風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

幼稚園の頃、描いた絵は…。

2014年04月28日 | 日記

茅ヶ崎の娘夫婦が、連休を利用して帰ってきました。

今年は5/6日まで休みがあるそうで、わが家に一週間ほど居ます。

と言っても、地元の友達とのお出かけや飲み会で、殆ど家にはいないようです。

 

昨夜は、娘が幼い頃や、じいちゃんと行った海外旅行の、古いアルバムを楽しみました。

わが家のアルバムには写真だけでなく、その頃描いた絵なども残してます。

娘が幼稚園の頃、描いた「おかあさんとわたし」です。

お母さんと同じ、口紅をつけてます。

 

こちらは「おとうさん」です。 羽根が生えて、飛んで行きそうです。

娘の描いた、二十五年くらい前の落描きです。

子供のころに書いた文字や絵を残しておくと、楽しい思い出になります。

久しぶりに食べて呑んで、大笑いです。

話しは尽きませんが、今夜は、この辺でお開きにしましう。 


文芸講座を受講してます。

2014年04月26日 | 日記

「大阪が生んだ作家たち」 川端 康成と与謝野 晶子の文芸講座を受講してます。

川端 康成を四回、与謝野 晶子を二回、全六回・五月後半まで続きます。

 

前回は「伊豆の踊子」、今回は「雪国」でした。

物語の舞台になる伊豆・湯河原、越後湯沢に現地取材をされた先生です。

川端 康成が泊まった旅館の女将さんとの話しなど、具体的で面白い話しが続きます。

解説だけでなく、朗読のテープや映画化作品の主題歌も聴かせてくれました。

あっと言う間に、二時間が過ぎます。

「越後湯沢温泉 雪国の宿 高半」のパンフレットをいだきました。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」で始まる「雪国」は、

この旅館の「かすみの間」で書かれました。

昭和九年から十二年にかけて、川端 康成三十五歳の頃です。

次回は、川端 康成の最終回「古都」です。

楽しみですね。

 

 

 


「それでも夜は明ける」

2014年04月24日 | 日記

久しぶりの映画です。

主人公は北部の自由黒人ですが、奴隷商人に騙され南部に売り飛ばされます。

過酷な奴隷の日々が、これでもかと続きます。

これは、十二年間の壮絶な奴隷生活を綴った、実話の映画化です。

 

良い映画です、名作だと思います。

アカデミー作品賞受賞も納得です。

でも、これが事実に基づいた映画だけに、ラストも見終わって重いものがあります。

主人公の奴隷生活は十二年で終わりますが、それは極めて例外なのですから…。

星☆☆ふたつです。

ブラッド・ピットと、今売り出しのベネディクト・カンバーバッチくんがいい役してます。

(監督 スティーヴ・マックィーン 134分)

シニア料金が1,000円から1,100円になってました。

安倍さん、消費税って、3パーセントアップとちゃうん?

 写真は資料


「もう一度 お天気待ち」野上 照代

2014年04月22日 | 日記

スクリプター・野上 照代さんが、黒澤 明監督について語るエッセイです。

「もう一度お天気待ち 監督・黒澤 明とともに」 (草思社 1,900円)

黒澤 明監督と三船 敏郎さん、三船 敏郎さんと仲代 達矢さん、

それぞれの信頼関係と破綻も描かれます。

 私は高校生の頃、「赤ひげ」を観ました。

「赤ひげ」は黒澤 明監督の集大成と思ってましたが、

脚本家・小国 英雄さんの「あれは違うぜ」になるほどと、この歳になって気がつきました。

映画って、作る側から見ても面白いもんですね。

味のあるイラストは野上 照代さんの原画に、和田 誠さんが手を入れたものです。

・スクリプターとは、映画の撮影現場において、撮影シーンの様子や内容を管理、記録するパートのこと。

  写真は資料


篠山 紀信展・写真力

2014年04月20日 | 日記

70年代の若者に支持された写真家・篠山 紀信さんですが、、あれから四十年になります。

「篠山 紀信展・写真力」です。 (グランフロント大阪)

