生れた思想(仏教のことだとおもう)のことがこんなふうに書いてあった

~極東の島に住む、われわれの祖先の人間のあかし、存在証明の手伝いをしてくれたのである~

インドからその国ごとに姿をすこしずつ変えて日本へたどり着いた仏教。なんとなく漠然と、その遠い国と、何千年もの歴史と、迫害されながらも伝えた人びと、信仰した人びと、わたしの頼りない知識から想像したって、ふっかいなぁ・・・・・歴史はおもい。そして楽しいものですね。30すぎて気付いた。

さて、あさってから1年ぶりの奈良。旅はもうはじまっているといっても過言ではないのだ。(時効警察みたい…)

妙義神社の狛犬

2007-10-22 17:49:24 | 神社・お寺
今月はじめに訪れた妙義神社は、9月の台風の影響で本殿まではあがれず残念。
妙義山は数ヶ所崩落が確認されており、入山禁止だった。せっかくこばに連れて行ってもらおーとおもったのに…(ひとりごとです)しかし、本殿したの“波己曽社”にはお参りできました。
さて狛犬さん。鳥山明先生の漫画に出てきそうなコミック顔だったのでパチリ。法隆寺の阿吽像も鳥山チックと思いますが、なんでもドラゴンボールのキャラに見えるのはどうだろう。想像力が貧弱。
ある新聞のインタビュー記事で知りましたが、全国の狛犬を見てまわり本にした方がいらっしゃる。立ち読みをしましたところこれが実におもしろかった。愛嬌ある犬やら、ある神社ではうさぎやらがすっくと佇む。かわいらしい狛犬に鬼が油断しそうですが彼らはやわじゃない。本をきっかけに何気なくみていた狛犬をゆっくり眺めるようになりました。
余談ですが、中之嶽神社と大国神社の狛犬もよいですよ。大国神社の狛犬さんは、現在の福田首相のお父さん(福田元首相)が寄贈されています。群馬ですものね。

ゆきむしスフレ

2007-10-21 19:05:47 | くいしんぼう
先日の大宮そごう北海道展にて、念願のゆきむしスフレ購入。

事前にチェックした“ひとり1個50個限定”は良いほうに変わっており、5個入りがふつうーの顔して並んでた。ありがたい。

さて、そのお味とは。キリのフレッシュチーズを使用したクリームとのこと。キリクリームはだいすきですよ。うっすら酸味があり、でもあま~く、クリームに適度な重さのある軽くないアレ。固めのパンと食べるのが好み。
で、以前食べた「美雪」スフレに比べて、スフレ生地がしっかりしている。たとえるなら、、口にいれたとたん溶けるようにかんじる「美雪」と、やわらかめの食パンの真ん中あたりのような「ゆきむしスフレ」。似たようなスフレとおもうなかれ!違いますよ!

わたしの好みですか?「美雪」寄りでしょうか。クリームとスフレの相性が好み。「ゆきむしスフレ」は懐かしい味、そんなかんじがした、とっても。ちなみに箱と個装の袋は「ゆきむし」のほうがすてき。かわいい。とても。

で、北海道はまたもやおいしい!というわけでした。

薬師寺展

2007-10-21 18:42:02 | 映画・本・美術館
来春のおはなし。
2008年3月25日(火)~6月8日(日)
東京国立博物館にて「薬師寺展」開催とのこと。

日光月光菩薩さまに、聖観音菩薩さまも公開とかいてあります。
春に薬師寺にいっても、菩薩さまは出張されているわけですね。
展覧会サイトは10/15公開ホヤホヤなので、これからの情報が楽しみ。

やはり「パスポート」購入するべきかも。
奈良の正倉院展を入れれば4回はいくでしょ…前売りを買ってもこちらのがお得。
↓国立博物館サイトより

....................................

