5月13日にメールのやりとりをした友人の訃報連絡が14日に入ってきました。
死因は心筋梗塞でした。しかし、真の原因は医療事故という信じられないものでした。
友人は5月14日の朝に具合が悪いのを察知し、自力で近隣の市民病院へ。そこで救急措置を受けるも医師が誤って酸素の管を気管に入れるべきところを食道に挿入した模様。当然回復しないので高度医療設備のある病院へ救急搬送されている途中で息を引き取ったとのこと。最後に受け入れた病院の医師が家族に医療事故だと説明しました。
友人は会社時代の同期で昭和46年の入社時から現在までずっと付き合いが続いていました。
闘病中なら心の準備もありましたが、医療事故により命を絶たれるなど言語道断で言葉もありません。
本日、実家を訪れてお別れをしてきましたが、数か月前に会ったままの穏やかな顔で眠っていました。50年間の色々なシーンが頭を駆け巡り、涙をこらえることができませんでした。家族はもとより本人も無念でならないと思います。
ここからは想像ですが、今コロナにより各地の医療資源がひっ迫しています。友人が最初に受診した病院もベテラン医師はコロナの治療に回されていて、新米医師が担当した結果の事故ではと勘ぐってしまいます。
今できることは彼の冥福を祈ることだけです。