buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

卒業式はなんだかんだ

2010年02月14日 | おもちゃ箱

3月9日は卒業式。
雨が降ろうと雪が降ろうと、土曜日でも日曜日でも、毎年私たちの学校では
3月9日が卒業式と決まっています。

女子学生たちの間からは卒業式に着る袴の話がちらほら出ています。

さて、我が家の息子たち二人は、なんと中学校の卒業式にどちらも出ませんでした。
長男のときはさすがに(私自身が)寂しかったですが,次男になると「あ~またか」という感じ。
自分の育て方が悪かったのかな,,,などと思いつつ,卒業式参加をあくまで勧める
校長先生や担任の先生に『申し訳ありません』とお断りしました。
何しろ,本人たちが『卒業式』に全く魅力を,ひいては中学校に行く事に『意味』を見いだして
いなかったのですから。

長男に「高校は絶対に卒業式に出させてね」とその時言ったような気がします。
その約束を守ってくれたのか、長男は高校を3年で無事卒業、念願の卒業式に参加する事ができました。
普通の人にとっては3年で卒業というのが普通の出来事だったとは思うのですが,
私にとっては息子の格別の『親孝行』だと思えました。
嬉しかった~、、、。

次男も今のところ3年で卒業できそうですが、、こちらは入学式は人より一回多く参加しています(?)
それも親孝行でしょうかね、、、今考えれば。

ところで
(伝統的に)私たちの学校では「ほたるのひかり」と『あおげば尊し』を卒業式で歌って来たようですが
教師の席からしか歌声は聞こえてきません。
とうとう今年は何か別の歌になる、、、と聞きました。

時代は代わり、時は刻々と流れている、と感じます。


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2 コメント

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Unknown (玉響)
2010-02-14 13:07:44
極上の親孝行だと思います。
世間一般の方達にとっては普通の事でも、重みが全然違いますよね。
私が参加した卒業式の最後の思い出は、次男の小学校です。
みんなが体育館で済ませた後、空き教室で次男一人の卒業式でした。
学校側のご好意に応えてそのような形式での参加となりましたが、却って辛かったかも。
『あおげば尊し』、息子達は「何それ、聞いたこと無い」って言ってました。
そんな時代なんですね。
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極上の親孝行 (buriburineko)
2010-02-14 21:00:03
玉響さん
確かに極上の親孝行ですよね~。今考えても嬉しいです。我が家の息子たちは『ひとりの卒業式』も拒否。私が卒業証書を取りに行きました。行き帰りの道はとても空しくて。それも今は想い出になりましたが。『あおげば尊し』を歌う学校は本当に少なくなったみたいですね。私も歌詞を見なければ歌えなくなりました。
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