Pa'Lante!(パランテ!)

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Santana『Festival』(1976)

2007-06-22 21:42:58 | LatinSoul / LatinRock
サンタナ(Santana)
『Festival』(1976)

あまり有名ではアリマセンがコレはイイです。
オススメのアルバムです。

分かり易過ぎるトコロが、多少、タマに瑕。
で、若干、自己コピーの感はあり。
そんな理由で、あんまり名盤視されてないのだと思いますが、ホントにイイですよ、コレ。確実に楽しめます。

まず、冒頭3曲のメドレー。
「Carnaval」「Let The Children Play」「Jugando」。
コレ、ノリますぜ~。
リオ~ハバナ~サンティアゴ・デ・クーバと渡り歩くかのような、リズムの洪水。
カルロス・サンタナのギターが、また、冴えてまして、遂には(いつも通りデスが)宇宙へ参ります。3曲目の1分40秒あたりからに、ソレが端的に現れていますね。アナタ、これ、どう聴いても宇宙でしょ。一緒に参りましょう。
続く4曲目「Give Me Love」は、一転して、EW&Fみたいな、メロウ・グルーヴ。ハッキリ言って、「That's The Way Of The World」(1975)あたりを意識したかもしらん。しかし、多少パクリ(サウンドの路線としての、ね。)の意図があったとしても、事実として、実に気持ちイイ音楽でアリマス。
だから、この4曲で、もし体が動かなかったら、アナタ、ソノ時、金縛リニ、アッテル可能性あるアルよ。

(中略)

6曲目「Let The Music Set You Free」。
どファンキー・ラテン・ディスコ・ロック。
特に、後半のギターソロのあたりは、ギターのスピード感、リズム隊の、細かいシンコペが生む大きなうねりとか、もぉ、壮絶に血が騒ぎま(中略)

最後の締めもヨロシイぞ。
10曲目「Try A Little Harder」。
ジワジワと盛り上がり、最後の方なんて、もぉコレもんでさぁ、わっせ、わっせ、わっせデスわ。一人ウェーブとか、やりたくなりますナ。(ウソ)
で、最後の最後、11曲目はページョ・エル・アフロカン(Pello El Afrokan)のカヴァーで「Maria Caracoles」。リズムはモザンビーケ。キューバのカーニバル音楽であるコンパルサから生まれたリズムね。タイトルに相応しい実にお祭りな終わり方。ホーンもぶわ~っと行きますし、見事にカラっとして明るい音楽。サンタナで、ココまで阿呆に明るい音楽は、チョット珍しい。まぁ、ライブでやったら絶対盛り上がる曲でしょう。
(ちなみに、ビンゴ・ボンゴの「SF Kiss」という曲は、この曲を愛を込めてパクっていたというコトに、さっき気づいた。)

えぇ、まとめの言葉はアリマセン。
ハイ、終わりッ。

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2 コメント

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Unknown (京都人)
2007-06-23 21:13:24
何だか懐かしいアルバムですね。
私も当時――確かエアチェックして――よく聴いた憶えがあります。
サンバ調の1曲目なんかは今でも口ずさめたり。(笑)
あの頃は、前作?"Amigos"から「哀愁のヨーロッパ」が(少なくても日本では)
爆発的にヒットして、Santana人気が異様に盛り上がっていたように思います。

Santanaのアルバムの中では、個人的には、"SantanaⅢ"が一番好きです。
全く毛色は全く異なりますが、"Caravanserai"もいいですね。
尤も、80年代以降の作品はほとんど知らないのですが・・・(^^ゞ
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Unknown (buaglu)
2007-06-23 22:39:30
京都人さん、こんちは。

ワタシも80年代~90年代のサンタナは、ほぼ未聴です。
でも、多分、80年代以降の作品が、初期の3枚とか、『Caravanserai』を越えている訳はナイと勝手に思ってマス。(そうしないと、揃えたくナル・・・。90年頃のライブ映像見ると、結構イイんですよね~
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