常展を何度でもお好きな6つの特別展を1回ずつご覧いただけるお得な制度です。
年会費 一般4,000円 学生2,500円
発行日から1年間有効

【東京国立博物館パスポート特典】
東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館の平常展を何度でもご覧いただけます。
東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館で有効期間内に行われる特別展の中から、お好きな6つの特別展をご覧いただけます。(各特別展は1回に限ります。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

気になるのは“特別展は1回に限る”というところ。
「仏像展」でのこと。見終わってからもう一度改めて眺めたく、出口から入り口へ戻った。2周したわけです。その場合のカウントはいかに!お得情報はよ~くしらべないとね。

東京・ミュージアムぐるっとパス」のように場所によって入場券と割引券が決まっていて、国立博物館の特別展は割引料金!など制約があるから注意です。

暴れん坊と有閑倶楽部

2007-10-18 12:48:34 | いまおもうこと
われらが洋ちゃんの「暴れん坊ママ」火曜スタート。内容からしてちっとも興味のわかないもので、これは主演2人のファン専門ドラマだなと。どなたかおっしゃってましたが“昼ドラ”チックで、ハケンの次はこれか・・と思いつつ家族そろって見ましたが、期待しなかったのが幸いしたか、楽しめた…
二人のイチャつきぶりが愛らしく(これほんと)、上戸彩ちゃんってCUTEだわ~と。以前なにかの番組で洋ちゃんが“年下としかつきあったことがない”と言っていたのを思い出し、こんなふうでは…とまあ、かってに想像して恥ずかしくなった。(ファンとはどこまでも勝手で、まったくもって自由である)

救命~ドラマは途中で脱落しましたが、これは何回みれるか!?セレブママとやらのイジメが続くようであればみない!イジメものは苦手じゃ!(キャンディキャンディとか渡る世間とか)

しかし、東幹久氏。わらえた!ナイス配役。哲がじんましん出るほどの毛嫌い野郎かつ、医者で金持ち。かつ鈍感。みきひさドンぴしゃ!いいね。

子役のチビッコもなんともかわいらしく、父息子が並んで寝る姿はキュンとさせる。で、あのチビッコ頭に自分の子供時代を思い出した私。母の好みで幼稚園のころクリクリパーマをかけていた私。せんせいにパーマはやめてくださいと言われたのにかけつづけた母。(もちろん子供はされるがままであった)
さて、来週を楽しみに待ちましょう。


ほかに、有閑倶楽部がドラマになっていた。チャンネルをかえていると変に頭髪を染めた、不自然な若者達がいるではないか。こりゃバラエティかとおもってみていると、剣菱とかいってる。これが噂の有閑~ドラマかと。
ちなみに、わたしの10代での愛する漫画は以下のとおり。

・はいからさんがとおる
・純情クレイジーフルーツ
・動物のお医者さん
・BANANA FISH
(番外編→持っていないけどのめりこんだ)
・悪魔の花嫁
・うしろの百太郎
・恐怖新聞
・タッチ
もちろん有閑倶楽部は買い求めました。あのメンバーになりたいなんて不相応なことは思いませんでしたが、キラキラするハチャメチャ世界にひたるのが楽しかった。だれが贔屓というのでなく、あの世界ね。

で、配役は知らずとも一目瞭然。ゆうりなんかいいですね。が、お色気担当の彼女いますでしょ、あれ、ちとちがうな。もっと肉!女!ムンムン!ほしいですね。あのマシェリの彼女は可憐です。

友人とよく配役ごっこなるものをします。外国映画をみたあと、あれは日本なら誰に演じさせるかと、頼まれてもいないのに真剣にキャスティング。駄作ほど燃えます。すばらしい作品は隙がなくどっぷり浸れますからね。せっかくだから発表したいというか、教えてあげたいくらいです。だれに?本気で芸能人名簿がほしくなるのはこのときです。

さて、前置きながながですが、お色気彼女をだれにするか、番組終了後、入浴中、布団にはいるまで悩みました。今回はひとりでキャスティング。浮かばぬ… で、ちょっと年配、もすこし重ねて、、いた!デビ夫人にしよう!・・・・・・・あわねーよ、でもあうよ。苦しい。

働きマンまで見始めちゃって、めずらしくテレビをみている秋の夜長です。

気になるかた

2007-10-15 12:57:47 | いまおもうこと
秋ですな・・・
行楽シーズンですな・・・
わたしの週末は、愛犬とごろごろ。いい季節だよね~とか話しかけながら、ごろっごろしてました。時は金なり。

仙さんに、ムンクさん、薬師寺の仏像、フィラデルフィア、見たいものはわいてくるのに、家をでたくない。家がだいすきなのか?

