久しぶりの再会。
御堂筋のイルミネーションは区域によって色が分かれています。
船場はゴールド。
淀屋橋のブルーから船場のゴールドを追いかけるうち、あの人を思い出し、訪ねてみました。
この地で客死した松尾芭蕉です。
師走に入って一段と数を増した車の喧噪の真ん中に、芭蕉碑は、依然と変わらずひっそりと佇んでいました。
きらびやかなイルミネーションの光もここまでは届かないようです。
「年暮ぬ 笠きて草鞋 はきながら」 芭蕉
景色は違っても、感慨は同じですね。誰の上にも平等に年は暮れていきます。