buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

上海留学生(一部)事情

2010年12月24日 | 旅のお話

長男はただいま上海留学中、、です。
そして、どんな留学生でも一時かかってしまう『ホームシック』の真最中。

日本で留学生と関わっていますが、
自分の身内を通して、別の面から留学というものを考えた今回の旅行です。

長男のルームメイトはヨーロッパの某国の学生。
夏の間、生ゴミを部屋に置きっぱなしにし、長男は小さなはえに悩まされたとか。
使ったお皿を片付けない、もういいかんげんにして!というところでしょうか。
ルームメイトは1月に帰国。
長男はゴールが見えたということで、我慢することにしたようです。

長男の友人(先輩)の静岡出身、A大学大学院から留学しているBさん。
こちらは日本人のC大学の大学生と同室でしたが、決裂して一人暮らしを始めたそうです。
Bさんは本当に穏やかな研究者タイプの頼れる先輩。
この人と決裂するのはどんな人だろう?と思うのですが、、、。
『頭が良くてとても有名な大学に入っていても、人間として×です!』とルームメイトを酷評。
部屋は禁煙なのに、タバコを吸い、その吸い殻をBさんの机の上においておく、
食べたものはそのまま置きっ放し、服は脱ぎっ放し、ノートや本も放り出したまま。

Bさんはストレスが溜まると、ちょこちょこ格安航空券を買って日本に帰国。
うまく留学生活のバランスを取っています。
上海と東京が近い、ということもありますが、昔とは大違いの中国留学です。

Dさんは長男の大学に今年の8月まで交換留学できていた中国人の女子学生です。
彼女の一人暮らし歴は高校生から。
長男が「大きな姉さん」と呼んで慕っているしっかり者の女の子です。
ただ、日本に留学しているときは、やっぱりホームシックにかかったそうですが、
日本人との『語学交換』をきっかけに立ち直った、ということでした。

どうやら、ストレスや寂しさをうまい具合にガス抜きする方法を見つければ
その後の留学生活はどうにかバランスを取りながら、全うすることができるのかもしれません。


この3人と私と夫で夕食を一緒にしました。
上海の日本料理屋。
食べ放題飲み放題で138元(1700円)
ただ、この3人、絶対にお刺身やお寿司を頼みません。
『生ものは日本に帰ってから』
合い言葉のようにこれを言っていました。
やきとり、肉じゃが、串カツ、トマト、モロキュウ、いかやき、ゲソあげ、
そして、なぜか日本風麻婆豆腐。最後にお茶漬けやうどん。
すご~い勢いで食べていました。

長男の連れて来た二人の先輩。
この二人とつき合っているなら、長男はどうやら大丈夫そうです。
ちょっと、というか、かなり安心しました。




にほんブログ村 子育てブログ 高校生以上の子へblogram投票ボタン


写真は上海の大学の学生寮の息子の部屋。まだ荷物が入る前です。





















最新の画像もっと見る