カルメン・マキさん、三島 由紀夫さん、山口 百恵さん、懐かしいですね。

   

主役の背景(脇役)に何を持ってくるか。

襲名披露の中村 勘三郎さんにはブルックリン橋、座頭市はぽ~んと下駄をけって、背景に東京都庁、

ちょっとやりすぎのような気がしますが…。

  

写真は資料から。


リニューアルされた宇治・平等院鳳凰堂へ行く。

2014年04月19日 | 日記

今月の「わくわくお出かけ会」は、宇治の平等院鳳凰堂へ行きました。(4月17日)

リニューアルされたばかりとあって、平日でも一杯の人です。

新しくなっても、けばけばしい色や軽い赤になっていないかと、気になってましたが

昔を思わせる渋い仕上がりです。

 

まだ桜も残っており、金の鳳凰と淡いピンクがいいですね。

 

お昼は、伏見の「鳥せい」でランチです。

まずは、お疲れさまのビールでかんぱ~い

ここは伏見の酒どころ、きりっと冷やした蔵出し生原酒もいただきましょう。

今日も楽しい一日でした。

みなさん、ありがとうございました。

 「鳥せい」のおすすめランチ、鳥めし定食750円

 

 

 

 


赤い月…。

2014年04月17日 | 日記

なかにし礼さんの自伝的小説、「赤い月」という本があります。

子供の頃見た満州の月は、赤かったそうです。

昇り始めた月をながめながら、ふっとそんなことを思い出しました。

ベランダから見えた月が、こんな色でした。 (4月15日)

(下はマンションの灯り)

しばらくして高く昇ると、いつもの色になりました。

今夜は満月のようです。

ビールを飲みながら、春の月夜を楽しみましょう。

今夜はもう一本、開けますか。

 


「約束の海」山崎 豊子 順番待ち。

2014年04月16日 | 日記

山崎 豊子さんの遺作、「約束の海」を図書館へ予約してます。

この作品は三部作の予定でしたが、第一部を脱稿した所で、山崎 豊子さんは亡くなりました。

残念ですが、全体の完成作品を読むことは出来ません。

吹田市の図書館に9冊有り、私は40番目の順番待ちです。

しばらくかかりそうですが、時間はあります、気長に待ちましょう。

 

私は、山崎 豊子さんの数少ないと言われる、講演会を聴いたことがあります。

「沈まぬ太陽」の出版記念講演会でした。

「鉄のペンを持って、岩に刻む思いで一文字一文字小説を書く」という言葉を、今も忘れられません。

そんな作家の姿勢、生き方を聴けたことが、私の宝物です。

  写真は資料

 


「死ぬ前に言っとこ」淡路 恵子

2014年04月15日 | 日記

新刊が入りました。

今年一月亡くなった、淡路 恵子さんの「死ぬ前に言っとこ」です。(廣済堂出版 1,500円)

森繁 久弥さんの社長シリーズでは、バーのマダム役が印象的でした。

サングラスをかけて、タバコの吸い方のカッコイイ女優さんでした。

二人の子供を連れて中村 錦之助さんと再婚、あっさり女優を引退します。

カムバックしてから、「男はつらいよ・知床慕情」に三船 敏郎さんと出演しました。

 

私の生きてきた「本当の道」を知って欲しいと思って、

「死人に口無し」になる前にね、

ハハハハ…。

死ぬ前に言いたいことを言っておくって、いいのかも…、享年八十歳。

 


造幣局・桜の通り抜け

2014年04月14日 | 日記

今年も、造幣局・桜の通り抜けへ行ってきました。(4月13日)

今年最後の、お花見になりそうです。

周囲の公園はそろそろ葉桜ですが、通り抜けは見事な咲き具合です。

遠くに大阪城が見えます。

ピンクあり、白あり、色とりどりの桜です。

 

