これはもう私の中のマスターピース! 一頃は毎日のように聴いていた。
こんなに静かで美しく感動的なピアノトリオも少ない。他に対抗馬を挙げるとしたらトルド・グスタフセンくらいか。
特に後半の、青い影~ボディ・アンド・ソウル~ウィチタ・ラインマン~スマイル、までの4曲は絶品だ。この中でも1曲を選べといわれれば、ウィチタ・ラインマンにとどめを刺す。
ウィチタ・ラインマンとは、1969年にジミー・ウェッブが作詞作曲をしてグレン・キャンベルが歌い大ヒットした曲である。最近ではカサンドラ・ウィルソンも歌っているようなのでこちらも聴いてみたい。
青い影もプロコル・ハルムが歌って大ヒットした60年代ロックの代表曲だ(原曲はバッハ)。タイトルだけじゃどんな曲かわからないかもしれないが、聴いてみれば「ああ、この曲ね~」とほとんどの方がわかるはずだ。
というようにこのアルバム、選曲だってなかなかのものだ。
ドラムのピーター・アースキンもすばらしいサポートをしているのでますます聴く価値有り。
このアルバムのお陰で、それ以前のアラン・パスクァのアルバムもほとんど集めてしまった。でもやっぱりこのアルバムが最高!
何度も繰り返し聴いているとじわじわと旨みが出てきます。
アラン・パスクァという人は見た目もよくて、こんな人が目の前でピアノを弾いていたらイチコロかもしれません。
これ以外にも推薦盤はたくさんありますので、順次ご紹介したいと思います。お楽しみに!
しかし、すごいですね。
熱き想いが伝わりました。
よし、AmazonへGo5!