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2007年03月31日 | 気になるニュース
時事通信 2007/03/30-22:23

日本軍「強制」は修正=沖縄戦集団自決に初の意見-高校教科書の検定結果・文科省
 文部科学省は30日、主に高校2年生以上が来春から使用する教科書の検定結果を発表した。日本史で、太平洋戦争末期の沖縄戦の際、日本軍による強制で住民が集団自決したとする記述すべてに初めて検定意見が付き、各教科書会社は「日本軍により」という部分を削ったり、「自決した住民もいた」という表現などに修正したりした。理科や数学では、学習指導要領の範囲を超える「発展的内容」が倍増した。
 沖縄戦の集団自決を扱ったのは6社8点。うち5社7点に「実態について誤解するおそれのある表現」と意見が付き、「日本軍に集団自決を強制された人もいた」が「集団自決に追い込まれた人々もいた」(清水書院)などに改められた。
 2005年度(主に高校1年生対象)は申請段階から今回意見が付けられたような記述がなかったが、04年度は「日本軍に…『集団自決』を強制されたりした」と記述した中学の歴史教科書が合格している。

 文科省は「以前から(命令や強制はなかったとする)反対説との間で争いがあり、軍の命令があったと断定するのは不適切で、今回から意見を付けた」と説明している。


ん~、この文部科学省の対応、沖縄の方々はどう思うでしょう。
当時の戦争経験者がまだ生きておられ、その体験が語り継がれています。

沖縄戦については数々の文献にその悲惨さが記録されていますけど、それを読む限り、「集団自決について軍の命令や強制はなかった。」と断定するのも難しいと思います。

それにしても今回の対応、従軍慰安婦問題が蒸し返されている最中、タイミングが悪いと思うのですが。



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