3D酔い

任天堂不振「３ＤＳ」を１万円値下げ 　任天堂は２８日、不振が続く携帯型ゲーム機「ニンテンドー３ＤＳ」を現行の２万５千円から、１万５千円に値下げすると発表した。発売間もない機種の１万円もの値下げは極めて異例。８月１１日から実施する。 　３ＤＳは国内では２月末に発売したばかりだが、人気ソフトの不足などが指摘され、予想外の苦戦に陥っている。海外も７～９月に値下げする。 　３ＤＳの世界販売台数は４～６月期で７１万台にとどまった。発売後の累計は４３２万台。２０１２年３月期に世界で１６００万台とする販売目標は、今回の値下げなどを織り込み、維持した。 　大阪市内で記者会見した岩田聡社長は「年末までに予定する有力ソフトの発売を前に３ＤＳを買いやすくして、本来の普及ペースに戻したい」と期待を込めた。

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