buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

7月からの旅立ち

2011年08月06日 | 旅のお話


7月は悲しいことがいくつかやってきました。
ほんと、いろいろありの月でした。
そこで、7月からの旅立ちをするために、夜行列車の旅に出ました。
今回は、信州栂池高原の栂池自然園を訪れ、日光キスゲを見る、のが目的です。

夏の時期は臨時列車が増発されます。
私が使ったのは『ムーンライト信州』新宿午後11時54分発、白馬午前5時40分着の
快速電車です。
同じく夏の期間はお得な乗車券『青春18きっぷ』が発売されます。
ということで、指定席料金も含めて、僅か2810円で白馬に到着です。

午前6時の臨時バスに乗り、栂池高原へ。
そこでちょこっとお弁当を食べ、7時に動き始めたゴンドラに乗って
標高1900mの栂池自然園に向かいます。
ゴンドラでの空中散歩は、鳥の目になって、木々を真下に見られます。
このあたりは栂の木というクリスマスツリーになるような松が群生しています。
樹の高さは10m以上のものもありますが、この時期、樹のてっぺんに紫色の松ぼっくりを
つけます。紫色ってとても珍しいと思うのです。

栂池自然園は今、高山植物の花が何種類も無数に咲いています。
よく目についたのは
白い5つの花びらを持った『三葉黄蓮・ミツバオウレン』
「キヌガサソウ」も白い花です。
白い線香花火「オガラバナ」
同じく『ヤグルマソウ』
淡いピンクの「チングルマ(果穂)」
紫が鮮やかな「ひおうげあやめ」
濃いオレンジ色の「車百合」
かわいい黄色の「シナノキンバイ」
そして梨木香歩さんの小説『西の魔女が死んだ』(小説の方)に出てきた「銀竜草』

70種類以上の花が咲いているそうですが、見つけられなかった花の方が多くて、残念。

朝露って銀色に輝くんですよ。
本当に美しく光っていました。写真じゃあらわせないけれど、、、



ワタスゲ湿原の日光キスゲはほぼ満開。
日本で一番遅く咲く場所だそうです。


栂池自然園の散策は標高1900mあたりを約3時間から4時間かけて歩きます。
到着が午前8時、花の名前を確かめながら、木道を1周しました。
刻々と変わる風景。
途中で会った自然園のスタッフが『山は朝が一番です。昼間は見られないものが見られますよ.』
と言っていました。


霧が晴れた湿原

ゴンドラに乗って、麓に下りたのはお昼。
ゴンドラ下の手打ちそばやさんで地元のそば粉を使ったそばを味わいました。

この日は白馬に泊まりました。



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