19時はまだ明るかったのに、気づけば夕暮れがはやくなり夏も折り返したんだなぁ。
お盆ですものね。
さて、今日からわたしは夏休み。
最近はじめた紅茶の教室で紅茶の歴史を学び、美味しい紅茶とお菓子をいただく。
日常を忘れられるひとときは思っていた以上に楽しくて、少人数制だし、自分のペースで進められるのもいい。
紅茶の時間がおわってから、東京ステーションギャラリーで開催中の「いわさきちひろ、絵描きです。」を観てきた。
子どものころ母が選んでくれた絵本「あめのひのおるすばん」がわたしの最初のちひろさんだろうか。
なかでも特に気に入ったのは、まだ赤ちゃんだったころの息子さん猛くんのスケッチ。
鉛筆で描かれたその髪の毛一本、顔の影の線ひとつからも愛を感じる。
こんこんと湧いて溢れるような愛が伝わってきて、観ているとその時間の分だけしあわせになる。このスケッチから離れがたかった。
解説には、ちひろさんご夫婦がともに忙しくなり猛くんをご両親に預けていて、1ヶ月ぶりに再会したときに描かれたスケッチとある。そうか、だから伝わってくるのかな。
ちひろさんの描く子どもたちは指と唇がとっても好きだ。
そうだ、絵本を買おうかな。
安曇野にあるちひろさんの美術館にもいってみたいな。