2010年
新潮社
☆☆
Book3に入ってから、物語は
天吾
青豆
そして、牛河の3人の話になる。
天吾は眠り続けている父のものとへ行く、
そしてふかえりは天吾の部屋に留まるが、
天吾の留守中にNHKの集金人と告げるものがドアの前に現れる。
青豆は自分の中に新しい命が宿ったことに気付く、
青豆はその小さなものは天吾の子だと確信する。
そして、天吾と会うために毎日公園を見続ける青豆の部屋のドアの前に
NHKの集金人と告げるものがあらわれる。
牛河は教団の依頼により青豆の行方を探すが、
その過程で、天吾と青豆のつながりに気付き、天吾の住むマンションに潜伏する。
そして、その部屋にもNHKの集金人と告げるものがあらわれる。
天吾が留守の間にあらわれたというNHKの集金人を自分の”父”ではないかと考える。
そして、この集金人がおとずれるあいてには”二つの月”が見えている。
ある意味、牛河により天吾と青豆の距離が近づいていく、
そして、牛河は役目を終えてリトルピープルがくうきさなぎを作る。
天吾と青豆は1Q84の出口を出ていくが
しかし、その1984の世界は初めの1984とはなにか違う、
その違いは本当に違うのか、違わないのか今はまだわからない。
3冊目にして二人はようやくめぐり合うことができて
ここで終了すれば、究極の純愛小説のようにおもうし、
これで完結するとある意味美しいなともおもうが、
BOOK1が4月ー6月
BOOK2が7月ー9月
BOOK3が10月ー12月
と、いうことはこの先BOOK4の1月ー3月があるということだろうな・・・
さらに、牛河からつくられたさなぎの謎ものこる
高速道路の女性というピースがまだ明確な登場人物としてでていないし、
もどってきた1984がもともといた1984のミラー反転の世界かもしれないという示唆があること、
教団の謎、青豆の中の小さなもの
まだなぞはたくさんのこっているが、
この3巻目で終了でもいいような気がする。
新潮社
☆☆
Book3に入ってから、物語は
天吾
青豆
そして、牛河の3人の話になる。
天吾は眠り続けている父のものとへ行く、
そしてふかえりは天吾の部屋に留まるが、
天吾の留守中にNHKの集金人と告げるものがドアの前に現れる。
青豆は自分の中に新しい命が宿ったことに気付く、
青豆はその小さなものは天吾の子だと確信する。
そして、天吾と会うために毎日公園を見続ける青豆の部屋のドアの前に
NHKの集金人と告げるものがあらわれる。
牛河は教団の依頼により青豆の行方を探すが、
その過程で、天吾と青豆のつながりに気付き、天吾の住むマンションに潜伏する。
そして、その部屋にもNHKの集金人と告げるものがあらわれる。
天吾が留守の間にあらわれたというNHKの集金人を自分の”父”ではないかと考える。
そして、この集金人がおとずれるあいてには”二つの月”が見えている。
ある意味、牛河により天吾と青豆の距離が近づいていく、
そして、牛河は役目を終えてリトルピープルがくうきさなぎを作る。
天吾と青豆は1Q84の出口を出ていくが
しかし、その1984の世界は初めの1984とはなにか違う、
その違いは本当に違うのか、違わないのか今はまだわからない。
3冊目にして二人はようやくめぐり合うことができて
ここで終了すれば、究極の純愛小説のようにおもうし、
これで完結するとある意味美しいなともおもうが、
BOOK1が4月ー6月
BOOK2が7月ー9月
BOOK3が10月ー12月
と、いうことはこの先BOOK4の1月ー3月があるということだろうな・・・
さらに、牛河からつくられたさなぎの謎ものこる
高速道路の女性というピースがまだ明確な登場人物としてでていないし、
もどってきた1984がもともといた1984のミラー反転の世界かもしれないという示唆があること、
教団の謎、青豆の中の小さなもの
まだなぞはたくさんのこっているが、
この3巻目で終了でもいいような気がする。
結末がはっきりしない、続くのか続かないのかわからない、勝手にそれぞれ結末がつけられる、ほ~、こんな考えもあるのか~、などなど。
私自身は興味が持てそうかどうかいまだに?ですが、きっとメンバーの中には好きな人がいると思います。翻訳が出たら推薦します。
必ず集金人が現れる、というところでモーツァルトのオペラ「ドンジョバンニ」を思い出しました。
村上春樹ならではの不思議ワールドで、読む人によってかなり受け止め方とか解釈が変わるようなきがします。
だから、私がスキかどうかは別として、
圧倒的な支持をうける一つの要因なのだと思います。
実際なぞがたくさんで、天吾の出生の秘密とかもそうですが、
集金人は天吾の父(戸籍上)の生霊という考え方があり、1Q84の住人に訪れるという考え方とか、是非ブッククラブで話をしてみてほしいですね。