かしこジャーニー

「日々しるし」と「難聴のこと」

妖精に会った日

2017-12-29 23:58:15 | いまおもうこと
妖精は一人という数え方でいいのだろうか?
浦和の伊勢丹で「それ、お似合いよ」と妖精に声をかけられた。
靴下を選んでいるときだった。

以前は日本橋の三越で靴を見ていたら、どこからか「とってもお似合いよ」と声がきこえてきた。
妖精と一緒に選び、妖精が似合うと言ってくれたみどり色の靴を買った。とても気に入って今も履いている。

もちろん比喩である。
いずれもかわいらしいおばあちゃまである。

今年は思い出すと妖精から2回メッセージ受けとっている。
ルミネで洋服のお会計をしていたときに後ろに並んだ女性から「髪型ステキね」、日本橋のカフェで後ろに座っていた女性から「そのお帽子ステキ」いずれもかわいらしい個性的なおばあちゃまだった。

とってもうれしいできごと。
驚くのと、うれしいのと、なんだか可笑しいのとで、つい笑ってしまう。
わたしも同じくらいの年齢になったら、そんな風にいいねって声をかけられるかしら?
妖精さんたちのような、かわいらしい女性になりたいな。。。

第九

2017-12-25 23:16:10 | いまおもうこと
今年の日本フィルの第九はサントリーホールで。
いつもの東京芸術劇場で聴くよりも音に迫力があったように感じる。
第3楽章あたりから今年も終わっていくなぁ…としみじみ思いはじめ、合唱が入る第4楽章で気分は大みそか。
また来年もいい音楽に出会えますように。

サントリーホール前のカラヤン広場のクリスマスツリーは他のツリーとちょっと違う趣き。
おおきな一粒が宝石みたいです。




歌舞伎納め

2017-12-24 21:51:58 | いまおもうこと
今年最後の歌舞伎が終わり、ライトアップされた歌舞伎座に「また来年もよろしくお願いします」と心のなかで年末のご挨拶。

中車さんの「瞼の母」はよかった。
生き別れた母親をやっとの思いで探し出したものの、冷たく突き放された忠太郎。
「我が母は瞼の母のままでよい」そう心に決め、二度と会わぬと誓って、また流離いの身となる。
積年の思いがあればこそ、何ひとつあてもない母親を探す苦労も厭わなかったが、邪険にされた虚しさや哀しみはその年月だけ深い。

玉三郎さん演じる母おはまが「名乗り出るのなら、どうして堅気になっていないんだ」と涙で訴える。
五才の忠太郎を置き去りにしてから、思わない日は一日とてなかったであろう。その時間があまりにながかった故に、二度とは会えないはずの息子の姿を想像して同じように瞼に浮かべていたのかもしれない。
穏やかな生活を切り裂くように突然現れた忠太郎を、どうしてすぐに受け入れることができようか。
そのすれ違いが切ない。
夢にまでみた母との出会いと、あっけない別れに打ちひしがれる忠太郎に、穏やかな日が訪れることを願わずにはいられない。


そして、玉三郎さんの楊貴妃。
今年を締めくくるに相応しい演目でございました。
今夜はいい夢みれそう…

さて、来年の歌舞伎は久しぶりの新橋演舞場から。
字幕機ないけど、、なぜ買ったんだろか。
お正月飾りや新年の雰囲気をたのしむことにしましょう。


若干 早めに

2017-12-24 13:51:54 | いまおもうこと
我が家のクリスマス会(ケーキと唐揚げを食べる日)は金曜。
クリスマスプレゼントは愛犬へお洋服。
昨日ホールケーキの残りを食べて2017のクリスマスは終わった。

玄関や部屋にならんでいたサンタたちも片付けてと…

暦では今日がイブだったか…


銀行の窓口で

2017-12-20 18:23:04 | 耳鳴りと難聴
難聴者は大変こまる。
わたしの場合は「難聴で(番号または名前)聞こえないので何度かよんでいただけますか」とお願いしてからいちばん前の席に座る。空いていたら真ん前に座る。
ここからが忙しい。
こんなときの声はどれも自分の番号や名前に聞こえて、呼ばれるたびに音のほうを見る。なんどもみる。みる…また見る…つかれる…

仕事でよく利用するM銀行M支店の窓口にとても親切な女性がふたりいる。
顔を覚えてくださっているようで、呼ぶときはカウンターからロビーまで出てきて声をかけてくれる。大げさでなく毎回涙がでそうになる。
ほかの窓口の方はマスクをしたままなので単語が聞き取れず、手を挙げる動作も分かりにくいことがある。

