Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

2006年・部門別編。

2007-01-07 00:07:35 | オンガク道
2006年に聴いたり観たり読んだりしたヤツの中で、特に良かったヤツを列挙するという安易な企画記事の続きデス。ども。(残念ながら2006年の新譜は多分無いデス。ども。)

本日は、部門別にしてみたりシマシタ。


◎ワタシの本業・ブーガルー部門
"ワタシの本業"と言ってもコレで食ってる訳ではアリマセンが、一応この分野って、取り扱ってるブログも少ないので、そう言ってミマシタが、それで、なんだ、2006年はラテン・ソウル系の復刻も結構あったし、ジョー・バターン(Joe Bataan)も出ましたけど(DVDまで!)、個人的には、やっぱコレが一番良かったッス。
三つ指ついてオススメしますゼ。
ブーガルー界の『マシーン・ヘッド』みたいなアルバムですな。

Louie Ramirez『In The Heart Of Spanish Harlem』
記事はコチラ


◎復刻サルサ部門
2006年に入手した復刻サルサCDの中ではコレがダントツに良かったデス。
奇を衒わないストレートなハードサルサ。絶対に飽きない、スリルたっぷりの極上品。
サルサ界の『マシーン・ヘッド』みたいなアルバムですな。

Ray Barretto『Rhythm Of Life』
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◎ブラジル部門
「ラテン」と一括りにされる事も多いデスが、ワタシはブラジル音楽には全く詳しくないし、ドッチかと言うと、そんなに興味もナイ。
ですが、エリス・レジーナは別格。全部聴きたい。
そんなに気に、聴く人を確実にさせるであろう、悶絶級の凄盤。
三べん廻って「最高!」と言いたい。
ブラジルの『マシーン・ヘッド』みたいなアルバムですね。(もう、いいか。)

Elis Regina『Elis In London』
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◎涙チョチョ切れ部門
やっぱキャンディーズは良かったな~と、これ観て思うのでアリマス。
感動のラスト・コンサート。
日本歌謡界の『ラスト・ワルツ』みたいな映像作品デスね。(そうか?)

『キャンディーズ・フォーエバー』
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◎衝撃部門
本場からのファンキー・テイストのパクリ具合と、印度テイストの融合が、冗談抜きにカッコええ。
ホント、印度人にはビックリさせられマス。
あと、これをコンパイルした阿蘭陀人のレコード・ヲタクと、こんなモン出してしまった独逸のレコード会社にも拍手。ついでに、見つけてきたバイヤーにも拍手。

V.A.『The Bombay Connection』
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◎アダルトな貴方向け部門
アナタの腰をトロケさせる、この一枚。オトナのメロウ・ダンス・サウンド。
実に絶品デス。コレさえあれば、高津区だって素敵にメロウな週末を演出できるかもしれナイ。
本当に「絶品」という言葉が相応しいアルバムあるヨ。

Silvetti『Spring Rain』
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◎アザトさ丸出し部門
DJ的ミクスチャー感覚的ラテン・アレンジによるYMOのカヴァー集。
面白そう、と思わせておいて、その通りに面白い。

Senor Coconut『Plays The Music Of Yellow Magic Orchestra』
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◎遂に入手したぞコノヤロー部門
希代の奇盤。ブックオフでありながら6,000円という高価格。さすがにブックオフも分かってらっしゃる。手強い。が、オトコには、負けると分かっていても戦わねばならぬ時があるので、ワタシ、迷わずコレ持ってレジへ突撃したのでアリマスね。

タモリ『TAMORI』
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◎芸能CD部門
ぜひ騙されたと思って聴いて頂きたい。ホントに騙されるから。
実に見事で高度な音楽芸。ホントの意味での芸能だと思うワ。
清水ミチコって凄い!

清水ミチコ『歌のアルバム』
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◎地獄への招待状部門
こんな書籍が出るから、買っちゃうんデス、マイルス・ブート。いけませんわ。

中山康樹『マイルスを聴け!Version 7』
記事はコチラコチラ


◎出版された事が奇跡!部門
なにしろアサイラムの本デスよ。サウザー=ヒルマン=フューレイ・バンドのカラー写真が印刷されるのはコレが最後ですよ!と思って買うと、もれなくアサイラムにハマり直すという恐ろしい副作用を持っているムック。やべぇ、やべぇ。

『アサイラム・レコードとその時代』
記事はコチラ


◎音楽理論ってオモシロイ!な書籍部門
理屈抜きにオモシロイではなく、音楽の「理屈ってオモシロイ」な本。
「音楽の作り・構造」への理解が深まるだけでなく、面白く読めてしまうスゲェ本。ただし、演奏をスナる人向けかも。

菊地成孔+大谷能生『憂鬱と官能を教えた学校』
記事はコチラ


◎ミュージシャンってオモシロイ!な書籍部門
これは理屈抜きに面白い本でした。特に1970年代のニッポンのポップ・ミュージックに興味がある人には最高に面白い本だと思います。
あまりの面白さに、一気読みしてしまいましたゼ。

村上"ポンタ"秀一『自暴自伝』
記事は・・・、無いデス。

では、次回は「2006年・訃報編」で。(ホントにやるのか?)
コメント (2)
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