松木日向緑地の林内に生えている「コクラン(黒蘭)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で、夏に咲く花が暗紫色をしているために名付けられている。その葉は常緑で夏よりも冬のほうが見つけ易い。2ヶ月前はまだ若い緑色の果実だったが、この日は良い色に熟していた。葉身は7~8センチで草丈は10~12センチ。果実の長さは1.5センチほどある。ここは我が家から直線距離でわずか350メートルほどの雑木林の中だが、ここで長く生き延びてくれると嬉しい。
高尾山“2号路”で見つけた「ヤマホオズキ(山酸漿)」。ナス科ナス属の多年草で山地のやや湿った場所に生育する。花期は8~9月で、花後の萼片はホオズキのように赤くならない。まだその花を見たことが無いので、来年は花期に探してみよう。