お嬢さんの帽子にも、桜が…。

良く似合いますね。

「撮るで、撮るでぇ、ええかぁ、こっち見ときや!」

思わず、私もシャッター押してしまいました。

今年も楽しい桜を、たくさん見せていただきました。

 


夜明け…。

2014年04月13日 | 日記

明け方5:00過ぎに、東の空が明るくなります。

しばらくすると赤味が射して、日の出になります。

時々、こんな風に見える時があります。

これは早起きの、ごほうびかも知れませんね。

マンションの桜も、散り始めました。

葉桜の季節もいいなぁ…と思うようなりました。

 

 


「オレがマリオ」 俵 万智

2014年04月12日 | 日記

「この味がいいね」と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日

あれから二十七年になりますか…。

シングル・マザーとなった俵 万智さんの第五歌集「オレがマリオ」です。 (文藝春秋 1,200円)

三年前、俵 万智さんは東京の出版社で打ち合わせ中、東日本大震災に遭遇、します。

大混乱の中、四日かかって両親と息子の住む仙台へ帰りました。

 

空腹を訴える子と手をつなぐ 百円あれどおにぎりあらず

ゆきずりの人に貰いしゆでたまご 子よ忘れるなそのゆでたまご

チェルノブイリ、スリーマイルにはさまれて フクシマを見る七時のニュース

 

俵 万智さんは原発から子供を守るため、できるだけ遠く、沖縄へ避難する決心をします。

現在は親子二人、石垣島に暮しています。

 

子を連れて西へ西へと逃げて行く 愚かな母と言うならば言え

助けられてここまできたよ島ぞうりの 鼻緒のかたち人という文字

開花宣言聞いて桜が咲くものか シングルマザーらしくだなんて

母さんは合っていたのか人生に 答え合わせはなくて海鳴り

 写真は資料

 


あれから三年一ヶ月…。

2014年04月11日 | 日記

昼間は暖かくなりました。

マンションの桜も散り始めました。

東日本大震災から三年一ヶ月になります。

朝日歌壇から三首選びました。

 

メダリストに「自分は無力」と言わしむる 三年経っても仮設住宅の国

啓蟄(けいちつ)だね今年も村は無人かね 除染はだめかね出たくはないね

美味しくておかわり食べた味わった 復興バザーの浪江焼きそば

 

今も26万7千人が、避難生活を余儀なくされています。

 写真は資料


映画美術監督・井川 徳道さんにお会いしました。

2014年04月10日 | 日記

「映画美術監督・井川 徳道の世界」を見学しました。 (京都文化博物館 ~4/20日)

映画美術監督とは、脚本に基づき背景のセットをデザイン、設計する仕事です。

映画が完成するとセットは解体され、残ることはありません。

いわば裏方さんですが、この人たちが映画を支えていると言っていいでしょう。

私はデザインや設計が好きなので、映画美術の世界を観るとワクワクします。

「東雲楼・女の乱」の遊廓のスケッチです。

「緋牡丹博徒・お竜参上」、今戸橋のスケッチと平面図です。

 

スケッチと撮影シーンを比べてみましょう。

キャメラの位置をふまえて、忠実に再現されていることが分かります。

緋牡丹のお竜・藤 純子さんと菅原 文太さんの今戸橋・雪の別れ、心に残る名場面でした。

 

小柄な方がにこにこしながら、「ぼくが作ったんだよ」なんて、話しかけてきました。

なに? この人…。

よく見るとなんと!映画美術監督の井川 徳道さん、ご本人です。

「東雲楼・女の乱」のセットは、熊本の遊廓まで取材に行ったんだよとか、

「間諜」の野外セットは宝塚に作ってな、黒澤さん(黒澤 明監督)にも負けないセットだよとか、

まったく素人の私に分かりやすく、当時の話をしてくれました。

「撮影禁止」の場所でしたが、写真も撮らせていただきました。

映画美術監督・井川 徳道さん、ありがとうございました。

 井川 徳道 1982年「魔界転生」で日本アカデミー最優秀美術賞受賞、

日本アカデミー優秀美術賞受賞七回、2012年京都府文化功労章受賞。