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アリノトウグサ・5~草もみじ

 五反田谷戸の日当たりの良い斜面に生えている「アリノトウグサ(蟻の塔草)」。アリノトウグサ科アリノトウグサ属の多年草で草丈は15~20センチ。夏に2~3ミリの花を咲かせ果実も長さ1ミリほどで小さい。下部の葉は長さ8~9ミリで対生し上部に行くほど小さくなる。周りの草が枯れ色になっている中で小さな草もみじを見せていた。
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オオフサモ・1~万松寺谷戸

 アリノトウグサ科フサモ属の「オオフサモ(大房藻)」。原産地はアマゾン川で、湖沼や河川などに生育する多年性の抽水植物。大正時代に日本に持ち込まれ観賞用や河川の復元事業用などに利用されたが、繁殖力が強く各地に逸出して“日本の侵略的外来種100”に指定されている。雌雄異株だがほとんどの株は雌株のようだ。花期は6月で葉腋に小さな花を付けるが花は結実せず匍匐茎を伸ばして増え、また切れた茎からも再生して繁殖する。これは万松寺谷戸のもの。
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ニガクリタケ・2~奥高尾

 奥高尾の山道で見つけたキノコ。これはモエギタケ科クリタケ属の「ニガクリタケ(苦栗茸)」だろう。先日、奈良ばい谷戸で見たところだが、ごく普通に見られる。加熱すると苦味は消えるようだが、毒性は消えないので決して口にしてはいけない。
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