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リンドウ・4~開花

 リンドウ科リンドウ属の「リンドウ(竜胆)」。関東地方以西に分布する多年草で草丈は20~50センチ。大株になると1メートル近くにもなる。花期は10~11月で釣鐘状の花を上向きに咲かせる。花冠は先端で大きく5裂し、裂片と裂片の間に三角形の副片(付属片)がある。これは奥高尾“大平林道”のもの。
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ヤマウルシ・1~黄葉

 今日は西高東低の気圧配置になり、東京は快晴で3年振りに“木枯らし1号”が吹いた。“木枯らし1号”の発表があるのは東京地方と近畿地方だけで、東京では10月半ばから11月末までの間に吹く風速8メートル以上の北寄りの風をいう。
 写真は奥高尾“もみじ平南巻き道”で鮮やかに黄葉している「ヤマウルシ(山漆)」。ウルシ科ツタウルシ属の落葉高木で、赤く色付くものもあれば黄色くなるものもある。ヤマウルシは日本全国の山地に生育する落葉低木で雌雄異株。写真の株は樹高は4~5メートルで雌株。
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ハクサンボク

 堀之内そらみの森緑地の野原に植栽されている「ハクサンボク(白山木)」。ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の常緑小高木で、4~5月にガマズミのような白い小さな花を咲かせ、果実は秋に赤く稔る。ここは時々通る道だが、春に白い花を見た時はガマズミだと思い込んで素通りしていた。ところが公園管理者からこれは常緑のハクサンボクと聞き改めて確認してみると、確かに葉には常緑らしい艶がある。ハクサンボクは九州地方や伊豆諸島などが原産だが、“白山”の名前は、石川県の白山原産だと誤認されたことに依るという。一旦決まった名前は訂正できないようだ。
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