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いつもツーリングは思いつき。
決めるのは方向だけなのだ。
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メシも目に付いたところで食うのである。
まあ、調べれば美味いところはそこそこあるのだろうが、並んでまで食う気はしない。
アタリもハズレも全ては自己責任。
この日は、ちょうど昼時に通りかかった上山市のラーメン店に入ってみた。
「金ちゃんラーメン」とな。
昼時とあって、そこそこ混んでいる。
店は県道らしき道路沿いにあって、客の中には作業服を着た人も。我以外は地元の人か。
注文したのはチャ-シュー麺。大盛りで750円だったと思うが、チャーシュー麺の大盛りでこの値段は安いと思う。
驚いたのは、そのボリューム。
見た目より麺の密度が濃い。食っても食っても減らない感じ。チャーシューも麺の中にまで埋もれている。
麺は平べったい縮れ麺。手打ちのようだ。
味はというと、子供の頃から慣れ親しんだ昔からあるラーメンの味。
チャーシューも赤身と脂身のバランスがちょうどよい。
東北的というか実質重視というか、派手さはないが、これがこの地方の味なのだろう。美味いと思った。
この日のラーメンは“アタリ”。
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具たくさんのボリュームたっぷりですな。
中華そばの味ではないですか。
「金ちゃんラーメン」といえば、四国の徳島製粉が出してるのが有名ですが。
ときどき田舎から送ってきますよ。
このラーメン屋さんは観光地から外れた場所にありました。
普段の生活の中で勝負しているわけですね。
見た目だけではやっていけないのでしょうね。
素朴で鍛えられた味を感じました。
お~、こういうものがあったのですか。
http://www.kinchan.co.jp/index.php
地場の食品というのは旅したときの楽しみのひとつですな。