Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

晴れても火曜でもカーペンターズ。

2007-02-14 00:16:36 | Rock / Pop
そう言えばカレン・カーペンターが亡くなったのは二月でした。
もう、24年も経つ訳で、干支で言えば二周りした訳ですね。

カーペンターズ(Carpenters)
『The Singles 1969-1973』

ワタクシが初めて買ったカーペンターズのレコードは、チョコレート色の高級感溢れるジャケットのベスト盤。カレンの死後、3年か4年経った頃。
こう見えても、高校生の頃のアタクシは、バリバリにロック指向だったんで、ある意味、MOR的とも言えるこういう路線の音楽を軽蔑していた訳ですが、たまたま聴いたNHK-FMで掛かっていた「スーパースター」に完全にヤラれましてデスね、お陰さまで「オトコど阿呆ロック道。R&Rがサイコーさ。」的なヒゲもじゃミュージシャン路線は、ワタシの人生からは葬られたワケでありますね。あぁ、目出てー。

まぁ、そういう目出たい出会いだった訳ですがね。
だからと言って、ズガガガなギターが好きで、マシーン・ヘッド野郎だったワタシが、一気に「Sing」みたいなランララらら~ん路線に、ランララらら~んと完全には乗り換える訳でもナイので、結局、深追いはせずに、10年に一枚買い足すくらいの、超牛歩ペースで、やっと今3枚になりましたワ。きっと、数年の内にまた一枚、一枚とコレクションが増えて行って、死ぬまでには7~8枚買うんでしょう。(寿命まで生きさせて下さい。)

と、言う訳で、何ら、カーペンターズの音楽の本質に触れる事無く今日はココまで700字も書いた訳ですが、えぇ、何と言いますか、どなたが言ったか忘れましたが、カーペンターズの音楽を「おいしい紅茶」とナゾラえた方がいらっしゃいまして、コレ、上手いコト言いましたね。紅茶普及の歴史的背景と、カーペンターズ人気の背景とか、なんかそう言うズブズブなコトも言えそうで、ワタシ的には、なんか、スノッブのツボ。

それは、さて置き、カーペンターズの音楽。
こんなに分かりやすいのに、全然飽きない。
なんで、こんなにいいんでしょうか。
理由が分からん。
とにかく、ホント、神懸かり。
「スーパースター」「愛のプレリュード」「雨の日と月曜日は」とか、最早、タイトルならべるだけでも、オレ、鳥肌だらけの人生。そして、個人的には何と言っても「遥かなる影」。できれば、宇宙に輸出して、火星人にも聴かせてやりたい。
るるるるる。予感ですか?

(ところで、上に掲げたLPの国内盤解説の執筆者はマイク越谷氏であると言う、ワタシ的には驚愕の事実も一方ではありマスて、コレ、今日の今日まで、およそ20年間忘れておりました。)

さて、結論なく本日の記事は結びとなりますが、ホテル・カリフォルニアの続編記事と、2006年の総括記事続編は、きっと、ガラスの仮面の新刊が出るよりは早くアップします。

ぢゃ。

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2 コメント

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このベスト最高ですよね (KENNY)
2007-02-15 01:54:02
このベストはもう本当にベスト盤のお手本みたいな完成度ですよね。
A面の曲がずーっとつながっているのも実に素晴らしい。
ちょっとした別の曲のフレーズを挟んだりもしていますし、
前後の曲のテンポやキーまで考え尽くされていますよね。
今はカーペンターズのベスト盤が乱発されていますけど、
これはカレン存命中唯一のベストだそうで、こじつければ
カレンが認めたたった1枚のベスト盤という事ですね。
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Unknown (bugalu)
2007-02-15 07:05:30
KENNYさん

あっと言う間に聴けてしまうのは、緻密な計算の賜物でもあると言う事なんですね!テンポやキーまで考えられているとは!
収録曲数が多い他のベスト盤よりも、ジャケットも含めて、こちらの方がパーフェクトな感じもしますよね。(ジャケの装丁も素晴らしいですし)
返信する

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