2011年
講談社ノベルス
☆☆
長く続いたシリーズが終わってしまうのはちょっとさみしいものがある。
薬剤師、桑原崇と棚旗奈々が
現代に起こった事件を歴史のミステリーとともに謎を解くというシリーズである。
町おこしの為、海風神社の秘宝である鮑真珠「天の雫」をもって上京した神職が
何者かによって殺害される。
さらに、後を追うように一緒に上京していた神職の姉が自殺する。
ジャーナリストの小松崎の元に神山禮子が現れ、
今回の事件の容疑者とされている幼馴染を助けてほしいと話を持ち込んでくる。
小松崎はそこから崇に話を持って行くが、
場所が伊勢と言うことで崇は”伊勢神宮”の謎を解くということを条件に引き受ける。
いつものごとく、現在の事件についてはちょっと微妙ですが、
歴史ミステリーの部分は
神話の根本に踏み込んだ内容で面白かった。
伊勢神宮が本当に祀っているのは誰なのか。
天照大神は男神か女神か・・
実は、わたしも世界的に見て太陽神が女性と言うのが珍しく、
どちらかというと太陽=男性、月=女性の中で
なぜ、天照大神は女性なんだろう?と、思ったことがあった。
今回の謎解きで、
「あああ・なるほど、そういう解釈もあるかもしれない」と、
納得する部分もあり、面白かった。
さらに、今回はQEDシリーズの最終ということで、
結構、全員集合的な感じなのと、
崇と奈々の関係に決着がついて、
親ではないけど、ほっとしましたww
二人の今後も知りたいので、
スピンオフなどで二人のことがでてくるいいな~と、思いました。
講談社ノベルス
☆☆
長く続いたシリーズが終わってしまうのはちょっとさみしいものがある。
薬剤師、桑原崇と棚旗奈々が
現代に起こった事件を歴史のミステリーとともに謎を解くというシリーズである。
町おこしの為、海風神社の秘宝である鮑真珠「天の雫」をもって上京した神職が
何者かによって殺害される。
さらに、後を追うように一緒に上京していた神職の姉が自殺する。
ジャーナリストの小松崎の元に神山禮子が現れ、
今回の事件の容疑者とされている幼馴染を助けてほしいと話を持ち込んでくる。
小松崎はそこから崇に話を持って行くが、
場所が伊勢と言うことで崇は”伊勢神宮”の謎を解くということを条件に引き受ける。
いつものごとく、現在の事件についてはちょっと微妙ですが、
歴史ミステリーの部分は
神話の根本に踏み込んだ内容で面白かった。
伊勢神宮が本当に祀っているのは誰なのか。
天照大神は男神か女神か・・
実は、わたしも世界的に見て太陽神が女性と言うのが珍しく、
どちらかというと太陽=男性、月=女性の中で
なぜ、天照大神は女性なんだろう?と、思ったことがあった。
今回の謎解きで、
「あああ・なるほど、そういう解釈もあるかもしれない」と、
納得する部分もあり、面白かった。
さらに、今回はQEDシリーズの最終ということで、
結構、全員集合的な感じなのと、
崇と奈々の関係に決着がついて、
親ではないけど、ほっとしましたww
二人の今後も知りたいので、
スピンオフなどで二人のことがでてくるいいな~と、思いました。
これものちほど「ぽち」りたいので、
最後はどういう結論になったのか、秘密のまま取っておきたいのですが、こんな話を思い出しました。
語学にも堪能なぶーくんさんなら基本の基として御存じでしょうけれど、「花」という名詞はドイツ語でもフランス語でも女性名詞なんですね。でも、イタリア語は違う。男性名詞なんです。なぜかというと、「男が」女にあげるから。ちょっとした視点が変わるだけでなんだか大きく見方が変わるような気がしました。
当たりハズレがありましたよねw
基本的に、現在の事件の謎はスルーするようにしてましたよww
カンナシリーズがはずれっぱなしですが・・
私は、語学は全くダメなんですよ
日本語以外はまったくわかりません(英語も含めてww)
「花」の話も初めて聞きました。
面白い話ですね、お国柄もあるんでしょうかねw