『大盃』。名前通りのゴージャスさです。
2月に入り、梅の開花情報があちこちで聞かれるようになりましたね。去年、梅は一度しか撮ってないので、早速行ってきました。場所は西宮市の甲東梅林。閑静な住宅街の一角にあります。
明治17年(1884)に貿易商であった芝川又右衛門氏がぶどうや桃などの果実栽培と同時に、桜や楓、梅などを植栽したのが始まりだそうで、移転などを経て、平成9年(1997)に公園として整備され現在に至っています。ちなみに又右衛門氏の息子である又四郎は、大阪・船場にある芝川ビルを建てた人で、竹鶴政孝と親交があり(政孝家の家主だった)ニッカ創業時には出資者の一人として名を連ねています。
『白難波』
早咲きの梅は結構咲いていましたが、全体としては3割ほど。それでも休日とあってか、なかなかの賑わいでした。
花をつけていないと、枝ぶりがよくわかります。
とはいえ、花がついていたほうが断然絵になります。
アマチュアカメラマンも多数。
『黒梅』。花は茜っぽい赤です。
ひな祭りに似合いそうな『藤牡丹枝垂れ』。
もとが果樹栽培と一緒に始められせいか、『南高』など、実梅の木も多かったですが、どれも遅咲きらしくまだ咲いていませんでした。樹齢100年ほどの古木もまだ蕾で、ちょっと残念でした。実梅といっても受粉なんかしないだろうから実はならないでしょうけど、花を見たかったです。
満開が見たい!
花の姿が見える前からいい香りが漂ってきて、こんな道を毎日通れる地元の方が羨ましいです
梅は花もいいですが、やっぱり匂いですよね! 梅の香に一足早い春を感じた日でした
梅をバックに仲良く記念撮影。