Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「奇跡の街」ってタイトルも凄い。

2005-10-25 23:14:54 | Rock / Pop
ジャニス・イアン(Janis Ian)
「Miracle Row」(1977)

ジャニス・イアンは「70年代のシンガー・ソングライター」の括りに入るヒトなんだと思いますが、大体、「70年代のシンガー・ソングライター」のヒトたちのアルバムには「シンガー・ソングライター」っぽくない曲も意外に多い。
言い換えると、意外に鋭いリズムの曲が多い。
さすがに、メロウ&ファンキーの時代ではある。
(それほどたくさん聴いてもいないのに断言するのが、アタクシの特徴ですので、往々にしてマチガイだらけかもしれない)

このアルバムでも、最後に入っている「Miracle Row / Maria」が、意外なサウンドキャラを持っていて、ギターのアンサンブルと曲の展開が、言わばユルい「Yes」であります。(あのプログレの「Yes」ね)
それから、「Let Me Be Lonely」なんて、ほとんどファンク。
もちろん「シンガー・ソングライター」然りとした曲もあり、その振幅の大きさも魅力的であります。
そう言えば、あの「Between The Lines」(1975)は全然リズムが前に出てなかったっすが、このアルバムは、意識的にリズムを強調したそうです。

とか何とか言っておきながらですね。
このアルバムの最大の目玉はやっぱり「あの」超名曲「Will You Dance?」でしょう。
何でこんな曲を書けるんでしょう。
天才って羨ましいっすねぇ。
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