ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

QED 河童伝説 高田 崇史

2009年05月04日 | 高田 崇史
2007年
講談社ノベルス




こちらは、前回の御霊将門の続編のようなつくりになっている。

製薬会社に勤めている安岡良一の弟が、手首を切り落とされて殺害されていた。
殺害現場は良一の弟昭一がストーカーをしていた神山禮子が住んでいるマンションのちかくで、そこの川には河童が住んでいるとう。

奈々たちは、前回の続きで将門にゆかりの相馬野馬追祭りに出かけていた。
しかし、寝坊をしたタタルは寝坊した上に乗り越しまでして
一人、河童の里、遠野に来ていた。

新薬「キノロックス」をめぐるミステリと
河童に隠されたミステリをといていく。

さすがに、このあたりは作者も息切れしてきたのか
もともと事件のミステリはうなるものはないが、
歴史ミステリパートもちょっと微妙になってきた。

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