朝からポツポツ雨…、ウォーキングはできません。
いつものように5:00には起きてるので、こんな時は布団の中で、本の続きを読みましょう。
(雨の日は、これも楽しい時間です)
映画監督・新藤 兼人の作品から十本を選んで、自らが語る「新藤 兼人・私の十本」です。(共同通信社 1,680円)
1951年「愛妻物語」から、昨年のキネマ旬報作品賞受賞の「一枚のハガキ」まで、年代順に作品を解説します。
かけ足ですが、六十年に渡る創作活動が解ります。
初期の「裸の島」「原爆の子」は、今観ても衝撃的な作品です。
「映画は娯楽」と思ってた世の中に、敢然と問題を提起した作品です。
本のサブタイトル「老いても転がる石のように」は
来月4月22日 百歳を迎える新藤 兼人の生きざまです。
それにしても、こんな作品を作る監督、いなくなりましたねぇ…。
裸の島