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出船の精神

2006年11月26日 | Weblog
海上保安庁の巡視船。

船首が沖合いを向いています。
一刻でも早く出動し、現場に到着できるようにするためですね。

『ウィキペディア(Wikipedia)』より
出船精神(でふねせいしん)とは、旧日本海軍の伝統で、いつでも確実、迅速に行動できるよう準備を怠らないようにしようとする精神のこと。船舶の桟橋への係留方向についての用語からきている。駐車する際にたとえると、前進で車の先頭を奥にして停めるのが「入船」、後進で車の後尾を奥にして停めるのが「出船」である。「出船」のほうが「入船」より確実、迅速に発進できる。 このことから、以後の動きをスムーズにするべく事前に用意し、いつでも使用可能な状態にすることを指す。

誰しもが、普段の生活で無意識のうちにやっていることでしょうけど、言葉として残っていたのですね。






海のそばに住んでいるのですが、恥ずかしながら今までこの言葉知りませんでした。
先日NHKの「ラジオ深夜便」で海軍兵学校出身の映画監督の話の中で出てきた言葉です。

その監督、「5分前の精神」についても述べておられました。

同じく『ウィキペディア(Wikipedia)』より
5分前精神(ごふんまえせいしん)とは、旧大日本帝国海軍の伝統で、定刻の5分前には準備を終えておき、定刻と同時に作業を始められる状態にしようとする精神のこと。特に海軍という船の世界においては、出航時刻に1秒遅れても乗船できないことになっており、時間厳守の要請が強かったことからこのような精神が定型化して口にされたものと考えられる。また、ケアレスミスをもう一度点検し、不測の事態が起こった際にも余裕を持って対応できるための心がけでもある。

時間通りに物事を始めるための考え方として、現在でもよく口にされる。プロ野球の読売ジャイアンツではチームでの移動の待ち合わせにおいて「ジャイアンツ時間」制度が存在する。これは実際の集合を明示された集合時間ではなく、その10分前までに行うものである。例えば、「10時集合」ならば、9時50分には集合完了しなければならない。これも集合場所から交通手段までの移動時間を勘案したものから発展したと見られる。一般の人の場合では電車に乗る時間や待ち合わせにおいて言われることが多いが、待ち合わせでは5分どころか10分、30分と言われる場合もある。意図的に5分ないし10分時計の時間を進めておくことが行われることもある。

ただし、あまり余裕を持ってしまうと逆に「余裕があるからいいや」と思い気を抜いて、結果的に余裕を食い潰して却って遅刻する可能性が高い。それを思うと「5分」というのは合理的な数字であるのかもしれないが、結局は人それぞれである。


自分自身について言えば、いつもイベントの遅くとも10分前には到着するように心がけています。
チト気が小さいというのもありますが。
ま、これも多くの方が習慣とかビジネス慣行としてしてやっておられることでしょう。


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