buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

スモモも桃も桃のうち

2010年10月09日 | 授業

「群読」という授業を3年ぶりに復活させました。

今日はトライアル授業で、学生たちがどんな授業をしているのか、
見に来る、そんなお試し授業です。

「群読」は、詩やエッセイなどの作品を、ひとりで読んだり、
グループで読んだりし、
作品を味わいながら、作者は何が言いたいのか、どこを強調しているのかを
探ります。

今日は
「すもももももももものうち」というセンテンスを
リズミカルに読む練習をしました。

実際は「スモモ も 桃も 桃のうち」なのですが、
学生たちは平仮名だけで表記すると、うまく読み切れません。
変なところで切って読んでしまい、意味が全くわからなくなったり
「も』がひとつ多過ぎたり、足らなかったりと
教室はみんなの笑い声がいっぱい。
久しぶりに声を思いっきり出す楽しい授業になりました。

おかげさまで大盛況。
定員14名のところ、40名の学生がトライアルに参加してくれて
刺激的な授業になりました。




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写真はピーチケーキ





お台場散策~レインボーブリッジを渡る

2010年10月07日 | 授業

今日は学校の校外授業でした。
場所はお台場。
基本的には現地集合ですが、これまで全員が予定通り集まれたことはありません。

今日も集合時間に数名が遅刻。
普通は待っているのかもしれませんが、私たちはさっさと出発。
遅れた人はとにかく連絡をつけて、どこかで追いついてね、
ということになっています。
それじゃないと、集合時間前に集まっていた学生から苦情が出てしまいます。

まずはフジテレビに向かいました。








初めての人もいれば、もう5回目、という人もいます。
フジテレビの球体展望台に登って、通訳練習をクラスごと、言語ごとに行い
その後、11時半に解散。
写真はフジテレビの展望台から眺めた第6お台場です。








13時にお台場ビーチのところで再集合して、お台場海浜公園や台場の歴史について通訳練習。

伊豆七島の神津島の白い砂を入れた浜辺は人も少なく、とてもきれいです。
海の水は澄んでいて、魚が泳ぐのが見えました。
10月半ばにはトライアスロンの大会が開かれるそうです。
こんなにきれいな海で泳いだら、ちょっと気持ちがよさそうです。






その後、第3台場(台場公園)まで浜辺を歩き、解散しました。

嘉永6年(1853年)の6月に、ペリー提督率いる米国艦隊が浦賀に現れたときに
江戸を守るため、品川沖に6つの砲台を持つ台場をつくったそうですが、
現在は第3台場と第6台場が国の史跡に指定され、残されています。
第6台場は植物や野鳥の宝庫になっていて、人の立ち入りは禁止されています。
写真は第3台場から撮ったレインボーブリッジ、壮観です。









台場公園は若い人でにぎわうお台場の対面にあり、来る人も少なく、自然がいっぱいの
お散歩コースになっています。








ここまでで、かなり疲れてはいたのですが、
ただ、さらに歩いてもいい、という人のために
レインボーブリッジを歩いて渡る、、、コース(希望者のみ)を加えました。
写真はレインボーブリッジ上から撮った隅田川方面です。









10名の留学生が参加、
私も生まれて初めてレインボーブリッジを歩いて渡りました。
(徒歩で対岸まで40分弱)










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今日はかなりの距離を歩く校外授業になりました。
一番最初の写真は第3お台場の草はら。
光が射してとても綺麗な緑に輝いていました。













変わる語学学校 1

2010年10月06日 | お仕事いろいろ

ことばを習うことはおもしろい。
私は最近、週に1、2回、学生になっている。
英会話と中国語の学生だ。

街の小さな英会話学校の「売り」は全員が専任講師だということ。
アルバイトの先生はいませんよ、と強調している。
でもこの学校は1週間のうち、
火曜日、水曜日、木曜日、土曜日の営業で、時間も4時~9時まで。
もしかしたら、専任講師はみんな兼任講師だったりして、、、。

大手の英会話学校がいくつか倒産しているが、
今、通っている学校は月謝制をとっている。
これも「売り」のひとつらしい。
(消費者としては)ちょっと安心だ。
何十時間も先にチケットを買わされていたら
いくら安くても、倒産すればチケットは無駄になってしまう。

1回はプライベートで1時間2000円。
グループなら1時間1000円だ。
私はグループを申し込んだが、今のところほとんどがマンツーマンレッスンで
(同じレベルがひとりしかいないから、、、)
1ヶ月は4000円。

価格崩壊である。
、、、が受ける方としてはお得感がいっぱいだ。

教え方ははどうだろうか?
先生はみなニコニコ顔で、ホスピタリティーに満ち満ちている。
また、学生の気持ちをよく汲んで教えている。
小学生のクラスのレッスンを壁の向こう側で聞いていたが、
TPRで教えていた。
私も日本語をTPRで教えたことがあるけれど、
先生はけっこう上手で慣れている。
子どもが嬉しそうに指示された行動をとっているようで
褒め言葉が聞こえて来る。

マンツーマンのレッスンもかなりいい線いっているように思う。
何しろ、受ける方が楽しい、と感じられるレッスンだ。
う~ん、同業者としては、かなり参考になる、、、。

今後、語学学校はますます激しい競争に巻き込まれていくだろう。
安かろう、悪かろう、という時代は終わってしまった。
安くても高品質の授業を提供してくれる学校が出てきたのだ。
英語学校はかなりの数が淘汰されてきた。
生き残る学校は、いったいどんな学校なのだろうか?

