コレ、かなり良いデス。
オススメですよ。
マリーン(Marlene)
『Marlene Sings Nettai Jazz』(2009)
マリーンと言うと、80年代のヒトと言うイメージがありますが、
実は、50歳を迎えんとする今こそが文句ナシの円熟期なのかもしれません。
この方、濃くするコトが出来るヒトなので、薄くするコントロールさえ出来れば、
その「濃→淡」「密→疎」という、拡散のスピードがグルーヴを生むんスけど、
実に見事に、濃淡拡散のボーカル・グルーヴ・マシーンと化しております。
「濃くするコトが出来る」と「コントロール出来る」が、両立出来る時期って、
それほど長くは続かないと思いますが、両立している、その時期は正に「円熟」ですね。
今、マリーンは、マサにそんな時期なんでしょう。
かなりスバラシイです。
ジャンルとしては、「ラテンジャズ・ボーカル」。
これって、意外とナイんすよね。
「ラテンジャズ」や「ジャズボーカル」は腐るほどアリマスが、
両方を兼ねてるのって、実は少ない。
脇を固めるプレイヤー陣も、実は、今、円熟ではナイだろうかと思います。
もう十数年以上も、Jラテンの第一線をツトめて来られた方々が揃ってます。
ワタシにとっては、とっても耳に馴染んで来たプレイヤー達。
流石な演奏で、主役をモリタテテます。
ん~、とっても、良いアルバムだ~。
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