さて、そんなわたしにもってこいの余暇の過ごし方が読書。
そして、そんな生活のなか、密かに夢中になっている方“須藤元気”氏。

「風の谷のあの人と結婚する方法」
「レボリューション」
2冊しか読んでいませんが、とつても気になる。
静かな情熱を秘めて、じつに知的、かなりユニーク、加えてとらえどころがなさそう。(一方的なイメージ含む)

昨日のA新聞コラム“おやじの背中”は元気さん。
元気さんのお父さんのような決断をくだすのはなかなかできることではない。子供を育てるのはほんとに難しい(とおもう)。芽をつぶすかのばすかは流れのなかの一瞬にあって、けして見逃してはならないときが何度かあって、ときに命がけだったりして(とおもう)。子供もいないのに考えました。

さて、つぎの元気本は文庫になった「幸福論」にしよう。この本をひらくのがいま一番のたのしみ。

あ、テレビにも出演されているようなので、いつか見てみよう。格闘家、映画、バラエティーの元気氏はまだ知らない。でも、ファン。
そしてテレビでしか知らないけど元気ファンです、が身近にいた。MYマザー。やはり親子だ。

キンモクセイの木のしたで

2007-10-12 12:43:41 | いまおもうこと
キンモクセイの花の濃い香りを風がはこんできます。あくせくしていてもどよんとしていても、そのかおりに気付くと、まわりをみて花の咲くほうをさがします。さっきまでカチンカチンだったこころがふわっととけて、うそのようにしあわせな心持ちになります。キンモクセイの木の下にたたずむと、むせかえるような濃い香りにつつまれて不思議な気分になった。
いつもは誕生日のころにこの香りでいっぱいになるけれど、今年はちょっと待っちゃったな。季節を香りでかんじさせる、個人的に思いいれのある花です。
写真は、昨日ハイキングでお参りした妙義神社にあるキンモクセイの木。

本の虫

2007-10-05 12:53:23 | 映画・本・美術館
本を読むというか、字をおうのがとても遅いわたし。

◆ここ1カ月で読んだ本(再読ふくむ)
インド旅行記2(南インド編)・・中谷美紀著
私の遺言・・佐藤愛子著
日本人の宗教感覚・・山折哲雄著
仏教への旅(インド編上、下)・・五木寛之著
バナタイム・・よしもとばなな著
心・・高田好胤著
河童が覗いたインド・・妹尾河童

◆現在読んでいる本
ひな菊の人生・・よしもとばなな著

◆今年読んだ、すきだなあ、という本
梅原猛の授業 仏教・・梅原猛著
風の谷のあの人と結婚する方法・・須藤元気著
アルゼンチンババア・・よしもとばなな著
宗教の行方・・山折哲雄著

◆今年読んだ、あっちゅうまに読み終えた本
蒲生邸事件・・宮部みゆき著
私の遺言・・佐藤愛子著
河童が覗いたインド・・妹尾河童著

と、いうわけです。今年はいつになく本の虫で、久しぶりに図書館通いをはじめた。
選ぶ本とか音楽で、その人をなんとなーくわかったつもりになることってあります。確認もしませんから勝手な思い込み、偏見ともいえるが。
で、わたしはこんなんです。他に、たかのてるこさんがだいすきで、サイン本(お先真っ白)は宝物。あ、中谷美紀ちゃんもだいすき。

ホットペット登場

2007-10-03 12:22:00 | くいしんぼう
待っていましたペットボトルのミルクティーホット。
今朝“NEWDAYS”(JRのコンビニ)で久方ぶりの再会。
夏でもホットを購入するほど、ホットペットをこよなく愛するわたくしは、このお出ましを待ちわびておりました。
“NEWDAYS”といえば、美松製菓のバームクーヘンはサイコウにうまい。キャラメルのほうをよく購入する。もう73個は食べた、とおもう。それくらい好き。バームクーヘンが。
バームクーヘンといえば、ロイズだね。スパイシーな甘さサイコウ。ことばで表現するとチャイに近いね。あら、また北海道ですよ。