昨日、その窓口の女性が「こういうのがあるんです」と手渡してくれたのがウィンブル2。聴覚障害者を助けてくれる製品を数多く扱う自立コムの製品で、わたしは職場で電話の音量をあげるために長年利用しているのが自立コムのテレアンプ
自立コムさんいつもありがとうございます。
サイトをみると現在はグレードアップしたコレのようだ。

このウィンブル2を手に持って待っていたけれど、思ったよりも振動が大きく、声がかかるごとに落ち着きなくキョロキョロすることなく、おかげさまで安心して待ち時間を過ごせた。
なんてありがたいことでしょう。
窓口の女性は渡す前に振動させて、こんな感じですよと確認させてくれました。親切で気がつく方です!わたしもこうありたい。
お給料口座はずっとM銀行にします!

自我が芽生える

2017-12-18 21:00:11 | いまおもうこと
あした乳歯の抜歯と去勢手術のナビィ。
がんばるんだそ!

半年を過ぎたころからだろうか、行動に変化がみられるようになってきた。
顔つきもかわいらしい感じからすこしキリリとした表情へ。
どちからというとぽや〜んとしてたのに、こうしたいよ、やだもんね、ちょーだいよ!ハッキリ表情に現れる。
自我の芽生えなのね。
これまで言うことをちゃんと聞いて、いたずらもほとんどなかったけれど、だんだん手こずることが増えてきた。
それもまたうれしい。成長の証だ。

んんんんん
あした、がんばるんだぞ!!!
仕事を切り上げて迎えに行くからね。

12月歌舞伎座 二部

2017-12-18 20:53:14 | いまおもうこと
今月の歌舞伎は致し方なく二回に分けて鑑賞。
三階席に座り続けるのは腰に響く。。

昨夜は二部だけ、らくだと蘭平物狂。
らくだは中車&愛之助コンビでなかなかおもしろかった。
中車演じる普段は気弱な男が実は大の酒好きで、しかも酒癖が悪く、飲めば飲むほど性格が変わっていく。それまで言いなりだった強面の愛之助を手の平を返したようにこき使うようになって…
この軽快なやりとりは何度観てもたのしめる世話物。
なんといってもフグにあたって死んだ宇之助として、最初から最後まで死人役で出ずっぱりの亀蔵さんがいちばんおかしい。亀蔵さんはゾンビフリークなんだって。
蘭平物狂は、以前観た三津五郎さんとどこか違う印象。松緑の蘭平はいい意味でギラギラしていた。

見応えある二部もよかった。
そして!来週の三部がいちばんたのしみ。
玉三郎さんの楊貴妃、どんな舞台なんだろう。


待合室にて

2017-12-16 09:01:27 | いまおもうこと
眼圧が上がり過ぎて緑内障の危険ありと診断された母。
先月に続いて2回目の連日眼科通い。
前回はご近所さんたちが送り迎えをしてくれたので助かった。

病院の待合室。さて、なにしようかな。。。
年末年始休暇まであと半月となり、気持ちが緩んでいるせいかLINEの100コインスタンプ買っちゃったよ。
ぼーっとスマホを見ていると余計なこと、つまりそれほど欲しくもないのに購入ボタンを押しそうになるので本を読もう、そうしよう。
今月は夏目漱石の草枕。

智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。

いまだ治らず

2017-12-15 18:27:29 | いまおもうこと
風邪がぶり返すとよく耳にする。
ほんとだよ。
今月ずっとだよ。
喉にきた風邪は、落ちついては顔を出し、やっと鎮まってきたかとおもえばまた痛みだす。
グワッとくれば病院へ行くのに、じわじわと攻めてくる。
そうとう性格悪いね、今年の風邪は。

アガサクリスティーの映画観たいんだけどな。

激動の年?

2017-12-12 18:08:22 | いまおもうこと
職場の先輩3人と銀座で2017おつかれさん会。
お昼にステーキ、虎屋で甘いものを摂取して夕飯にトンカツ。
牛にはじまり虎をはさんで豚でおわる。
トンカツを食べながら「かしこさんは激動の2017だったね」と言われ、振り返ると6月に仕事が変わってから人生で経験したことのない荒波が押し寄せたんだわ。
過ぎてしまえば、、
荒んでささくれ立ったあの頃のわたしはもういない、はず。
よく働いた。頭をフル回転して時間と闘った。
今年もあと半分、もすこしがんばろ。