ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

なにわのボキャブラリー ~天神橋筋商店街~

2016-02-13 22:35:21 | 大阪

魚に「ばばあ」って・・・。

 

大阪天満宮の参道にもなっている天神橋筋商店街は日本一長い商店街なんだそうです(なんと2.6km!)

店は多いし道幅は広いし、とにかく活気があります。有名な中村屋のコロッケは平日の午後でも長蛇の列でした。

とりあえず長い。

お祭り好きな浪花のあきんどは1個じゃ物足りないらしく、とりあえず並べるのが好きみたいです。

人形も並んでます。

大阪っぽいもの(笑)を売るお店で。

 

『いけず』とか『あんじょう』とか、関西弁は勢いと愛嬌を感じますね。

先日ご紹介した『やってみなはれ、みとくんなはれ』の中でこてこての大阪人の集まりサントリー東京支社に「現地採用」で入社した山口瞳が、

「これ、ほかしといて」

と言われて、後生大事に自分の机の引き出しに「保管した」という話が出てくるのですが、これはもう、東京に住んだことのある関西人なら、大いに共感するエピソードです。関西じゃない方のために一応説明しておきますと、「ほかす」とは「捨てる」という方言です。廃棄して処分、みたいな感じでしょうか。

私も、東京に住んでいた頃、ちょいちょい経験しました。

私 「これ、なおしといて」

友人A 「ん? どこが間違ってるの?」

私 「いや、えーと、片づけてください」

 

私 「ああ、それ、ほらんとって!」

友人B 「掘る??(とスコップで地面を掘る真似)」

私 「・・・」

 

「しんどい」(疲れた)も通じなかったですね。「あかーん」は大丈夫でした

あと、意味がどうとかじゃなくて、当時の上司にバカ受けしてたのが

「マクドで茶しばく」

東京の人は「マック」だし、お茶はシバかないそうです

(余談ですが、テニスプレーヤーの錦織圭選手がブログで「球をもっとシバかねば なりません」と書いているのを読んで、一気に親近感が湧きました。彼は島根出身ですが、西の人はいろいろシバくようです。)

今は、安心してどの言葉も使えますが(笑)、それにしても一枚目の写真、「ばばあ」という名前の魚がいるのは衝撃です。

これは西日本特有のものなのでしょうか。それとも私が知らないだけで全国的に知られている魚なのでしょうか???

そもそも、何がどう「ばばあ」なのかわからなかったので、ご存じの方、教えてください!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする