buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

特別なゲスト

2008年09月06日 | おもちゃ箱


先週、特別授業の枠組みが決まりました。

例年、科で企画するワークショップが3、4回ありますが、今年は講師のみなさんのスケジュールで
後期に集中しました。
後期は短い期間に押せ押せの豪華メニューです。

講師は有名企業の役員クラスの人たち。

11月は毎年、事例研究を中心にワークをしてくださる商社Mの役員
12月がCノンの元役員
来年1月が大手自動車会社の部長さん

Cノン以外のお二人は今年で4年目、もうベテランの域に入り
今年は授業内容を全面的に見直すのだそうです
さすがに役員クラス、計画された資料と研修、プレゼンテーション能力は
学校の教師以上かもしれません。
え~、、、ここまでやられたら、私みたいな教師はどうしよう、、、というぐらい
うまい授業をします。

今年初登場のCノンの元役員。
実は今は早期退職をされて、プロのカメラマンです
そういえば、私にはコピー機のイメージが強かったのですが、Cノンはカメラの会社でした!
今年の授業はたぶん
『この瞬間、この一枚(組み写真OK)』というテーマで
学生たちが選んだ写真とそのプレゼンを聞いていただき、コメントをしてもらう、という
授業になりそうです

この授業、日本語学校の時にもしてみました。
学生たちが自分の大好きな写真を持って来て、いい発表をします。
フィードバックも、、、
発表者に対する学生のコメントはみな好意的で人を勇気づけるものでした。

でも、今考えれば、何かもの足りない、いえ、日本語学校とは違って
現在の上級超級クラスの授業としては足りないところがあるかもしれません。

そう、突っ込んだ専門的な目、プレゼンも含めた総合的な評価、というものが
今のクラスには必要かもしれません。
現在在籍する学生たちは、ただ、ほめられるだけではなく、客観的なコメントや
時には批判を受け入れる日本語能力もソーシャルスキルもある、と思うのです。

一回のワークショップは3時間。
それに準備の時間を入れると合計9時間の授業、すべてが大掛かりです
大変だけれど達成感も大きく、毎年楽しみな授業です。

特別なゲスト

講師の中のおひとりが昨年
「実はみなさんが今日の授業の特別なゲスト、お客様なんですよ」と話していました
かっこいい!

そんな言葉、授業中にどうやっても出てこない私です。