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イーグルス(Eagles)
『Hotel California』(1976)
かの名盤が、先月、発表30周年を迎えた訳ですが、ソレでアチコチでイーグルス・ファンが盛り上がってるってハナシもなく、「あぁ、ナイアガラとは違いますなぁ、やっぱり、オオタキさんは偉大ですなぁ」とか思った訳ですが、まぁ、そういうコトで、一人で、しかも一ヶ月遅れで盛り上がってみようかと存知マス。ぶわぁ~。
さて。
そう言う訳で、この名盤を聴き込んだコトにカケては、上位300人くらいには入っている筈(高津区内でね)のワタシとしては、勝手に言うのでアリマスが、LPに入っていた水上はる子女史のライナーは実は偉大であったのヨ。
ドコがって言うと、「Hotel California」という曲の聴き所はベースだ、とカッパしたトコよ!
偉いゼ!水上サン!!!
あのライナーで、水上サンは恥をかいた、とか言う評もあるらしいデスが、トンデモナイ話だ!
大体、今になっても、「Hotel California」と言えば、歌詞についてと、ギターソロの事ばっかりが取りあげられるコトが多く、ベースとドラムについて書かれた記事はほとんど読んだコトがナイ。
たぶん、皆さんもそうでしょう?
そういう意味で、水上サンは偉大だった!
そして、今日は、ワタシが書く!
あ。さて。
その、ベースでありますが、この曲のベース。
基本的には、二小節でひとつのパターンを形成しておりまして、その、音の切り場所、伸ばし場所が実に絶妙なのでアリマス。
最初の二拍は、八分音符×4発。
で、切る。
次の二拍は、休符。
そして、二小節目、最初の二拍は、再び八分音符で、今度は3発。
で、今度は、三拍伸ばすワケですよ、あーた。
このね、切ると伸ばすを交互に繰り出すトコロが、全くもって、実に絶妙に、テンション&リリースな訳ですよ。しかも、切りも伸ばしも、次の小節に入る直前の四拍裏は、ゴースト的に、ミュート・ピッキングだったり、グリス・ダウンだったりと、レガートっぽかったりと、実に味なニュンス付けをやっている。
いや、実に上手いと思います。
で、これだけでも、スゲェのに、さらに、圧倒的に絶妙な部分がある!!!
それは、各パターンの二小節目の一拍裏。
このベースの音の切り方は、実に凄い。
ホントに見事に、緊張感を持続させる、そういう装置がここのベース。
オレ、白目剥きたいくらい、凄いと思う。
実際、このベースを完全にニュアンスまでコピーしようとすると、唸りますよ、「う~ん、絶妙」って、しかも「真似できね~」って。
ランディ・マイズナーってヒトは、グイグイ行く強烈グルーヴとか、超絶テクとか、そんなのは一切ナイですけど、センスはあったようですね。「呪われた夜」(1975)とかも、ナニゲに、切る、伸ばす、が絶妙なベースだし、「オン・ザ・ボーダー」(1974)の粘ついたベースも、実にいいグルーヴを生んでるんデスよね。
「Hotel California」でのベースの演奏は、テクが無くても、センスでもって、見事なグルーヴを生めるという、そういうベースの代表的な名演であろうとワタシ、思うんでアリマス。必聴!
