ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ  藤木 稟

2011年09月12日 | 藤木 稟
2011年
角川ホラー文庫
☆☆


バチカンの神父、平賀とロベルトの奇跡調査シリーズの第四弾である。

今回の奇跡調査の依頼は
ルノア共和国にあるラプロ・ホラの司祭アントニウスは
奇跡の治癒力で人々の病を癒し、自らも一度死んで蘇ったという。
この奇跡により司祭アントニウスを聖人申請を申し込んできたのだ。

二人が現地についてすぐ
アントニウス司祭は川の”上”を歩いて平賀たちを出迎え、
平賀とロベルトはともに川の”上”を歩いて教会に向かった。

さらに、ミサの日にアントニウス司祭は目が見えなかった者の視力を回復した。

アントニウス司祭が射殺された資料を集めて検証するも、
一度死んでから蘇生したとしか結論づけることしかできない状況となる。

そして、平賀がサタニストにより薬品を噴霧され瀕死の状態で発見され、
息を引き取るが、そこへアントニウス司祭がやってきて
平賀を蘇生させる。

平賀もロベルトも今回は奇跡申請を認めざるを得ない状況となったが・・

残り3分の1になったところで、
二人が違和感を感じで再始動を始めるが
ドラマで言うと、一気にアップテンポの曲に代わって捜査が動き出すような感じである。

しかし、今回は
二人とも真相にたどり着くが、敗北する。

今まで読んできて、
このシリーズだと、2作目が一番おもしろいかな・・


バチカン奇跡調査官 藤木 稟

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