ちなみに、中国語学校の方はマンツーマンレッスンで
1回1時間2000円。
先生はかなりの実力がある。
私はとても気に入っていて、すでに3年通っている。



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日曜散歩~DaNoiでランチ&フリーマーケット

2010年10月03日 | 食いしん坊

お休みの日はなるべく1日1回は散歩をするようにしています。
今日は港区高輪から品川駅を隔てた港南まで歩きました。

品川駅からザクロ坂を新高輪プリンスホテル方面に上がっていくと、
途中、オープンテラスのカジュアルフレンチのお店や
ファミリーレストラン、ステーキのアウトバックスなどがありますが、
その先に高輪東武ホテルがあります。
ここの1階にイタリアンの「DaNoi」があります。
西麻布が本店ですが、私はこちらの方が広々としていて
居心地よく過ごせるような気がします。

日曜日のパスタランチは1890円。
ちょっと高いような気がしますが、品川駅周辺のランチが
まずまずの味で1200円~1500円もするなら、
「DaNoi」の方がずっと落ち着いて食事ができ、リラックスできます。

4種類から選べる前菜、3種類から選べるパスタ、ドルチェとドリンクが
今日のAランチでした。
前菜と一緒にくるパンはいろいろな種類があり、楽しめます。
今日は珍しいジャガイモ入りのパンでした。
これをとても香りのよいオリーブオイルと一緒に食べると
いくらでもお替わりできてしまいます。

パスタは小エビとキノコのトマトソースを選びました。
パスタは本当においしいです。









ドルチェはレモンと蜂蜜のシャーベットとチョコレートケーキでした。









お腹がいっぱいになったところで、港南に向かいました。
品川駅港南口のインターシティーでは毎週日曜日にフリーマーケットが
開かれています。

今日はお天気もよく50ぐらいのお店が出ていました。
新品の服もたくさん出ていますが、時々焼き物や手作り家具などの
お店も出ていて楽しめます。
3時頃行くと、店じまい寸前で、交渉次第でがんがん値引きをしてくれます。

その後、お気に入りのカフェで読書をしました。
池波正太郎の「雲霧仁左衛門」











かなりのんびりしたいい一日でした。



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写真はダノイのドルチェ














アテスウェイのケーキ

2010年10月03日 | 授業


今日は1年に1度のT女子大学の教育実習報告会です。
私たちの学校で授業をサポートしてくれた10名ほか、
7つの日本語教育機関で教育実習をした学生たちの発表が
午後1時から3時間行われました。

私たちの学校に来てくれた学生たちは
授業の様子の写真、教室活動で作ったポスター3枚、
ビデオ、アンケートの集計、分析までを
パワーポイントにまとめて発表していました。
すばらしいプレゼンだったと思います。

その後、受け入れ機関の教師たちと大学の担当教員の懇親会。
ここでの話し合いは、例年
実習生がどのように授業に主体的に関わっていけるかを探る
とても貴重な意見交換の場になっています。

話し合いにはコーヒーとケーキの名店「アテスウェイ」の
スイーツが出てきます。

私にとっては、これもまた1年に1度の楽しみです。


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写真はアントニン・レーモンドが設計した東京女子大学礼拝堂(1934)
今日は青空に白井建物が映えていました。







好きで好きでたまらない

2010年10月01日 | 本・映画・音楽・美術のページ

トリビュートバンド、ということばを聞いたことがありますか?
トリビュートバンド(tribute band)は、有名なミュージシャンやバンドなどの
業績を讃えるために楽曲演奏やパフォーマンスをするバンドのこと、
なのだそうです。

つまり、
あるバンドに相当はまっている人たち、好きで好きでたまらないファンたちが、
全く同じように演奏をして歌っているのです。

実は明日、私と夫は70年代から80年代にかけて活躍した
エマーソンレイク&パーマー(ELP)の日本公演に行くはずでしたが、、、。
メンバーのキース・エマーソンが直前の急病で
公演はキャンセルになってしまったのです。

残念です。
でも、未練がましくYouTubeで、ELPの曲を聴いたりしていた時に、
ELPにハマっているトリビュートバンド(tribute band)が
けっこうあることに気がつきました。

キースエマーソンもすでに60歳。
つまり彼らのファンもほぼ同年齢です。

トリビュートバンドの面々もちょっとおなかが出たり、
頭髪の薄くなったおじさんたちですが、
彼らの演奏、また演奏に使っている楽器がなかなか見事です。
その画面を見ていると、微笑ましいと言うか、ここまでELPを追い求め
成り切っていることに心底、感動するのです。

いいな~。
仕事ではなく、余暇をここまで楽しめるのか、、、、と
ちょっとうらやましくなります。

下の動画、もし興味のある方はご覧になってください。
彼らが演奏しているのは普通の家の中、窓の向こうには隣の家も見えます。
ボーカルの男性は「ELP」のペンダント。
曲の最後、キーボードの男性が画面から飛び上がって消えていく姿、、、
笑えます。
それにバンド名がELPならぬ「EMP」

でも私が見たYouTubeのトリビュートバンドの中ではピカイチの実力でした。


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