と、言う事で、本日は、ベースで書いてみましたが、次回は、ドラムです。
ハッキリ言って、ドン・ヘンリーのドラムは下手だし、センスもあんまりナイ。
が、あまり書かれていないコトで、言っておきたいコトはある。
ついでに、この下手クソさが背景にあって初めて生まれたとも思える、絶妙なスリルについてと、ギターを含めたリズム・アンサンブルについても書いてみます。(下手だからスリリング、って意味ではなく、あくまで、計算されたアンサンブルの部分。)
以降、「Hotel California」という曲だけではなく、このアルバムについての、勝手な意見を、随時書き継ぎます。
・・・予定ですが。
・・・未定ですが。
ぢゃ・・・。
『Hotel California』(1976)
かの名盤が、先月、発表30周年を迎えた訳ですが、ソレでアチコチでイーグルス・ファンが盛り上がってるってハナシもなく、「あぁ、ナイアガラとは違いますなぁ、やっぱり、オオタキさんは偉大ですなぁ」とか思った訳ですが、まぁ、そういうコトで、一人で、しかも一ヶ月遅れで盛り上がってみようかと存知マス。ぶわぁ~。
さて。
そう言う訳で、この名盤を聴き込んだコトにカケては、上位300人くらいには入っている筈(高津区内でね)のワタシとしては、勝手に言うのでアリマスが、LPに入っていた水上はる子女史のライナーは実は偉大であったのヨ。
ドコがって言うと、「Hotel California」という曲の聴き所はベースだ、とカッパしたトコよ!
偉いゼ!水上サン!!!
あのライナーで、水上サンは恥をかいた、とか言う評もあるらしいデスが、トンデモナイ話だ!
大体、今になっても、「Hotel California」と言えば、歌詞についてと、ギターソロの事ばっかりが取りあげられるコトが多く、ベースとドラムについて書かれた記事はほとんど読んだコトがナイ。
たぶん、皆さんもそうでしょう?
そういう意味で、水上サンは偉大だった!
そして、今日は、ワタシが書く!
あ。さて。
その、ベースでありますが、この曲のベース。
基本的には、二小節でひとつのパターンを形成しておりまして、その、音の切り場所、伸ばし場所が実に絶妙なのでアリマス。
最初の二拍は、八分音符×4発。
で、切る。
次の二拍は、休符。
そして、二小節目、最初の二拍は、再び八分音符で、今度は3発。
で、今度は、三拍伸ばすワケですよ、あーた。
このね、切ると伸ばすを交互に繰り出すトコロが、全くもって、実に絶妙に、テンション&リリースな訳ですよ。しかも、切りも伸ばしも、次の小節に入る直前の四拍裏は、ゴースト的に、ミュート・ピッキングだったり、グリス・ダウンだったりと、レガートっぽかったりと、実に味なニュンス付けをやっている。
いや、実に上手いと思います。
で、これだけでも、スゲェのに、さらに、圧倒的に絶妙な部分がある!!!
それは、各パターンの二小節目の一拍裏。
このベースの音の切り方は、実に凄い。
ホントに見事に、緊張感を持続させる、そういう装置がここのベース。
オレ、白目剥きたいくらい、凄いと思う。
実際、このベースを完全にニュアンスまでコピーしようとすると、唸りますよ、「う~ん、絶妙」って、しかも「真似できね~」って。
ランディ・マイズナーってヒトは、グイグイ行く強烈グルーヴとか、超絶テクとか、そんなのは一切ナイですけど、センスはあったようですね。「呪われた夜」(1975)とかも、ナニゲに、切る、伸ばす、が絶妙なベースだし、「オン・ザ・ボーダー」(1974)の粘ついたベースも、実にいいグルーヴを生んでるんデスよね。
「Hotel California」でのベースの演奏は、テクが無くても、センスでもって、見事なグルーヴを生めるという、そういうベースの代表的な名演であろうとワタシ、思うんでアリマス。必聴!
と、言う事で、本日は、ベースで書いてみましたが、次回は、ドラムです。
ハッキリ言って、ドン・ヘンリーのドラムは下手だし、センスもあんまりナイ。
が、あまり書かれていないコトで、言っておきたいコトはある。
ついでに、この下手クソさが背景にあって初めて生まれたとも思える、絶妙なスリルについてと、ギターを含めたリズム・アンサンブルについても書いてみます。(下手だからスリリング、って意味ではなく、あくまで、計算されたアンサンブルの部分。)
以降、「Hotel California」という曲だけではなく、このアルバムについての、勝手な意見を、随時書き継ぎます。
・・・予定ですが。
・・・未定ですが。
ぢゃ・・・。
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